7/23 全日本MTB選手権XCO


気づけばCJシーズンも前半戦が終わり、年に一度の全日本。
今年は春から頻繁にトレイルに通ってそれなりに乗れるようになった気もしていたが、セミウエットの路面に手も足も出ず。
序盤のミスで大幅に順位を落とし、悔しい結果となった。


7/23 全日本MTB選手権XCO 富士見 エリート
32位/81名(6周回 -2Laps フルラップ完走27名)
リザルト
Specialized S-WORKS EPIC 29 World Cup
前輪: Crossmax SL Pro / Schwalbe Rocket Ron 29×2.1 / 1.6bar
後輪: Crossmax SL Pro / Schwalbe Racing Ralph 29×2.1 / 1.6bar
Fサス: SID WC Brain 95mm / 85psi / ブレイン 1段戻し / リバウンド 20段戻し
Rサス: FOX remote Mini Brain / 165psi / ブレイン 1段戻し / リバウンド 4段戻し


土曜日の昼に会場入りして試走。1週間ほど晴天が続いたせいでコースはカラッカラ。
シングルトラックの中でも土埃が舞い上がるほどのドライコンディション。
気温は関西よりはだいぶ涼しいものの、日差しが強く暑い。
コースレイアウトは春富士見から多少変更され、大岩小岩の下りが2分割された。
大岩をUターンして回り込むようなセクションが見た目より難しく、試走で四苦八苦。
目の前で前転したり、岩に引っ掛けてスポークを飛ばしたり、不幸にもフレームを折る人まで…
あまりにもリスキーなので、ここは攻めず安全第一で行くことに。
暑かったので試走は2周+反復練習にとどめた。
日曜日もこのままのコンディションかと思いきや、4時頃から凄まじい夕立。叩きつけるような雨が1時間ほど降り続けた。
その後も降ったり止んだりという天気で、レース当日も試走終了時くらいから小雨が降り始める。
タイヤ選択に悩んだが、ベチャベチャの泥にはならない程度だし、いつも通りで行くことに。


男子エリートは14時半にスタート。今シーズンは朽木、勢和多気、富士見、白山一里野と出場したので33番ゼッケン。
ゼッケン番号よりは上の順位を狙おうと低めの目標。
春富士見ではスタートダッシュで頑張りすぎてタレたので、今回は周囲の状況を見ながら、心拍が上がるまでは抑える作戦。
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Photo 出羽さん
フィードゾーン前を過ぎて、雨で滑りやすくなったロックガーデンに進入。この密集状態で乗車で行ったのは判断ミス。斜め前の選手がよろけてこちら側に倒れてきたのに気を取られてバランスを崩しストップ。
タイムロスは軽微だが、気持ちに焦りが生まれる。
ここから駐車場まで下り、再びゲレンデのフィードゾーンを通るまではコース幅が狭く追い抜きが難しいセクション。
登りのペースが遅い選手に塞がれて、数名のパックで我慢を強いられる。
ようやく道が開け、ラインを変えて抜きにかかったところ、土のコーナーでスリップダウン。
幸いダメージは少なかったもののさらにリズムが崩れる。
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大岩Uターンは岩や根っこがそこらじゅう滑るうえ登り返しも難しいので、一貫して降車。
そこからの登りではまた前が詰まる…
登りも下りも思うように走れない焦りと、湿り気を帯びた路面。何も起きないはずはなく、シングルトラックの進入でフロントを滑らせてコースアウト。
土手を転がったうえ、ネットにバイクが引っかかった。後続の選手は次々飛び込んでくるし、復帰にだいぶ手間取る。
入り口のマーシャルも気付いてないみたいで、多少強引に復帰。すみません…
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ポジションは大幅に後退し50位くらい。ようやく2周目に突入。
流石に落ち着いたのか、ここからは自分のペースを取り戻す。
選手もだいぶばらけたので、順調に順位を戻していく。
補給はCCDドリンクと、2周目後半と4周目前半にジェル。あとはニュートラルの掛水。
湿度は高いが気温は低く、登りもよく踏めている。これ以上ミスはできないので、下りはいつもよりさらに抑えて走る。
最終的に32位まで上がり、なんとか目標を達成してプルアウト。


今回は3度目のMTB全日本。初年度の順位は48位/86名で上位56%。昨年は32位/72名で44%。そして今回は32位/81名で40%だった。順位的には横ばい。
テクニック不足が露呈する苦手なコンディションとはいえ、終始安定した走りができていれば、完走も不可能ではなかったはず。
今回の反省点は、とにかく1周目の走りに尽きる。前の選手をパスできなくても、冷静にミスなく走れていれば2周目のホームストレートで一気に順位を上げられたはず。
技術的にも、急な下りやハイスピードな場所に弱いので、短いホームトレイルだけじゃなくてもっといろんな山で練習しないといけないなぁ。
あと、うすうす感じていたがハンドル幅が広すぎるかも。
メリットよりも、林間セクションでハンドルエンド引っ掛けたり、ラインが狭くなるネガのほうが目立つ。
全日本が終わって、MTBシーズンは夏休み。後半戦はどれに出場するかまだ決めてませんが、夏の間に腕を磨こうと思います。
応援・撮影・サポートしていただいた皆様、ありがとうございました。