6/30 CJ-1富士見

6/30 CJ-1富士見


6/30 Coupe de Japon CJ-1富士見 エリート
22位/50名(5周回 -1Lap フルラップ完走16名)
リザルト
Specialized S-WORKS EPIC 29 World Cup
前輪: Stans notubes Crest / MAXXIS BEAVER 29×2.0 / 1.5bar
後輪: Stans notubes Arch / BONTRAGER XR MUD 2.0 / 1.5bar
Fサス: SID WC Brain 95mm / 85psi / ブレイン 1段戻し / リバウンド 15段戻し
Rサス: FOX remote Mini Brain / 165psi / ブレイン 1段戻し / リバウンド 3段戻し
会場についてみると小雨。富士見のレースは毎年出ているが、いつも好転に恵まれていたので、泥コンディションは初。
雨の中走るのはあまり気が進まないが、シビアコンディションなら尚更試走しないわけにはいかないので、渋々走り出す。
このときはまだコースは荒れていなかったが、岩や根っこを踏むと途端に滑るので、いつもの富士見とはだいぶ感覚が違う。
最初は慎重に走り、コースに慣れるとともに徐々にペースを上げていく。
土が固められたバームセクションをちょっと攻めてみたら、路面がツルツルに磨かれていて後輪が一気に滑り、岩に引っかかってバイクから投げ出された。
幸いかすり傷だったが、ホイールのリムが歪んでご臨終。明日はさらに荒れたコンディションが予想される。無事にレースを走りきれるかどうか…
翌朝、宿で目が覚めると外は本降りの雨。
午前中のレースでは知り合いのサポートのため、コース上のフィードゾーンで飲み物や水を渡したりしていたが、水分を含んだ土がタイヤにこねられ、粘り気のある泥になってフレームに詰まるトラブルが続出。
ホイールが回らなくなってしまって、止まって泥をかき出す選手がそこら中にいた。
私が出場するエリートカテゴリのレースは午後から。タイヤは前後ともマッドタイヤ。高いノブが柔らかい路面にしっかり突き刺さる。
レースは2時前から。雨は小ぶりで、いくぶんか気は楽。
スタート直後、付近で落車があり、その影響でほぼ最後尾からの追い上げ。
スキー場のゲレンデをつづら折れに上る区間でできるだけ前に上がり、シングルトラックの下りでは前についていく。
泥づまりが気がかりだったが、路面の水分はさらに多くなり、ヌタヌタの泥になっていた。
ここまで水分量が多いと詰まりにくいが、今度はタイヤが滑るし、路面も掘れて、昨日の試走とは地形が変わってしまっている。
試走では乗っていけた大岩下りも、泥がついていて猛烈に滑る。
怖いなーと思っていたところ、真っ逆さまに墜落した人を見て、乗車クリアは断念した。
オフィシャルフィードゾーンではコース脇からボトルに入った水を渡してもらえ、
普段は飲んだり、体に掛水をするのだが、今回は飲むのもそこそこにフレームに噴射し泥を流す。
詰まりにくい泥になったとはいえ、リスクは回避しておきたい。
レースは5周回の設定だったが、先頭からラップタイムの80%以上遅れたため、4周で足切り。
レース中はコースを転ばず走るのに精一杯で、いつものように順位を考える余裕はなかった。
後でリザルトを確認してみると、50人出走したうち22位と、まぁまぁ悪くはない結果。
レース後は洗車場で体とバイクを洗いながら知り合いと談笑。
滑って転ぶのは当然として、泥が目に入ったり、ディレイラーがもげたり、誰にとっても過酷なレースだったようだ。
最後に、雨の中、フィードサポート、撮影、応援していただいた皆様、ありがとうございました。