ZWIFT用テーブル自作(ハンドルマウント)

4月の緊急事態宣言以降、実走メインだったトレーニングがすっかりZWIFTになってしまった。
インドアトレーニングは雨でも夜でも思い立ったらすぐに乗れるし、短時間でも密度の濃い練習ができる。
エアコンとか扇風機、汗拭き用タオルの準備とか、快適にこなすためのノウハウもある程度溜まってきたが、その中で気に入っているもののひとつ、DIYで作ったハンドルテーブルを紹介する。

ハンドルにテーブルを固定して手元でZwiftコンパニオンの操作が可能

ハンドルテーブル自作

バイクのすぐ脇にツールチェストがあって、そこにワイヤレスマウスやエアコンのリモコンを置いているが、Zwiftコンパニオンやビデオチャットを起動したスマホを置く場所がほしかったのでハンドルテーブルを自作した。
視線移動が少なく、かつ汗が垂れにくいようになるべく前方に取り付けるようにした。

材料と工作

基本的に廃材利用。この他、金鋸やドリル、鉄工ヤスリといった工具も別に必要。
ステーとなるアルミ板は力がかかるので、なるべく分厚いほうが良い。
テーブル天板となる鉄板は、余り物のミニ工具箱のフタ。

作り方は見ての通り、適当に穴を開けてネジで固定するだけ。どちらかというと、自分の使いやすい位置になるよう設計する手間のほうがかかった。

完成してから気づいた難点は、ミノウラのクランプの固定力がやや不足していること。
重いタブレットを置いた状態でもがいたりすると徐々に下がってくるので、ガーミンのアウトフロントマウントを支えにして対策している。

お辞儀しないよう、裏からGarminアウトフロントマウントで補強している

使い勝手

Zwiftコンパニオンを起動したスマホを置いたり、仲間とビデオチャットしながらミートアップで一緒にワークアウトを行ったり。
一度取り付けたら外すことが考えられないくら快適で、テーブルの取り付けに伴ってロードバイクがZwift専用になってしまった。

コンパニオン用、ビデオチャット用…と各アプリ専用にスマホを用意

マイクロソフトのメディアキーボードもなんとか置け、これだけでマウス操作もチャットも可能だが、ペダリングしながらだとたいへん操作しにくい。
防滴とはいえ汗が垂れるのも気になるので、結局はZwiftコンパニオンを起動したスマホで操作するスタイルに落ち着いた。

少しはみ出るが、ワイヤレスキーボードも設置可能

自作ゆえに造りがイマイチな部分もあるが、Saris H3スマートローラーとあわせて、快適にインドアトレーニングに取り組むには欠かせないモノになっている。

現在のZWIFTトレーニング環境