【レビュー】PB SWISS インサイダー ビット差替ドライバー

柄の中にビットを8本収納できるビット差し替えドライバー。ビットはマグネットで保持され、PBおなじみの臭いグリップは握りやすい。

評価 ★★★☆☆

価格 3800円

長所 -Pros-

  • 各種ドライバービットをまとめておける
  • マグネットホルダー部がスリム

短所 -Cons-

  • グリップが臭い
  • 付属ビットのラインナップに不満

ビットドライバー

ビットドライバーは、ビットと呼ばれる先端部分のみ交換することで、様々なねじ、ボルトに対応できるドライバー。

ビット先端形状は、プラス・マイナスドライバーをはじめ、六角、トルクスなど、一通り揃っている。また、2面幅6.35mmの六角ビットは共通規格で、メーカーを問わず互換性がある。

ビットドライバーのメリットは、ねじの種類だけドライバーを用意しなくて良いこと。ビットハンドルはひとつあれば差し替えで対応できるためかさばらない。今回レビューするPBのインサイダーは、柄の中に交換用ビットを最大8本収納できるようになっており携帯に便利。できるだけコンパクトにまとめたいレース遠征用工具として購入した。

購入にあたり、軸が伸びる構造のWera製品と迷ったが、柄がスリムなPB インサイダーに決定。

ビットハンドル

さて、ビットハンドル本体はPBのドライバー伝統のマルチクラフトグリップ。硬質のプラスチックで丈夫。形状も秀逸で握りやすいが、重大な欠点がある。

それはニオイ。PBのマルチクラフトドライバーといえばウンコ臭。工具箱を開けると鼻孔をくすぐるウンコ臭。

散々ネタにされてきたのでさすがにPB SWISS社も改善した。

その方法がやっつけ仕事もいいことで、なんとバニラの香り上書きしただけ。結果、バニラウンコ臭がする。勘弁してくれ…

臭いはともかく、グリップは非常に握りやすい。そりゃ臭くてもみんな使うわ。

先端のホルダー部分にビットを近づけると、マグネットでスチャッと吸い付く。引っ張れば取れるが、不意に外れる心配はなさそう。ビットには若干のガタはあるが、差し替え工具では仕方のないこと。実用上は問題ない。

また、ドライバーのお尻の部分はネジになっていて、ここを緩めると収納されたビットが取り出せる。

付属ビット

PB SWISS謹製のナノコートビットが8個付属する。見た目が綺麗で精度も高い。単品で買うと1個500円以上する高級品。

このビットは、携帯工具のバイクツールにも付属するが、チタンやアルミボルトを傷めないのでライド先でのポジション調整に役立っている。

しかし、(海外製品なので仕方ないが)付属ビットのラインナップがイケてない。

  • プラス PH1、PH2
  • マイナス 2, 3, 4mm
  • トルクス T10, T15, T20

プラスはともかく、マイナスは3種類もいらないし、トルクスを使う機会は殆ど無い。

そこで、トルクスビットを抜いて、空いたスペースに

  • プラス PH0
  • 六角 2.5, 3mm

を追加した。なお、PH0(0番)はメガネの小ネジに使うサイズ。購入時、PBのPH0ビットは高かったので、Weraにした。

まとめ

ビットの価格×本数を考えると実は割安なんだけど、そこそこ値が張るビットドライバー。若干臭うが実用的で、所有欲も満たされる。

工具箱に放り込むのが忍びなくて、家の中で使っているのは内緒。