2/26 東海CX第7戦 ワイルドネイチャープラザ

東海CX最終戦 ワイルドネイチャープラザに参戦。砂地獄に翻弄されながらもトップでゴール。
関西CX和歌山、四国CXさぬきに続く3連勝でシーズンを締めくくった。
DSC_5843.jpg
Photo まっちくん


2/26 東海CX第7戦 ワイルドネイチャープラザ
1位/36名(8周回 1:00:10 順位2% フルラップ完走29名)
リザルト
Shin 服部製作所 スチールCX SUKUMIZU MACHINE WORKS 「鉄号」
前輪: FORMOSA 38mm / GRIFO TEAM / 1.7bar
後輪: PAX CT38W / CHICANE / 1.8bar


土曜の朝、何気なく屈んだ時に背中をギックリやってしまい、お年寄りに混ざってヨボヨボと整骨院に行くことから一日がスタート。
その後軽く走ってみたものの、痛みに備えて体がこわばってしまう状態で、レースペースでの走りはちょっと無理。
一晩寝た日曜の朝も痛みが残っており、出場するかDNSかギリギリまで悩んだものの、痛み止め飲んで二度寝したら痛みが引いたので、とりあえず試走して様子を見ようと思い出発。
無理は承知だが、AJOCC最終戦だし走りたかった。
11時頃に会場入り。うっかり受付を済ませて、うっかりジャージにゼッケンをつけてしまう。
毎回難儀する肩ゼッケンは、ジャージの袖に足を通すというライフハックを実践してみたら、なるほど確かにつけやすかった。
今回のWNPは逆周回。コースの乗車率は上がったが、単純に簡単になったというわけでもなく、
轍をトレースするテクニックや乗車・降車の判断など、体力だけではなく技術や経験も求められるコースレイアウトになったと思う。
試走中、砂のコーナーで後輪が流れ、そのままぐいぐいペダルを踏み込んだら急にグリップが回復してハイサイド。ロデオのごとく地面に叩きつけられる。地面が柔らかかったので怪我はなかったが、ちょうど1年前におろしたメットにヒビが…
空気圧はいつもより0.2低めのFR1.7barに設定していたが、林間セクションのコーナーでヨレるため、後輪のみ1.8barに。


レースは1列目スタート。混乱必至の1コーナーには、両輪スライドさせながら3番手で飛び込み、岩田さん、山中さんと先頭パックを形成。
しかし、山中さんと岩田さんが競り合うハイペースについていけない。
脚が重いとか息が苦しいとかではなく、体幹が使えておらず全身の動きが噛み合っていない感じ。
体を痛めている今のコンディションで追うのは厳しいと判断して見送る。
DSC_2850
Photo Kikuzo
単独3位、マイペースで走り始め、一時は30秒ほどの大差が開く。
この時、7分30秒台で周回する僕に対して、先頭パックは7分0秒台を叩き出していたらしい。
岩田さんと山中さんは激しい千切り合いで大いに盛り上がっていたが、3周目あたりからペースダウン。開いていった差が逆に埋まり始める。
DSC_2919
こちらも調子が戻ってきたのでペースアップ。砂区間でタイムを稼ぐ。
まず山中さんを捕らえ、次いで砂丘の頂上付近で岩田さんを追い抜く。
直後のクランクコーナーで乗車クリアが決まり、ここで岩田さんに対するリードが決定的になった。
bikin!TVにしっかり映ってて嬉しい。
DSC_3343
その後は、チェーン落ちなどもあったがポジションを譲ることはなく、じりじりと差を広げる。
頑張れば簡単にタイムを稼げるが、たやすくオーバーペースに陥る砂のコース。
体幹を使えずラインは外すし、降車の判断も遅れがち。精度が低く無駄の多い乗り方になっていたが、
今のコンディションの限界を見定めて自分のペースを守ったのが功を奏して1位でフィニッシュ。
DSC_3441


関西CX和歌山、四国CXさぬきに続き、3地方のAJOCCレースで3連勝。
東海CXシリーズとしても、愛知牧場に続き2連勝、これでシリーズランキングもジャンプアップし、総合3位を獲得した。
シクロクロスを始めるきっかけになった関西CXに次ぐ、第2のホームである東海CXシリーズでランク入りできて嬉しい。
DSC_4335
東海CX総合リザルト
今季は、競技歴の中で一番飛躍したシーズンだった。
関西CX第3戦りんくうでの2位、マイアミの2位、そしてシーズン終盤の連勝。
シーズンの中で、テクニックやレース運びが上達し、脚を有効に使って勝てる走りができるようになった。
かつてFD師に「勝てる時期が来た時に勝つべき」と言われた事を思い出す。
いずれ、パフォーマンスが衰え、若い選手も力をつけてきて今のように勝てなくなるだろうけど、もうしばらくは、先頭争いを楽しんでいたい。
来シーズンは、今年よりさらに上を目指して戦います。
さて、楽しかったCXシーズンも再来週の関西CXメモリアルクロスを最後にシーズンオフ。
つかの間の休息をはさみ、春からはまたMTBシーズンが始まります。
MTBな人はまた今度。CXだけの人はまた半年後、よろしくお願いします。
撮影、応援、サポートしていただいた皆様、ありがとうございました。