10/28 関西CX第1戦 紀の川

関西CX開幕戦は和歌山の紀の川。先頭パックで走って結果は2位。
広島JCX、富士山JCXと2週連続で思うように走れず、嫌な流れの中でシーズンインとなったが、
全日試走にいった甲斐もあって、なんとか復調といったところか。
あと一歩で勝ちを引き寄せられなかったが好感触を掴めた。


10/28 関西CX第1戦 紀の川
2位/43名(12周回 +0:25 順位4% フルラップ完走32名)
リザルト
PAX PROJECT CX-DISC SUKUMIZU MACHINE WORKS 「プラ号」
前輪: Prime RP-38 / CHALLENGE GRIFO / 1.8bar
後輪: Prime RP-38 / TUFO PRIMUS 32 / 1.7bar
Shin 服部製作所 スチールCX SUKUMIZU MACHINE WORKS 「鉄号」
前輪: TNI CX22 / CHALLENGE CHICANE / 1.9bar
後輪: PAX CT38W / TUFO PRIMUS 33 SG / 1.8bar


先々週は広島、先週は富士山にJCX遠征に行ったものの、
走り方、曲がり方、ペース配分まですべてがガタガタでリザルトも振るわなかった。
8~9月にあまり練習できなかったので10月は意識的に乗るように努めてたが、
練習不足なのか、それとも急に練習量を増やしたせいなのかすら判断がつかない状態。
夏場はCJに参戦していたので、体力や脚力は大きく衰えていないだろうと考えることにして、
少しでも感覚を取り戻そうと、前日試走でじっくり攻略。
シクロクロスの踏み方、強度の上げ方を思い出しつつ、ポジション微調整やセッティングも済ませた。
今年から、当日の試走時間は昼の30分+αになったが、前日試走のおかげで昼試走の時間はコンディションチェックに集中できた。


レースは12時20分から。昨年度チャンピオンなのでゼッケン1番。最初にコールされ、最前列でスタート。
20181028-007
Photo 田辺さん
序盤から村田さんと二人で抜け出し、パックに。
少し開けて3番手が見えたが、ここで人数を絞り込もうと1周目からペースアップ。
目論見通り2名パックで完全に抜け出すことに成功した。
しかし、トップ2名体制を築くため序盤飛ばしたせいで、レースは12周回に。
自分のしでかした事を後悔しながら周回を重ねる。
20181028-187
3番手は若干入れ替わったりしつつも、差は15秒、20秒と開き、レース中盤には最大で40秒くらいまで離れた。
ひとまず後ろのことは考えず、優勝争いに集中。
さりげなく先頭交代して脚を温存しつつ、時折コーナー立ち上がりで踏んでみるが、差はつかない。
20181028-181
残り3周、脚がつりはじめる。ごまかしながら走るが、けっこうギリギリ。
村田さんもやや姿勢が崩れてきてるので、ここは我慢。
そして最終周回、村田さんが毎周回ペースアップしていたシケイン手前で仕掛けてくるのはわかってたのに、足が動かず遅れる。
3秒くらい開いた差を埋めようと追うが、車間は縮まらず、しかも前輪を打ってパンク。
ピットが近かったので大きなロスにはならなかったが、先頭争いからは完全に脱落した。
バイク交換後は鬼気迫る勢いで追い上げる3番手の藤川さんがチラチラ見えて恐怖だったが、単独2位でフィニッシュ。


今日の結果は、嬉しさ半分、悔しさ半分といったところ。
先頭に立って、キッチリ追い込んで勝負できたところは良かったが、勝てるレースを落としたのはやはり悔しい。
僕も村田さんも関西クロスシリーズ本戦での優勝経験は無く、今回はお互いの初優勝を賭けたレースだった。
そんな中、ラスト半周、いよいよ勝負という場面で脱落してしまったのは我ながら不甲斐ない。
まぁでも、先週までの不調から一転して満足いく走りができたので、また来週頑張ろう。
ひとつ嬉しかったのは、今季も変わらず、村田さんが良きライバルでいてくれること。
もうひとつは、しばらくレースを離れていた優大が、少々長いオフの間にトレーニングを怠っていなかったこと。
ここぞという所で勝つ広大や、今年は速さに磨きがかかっている藤川さんやIT技術者、目立たないけどいつもシングルリザルトで着々とポイントを積むクボシンもいるし、今季も楽しいシーズンが過ごせそう。
撮影・応援・サポートしていただいた皆様、ありがとうございました。