8/12 CJ-U白馬

蒸し暑い天気だった白馬。1周目のオーバーペースが祟って2周目に失速したものの持ち直す。
掛水やペーシングで常に熱の管理を心がけ、暑い中でもパフォーマンスを維持できたので後半順位を上げることができた。
まぁしかし、作戦は悪くなかったが2周目のロスが響いて切られてしまったのであった。


8/12 CJ-U白馬 エリート
29位/51名(6周回 -2Laps フルラップ完走16名)
リザルト
Specialized S-WORKS EPIC 29 World Cup
前輪: Crossmax SL Pro / Schwalbe Racing Ralph 29×2.1 / 1.6bar
後輪: Crossmax SL Pro / MAXXIS ASPEN 29×2.1 / 1.6bar
Fサス: SID WC Brain 95mm / 85psi / ブレイン 1段戻し / リバウンド 20段戻し
Rサス: FOX remote Mini Brain / 165psi / ブレイン 1段戻し / リバウンド 4段戻し


会場には土曜入り。今年の白馬はお盆にかぶったので、行きが渋滞でなかなか進まない。
昼頃には会場つくはずが、結局試走終了ギリギリに到着して、この日は走れず。
ただ、当日朝の試走時間は限られているので、コースウォークをして路面の様子などを確かめておく。
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レース当日はいつもより早めに会場入りして、試走開始時間までに準備を済ませておく。
疲れてよく寝たので体調も悪くないが、暑い。
信州はどこも涼しいというイメージを持っているが、気温自体は大阪よりマシなものの、湿度が高めの蒸し暑い天気だった。
試走は1周+α程度。路面はしっとり~ドライの走りやすいコンディション。ダートやハードパックも多いので、ドライ向けのタイヤが活きる。
アップ中に三本ローラーが割れたりしたけど、水浴びしてからスタートへ。


エリートに上がったばかりなので、後方からスタート。
スタート後にポジションを上げるのは得意なほうだが、今日はコース幅の狭さや周囲の動きが気になって、うまく前に上がれない。
絡んで転ぶと大打撃なので、上りで速度が落ちるまでは我慢。
ダートの上りでだいぶ抜いたが、それでもシングルトラックで渋滞。
ペースの上げ下げが激しくてつらい。少々アップ不足な気もする。時間ギリギリにローラー回してて割れたから仕方ないけど。
結局、1周目のハイペースが響いて、2周目に失速。足に力が入らなくなって、レースをリタイアしようかとすら思い始める。
このままラップタイムがずるずる落ちていったら降りようと思ったが、3周目に持ち直した。
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Photo Sumpu
今回、キモになると思っていたのは熱の管理。日差しが強いうえ気温も湿度も高いため、掛け水で体を冷やし続けるのが肝要。
フィードはスタート後のダート上り序盤と、橋の上の滑りやすい砂利のUターン。ニュートラルはグラウンド外周路沿い。
1周のラップタイムが約16分として、
 ダート上りフィード ~ 橋の上フィード:11分
 橋の上 ~ ニュートラル:4分
 ニュートラル ~ ダート上りフィード:1分
といったところ
橋の上のフィードは誰も使っていなかったが、ここで水を取り続けたのがレース中盤以降のアドバンテージになった。
ヘアピンに進入しつつ左手でボトルを受け取り。片手でボトルを持ちながらUターンして、水をかぶる。
1周目はぶっつけ本番だったので抑えたが、それでも橋に入ってから出るまで7.6秒。山本幸平やトッキーは6.8秒、上位選手はだいたい7秒程度だった。
体が冷えるとモリモリ踏めるようになるので、ロスはこの後の上りで簡単に取り返せた。
2周目以降は、普段のフィードとほぼ変わらない程度のタイムロスだったと思う。

5分50秒ごろ Video 佐藤さん
ニュートラルフィードゾーンは長かったので、掛水を3回。
1周回でボトル6本(上りで2、橋で1、ニュートラルで3)取った選手は僕の他にいないのでは…
体を冷やし続けてパフォーマンスを保てたので、みんな暑さでタレてくる一方、僕はペースを維持して上りでポジションを上げていくことができた。
周囲の選手と抜きつ抜かれつ…といった展開が多かったが、駆け引きというよりは、暑さと戦っていた感じ。
4周目終了時に、予想より早めのタイミングでの足切り。29位という結果だった。
もう一周走るつもりでペーシングしてたのでやや不完全燃焼感もあるが、まぁいいか…
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アップ不足もあって序盤は良くなかったが、途中からは大きなミスもなく、堅実に走れたと思う。
掛水の重要性を認識しレースに役立てたという点では、レースレポートのネタとしても非常に良かった。
さて、今季のCJ参戦はこれで終わり。振り返れば、今年は朽木、春富士見、全日本、白馬の4戦しか走らなかったが、
エリートに復帰できたし全日本も完走できたし、内容は悪くなかったように思う。
技術面でも、まぁ人並み程度には下れるようになってきた実感がある。
夏が終わるといよいよシクロクロス。
短いオフを挟んで、2ヶ月後のシーズン開幕を見据えていこうと思う。
応援・撮影・サポートしていただた皆様、ありがとうございました。
MTBオンリーな方はまた来年、CXな方はまた秋から、よろしくお願いします。