【レビュー】BarFly4 Mini ~GoPro台座付きガーミンマウント~

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BarFly4 Mini

Garmin Edgeを始め各社サイクルコンピュータをハンドル前方に取り付けできるアウトフロントマウント。
マウント下部にはGoPro台座を取り付けでき、アクションカメラやライトをマウントできる。

評価 ★★★★☆

購入価格 4000円

長所 -Pros-

  • アームの剛性が高い
  • 精度が高く脱落しにくいGarminマウント

短所 -Cons-

  • ナットが固定されておらず、ネジを緩めた際に脱落する
  • GoPro台座の歪み
  • Edge530を取り付けるにはアーム長がギリギリ
目次

サイクルコンピュータとアクションカメラをスマートに取り付け

BarFlyは、ハンドルの前方、ステムの延長線上にGarmin等のサイクルコンピュータを固定できる、いわゆるアウトフロントマウント。
見た目もスマートだし、視線移動が少なくなるので、素早く安全に画面をチェックできる。

今でこそGarmin純正をはじめ、各社からアウトフロントマウントが発売されているが、BarFlyはかなり初期から存在する。もしかすると元祖だったかもしれない。

画面とステム上面がツライチになる

BarFly4 Miniは、サイコンマウントが低くなっており、取り付けたサイコンの画面とステム上面がほぼツライチになる。
また、下部にはGoPro台座を取り付けることが可能で、そこにアクションカメラを固定できる。
GoPro規格の台座を利用したライト等アクセサリにも対応するほか、付属の台座で汎用のフラッシュライトを取り付けることもできる。

樹脂製ながら頑丈

本体はプラスチック製だが肉厚に作られており、大型のサイクルコンピュータに加えてアクションカメラをぶらさげても、剛性不足の心配は無用。

サイコンマウントやGoPro台座もプラスチックなので、サイコンやカメラ側のマウントを痛める可能性も低い。

ハンドルバーのクランプ径は35mmに対応。31.8mmハンドルのときは付属のシムを挟んで使用する。

シムを挟んで31.8mmハンドルに取り付け

各社サイクルコンピュータに対応

各社のサイクルコンピュータに対応するマウントが付属し、以下7種類に対応する

  • Garmin Edge
  • CATEYE
  • POLAR
  • Joule
  • Wahoo
  • Mio
  • Bryton
各社製品のマウントが付属

手持ちのGarminで試した限りは、ガタはなく渋くもなく、適度なクリック感でしっかりと固定できる。
また、マウントはGarmin純正とやや形状が異なり、時計回りに90度以上回転しないようになっている。脱落防止の観点からはこのほうが好ましい。

下部にGoPro台座

下部にはGoPro台座を取り付けることが可能。付属の長めのネジを使用し、サイコンマウントと共締めする。
購入時は台座に癖がついていて、GoPro台座の三叉が狭まっていた点が少し気になった。
GoProを取り付けてしまえば精度は問題なかったので、三叉が並行になるよう、慎重に広げてやれば良い。

銀色のナットは台座に固定されておらず、ネジを緩めると脱落する。紛失に注意。

GoPro Hero9を取り付けてみたが、固定力は十分。
ただ、ナットは六角形の穴にはまり込んでいるだけなので、カメラ脱着時には注意しておかないとポロッと脱落する
作業性が悪いので、ここは樹脂マウント側にナットを埋め込んでおいてほしかった。

後日、ナット脱落防止のためGoProマウントを加工した。

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なお、GoPro台座と排他利用になるが、Di2のジャンクションAを取り付けるための小物も付属する。

市販ライトを取り付けできるブラケット

汎用フラッシュライト取り付けのイメージ。

GoPro台座にぶら下げる汎用フラッシュライトホルダーが付属し、ゴムバンドを使用して直径40mm程度までのライトを取り付けることができる。
ここはアイディア次第で、例えば筒状のモバイルバッテリーをぶら下げてGarminに給電する用途にも使えそう。

この他にも、CATEYEのライトブラケットを利用してVoltシリーズを取り付けたりなど、GoPro台座を利用するアクセサリに対応する。

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BarFly4 Miniのアーム長

BarFly4は、取り付けるサイクルコンピュータのサイズにあわせて

  • Mini:アーム長65mm
  • Max:アーム長80mm

と2種類のラインナップが存在する。

Edge530の場合はステムキャップとのクリアランスがギリギリ

今回購入したMiniでは、Edge130 Plusは余裕を持って取り付けできたが、先代の520から大型化したEdge530はギリギリで、ステムキャップの厚みによっては干渉する

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530や、更に大きい1030で利用することを考えるなら、BarFly4 Maxを購入すべきだと思う。

まとめ:

BarFly4は、Garmin等サイクルコンピュータをハンドル前方の見やすい位置に固定できるアウトフロントマウント。
プラスチック製だが頑丈で、重量物を載せてもしっかりと保持することができる。

本体下部にはGoPro台座があり、アクションカメラの他にもライト等を固定でき、ハンドル周りがスッキリする。
ただし、ナット脱落に注意しなければならない点はマイナス。
次モデルではマウント自体に雌ねじを埋め込んでおいてほしい。

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2種類の長さがラインナップされており、Edge520までのサイズならアーム長65mmのMini、Edge530以上のサイズならアーム長80mmのMaxがおすすめ。もちろん、Maxで小型のサイコンを使っても構わない。

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バーフライ(BAR FLY)
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