【レビュー】グラナイトデザイン タロン マスターリンクプライヤー機能付タイヤレバー

チェーンを接続しているミッシングリンクを取り外せるタイヤレバーはいくつか市販されているが、その中でもこれぞと思う製品をオルタナティブバイシクルズ様より頂いたのでレビュー。

評価 ★★★★☆

購入価格 サポート(定価1380円

長所 -Pros-

  • 通常のタイヤレバーと同等のコンパクトさ
  • 整備に常用できる強度と耐久性

短所 -Cons-

  • 全長がやや短く、リンクによっては力が必要
  • タイヤレバーとしての使い勝手は 普通

タイヤレバーと同程度のコンパクトさ

Granite Designは、MTBを中心に、便利な工具やアクセサリー類をラインナップしている。

Talonタイヤレバーはコンパクトさと、ツールとしての強度を兼ね備えた製品で、同種のマスターリンクプライヤー機能付きタイヤレバーと比べるとかなりコンパクトになっている。比較対象としているタイヤレバーは意外と嵩張るためお蔵入りになっていたが、タロンならサドルバッグやツール缶の隙間にも押し込めそう。

繊維入り樹脂と金属部品の使用により小型化に成功している
厚みも全然違う。サドルバッグやツール缶への収まりが違う。

本体には予備のミッシングリンクも収納できる。ちなみに、9~12sのリンク取り外しに対応している。

もちろん、予備リンクも収納可能

普段の整備での常用に耐える強度と耐久性

殆どの場合、携帯工具は専用工具に劣る。この製品も例外ではなく、ペンチ型のマスターリンクプライヤーと比べると作業のしやすさでは劣るものの、先端や軸はステンレス製になっていて、強度と耐久性を高めている。

先端と軸はステンレス製で耐久性を高めている

レバー自体の長さが短いので、ちょっと握力が必要になるが、レバーがたわむ感触は無く力が入りやすい。耐久性も高そうで、普段の整備に使える水準だと感じた。

握力は必要だが、工具がたわむ感触は無い

なお、タイヤレバーとしての使い勝手は普通。ファイバー入りプラスチックなのでビードが硬くてもレバーが負けにくいけど。

マルニやパークツールのタイヤレバーと同等の働きはするので、別途タイヤレバーを用意する必要はない。

チェーン切りも必要

グラナイトデザインのタロンタイヤレバーは携帯性も実用性も高いが、出先でのチェーントラブル時はチェーン切りも必要になる。

携帯用のコンパクトなチェーン切りならなんでもいいんだけど、ここは同ブランドのスタッシュ・チェーンツールをおすすめしておく。

チェーン切りがあれば、出先でチェーンが切れた時、壊れた場所を切ってつなぎ直したり、ディレイラーが壊れたときもシングルスピード化して自走できる状態まで応急修理できる。

2017年に一人で台湾ツーリングに行った時、走り始めて20分でディレイラーをスポークに巻き込んでしまい、しかも予備ハンガーを持っていなかったのだけど、チェーン切りがあったのでシングルスピード化して残りの行程を走りきれた。

2017年の台湾ツーリングで、走り始めて20分でディレイラー巻き込んで自走不能になったことを思い出す…
チェーンを詰めてシングルスピード化。

まとめ:携帯できるマスターリンクプライヤー

グラナイトデザインのタロンタイヤレバーは、タイヤレバーと同等のサイズ感ながら、ミッシングリンク等を取り外すマスターリンクプライヤーとして十分な機能と耐久性を持っている。

普通のタイヤレバーの代わりにサドルバッグやツール缶に忍ばせておけば、出先のトラブル時や整備できっと役立つはず。

白いシリコンバンドは、重ねたレバーをまとめるためのもの。