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GARMIN fenix 7S バッテリードレイン(電池の異常消費)の対策

Garmin fenix 6Sからの買い替えで、後継機のfenix 7Sを購入した。
この世代よりタッチパネルを搭載(物理ボタンも使用可能)。光学式心拍計も第4世代に進化し、測定精度が向上しているという。

さらに、購入したfenix 7S Saphhire Dual Power Tiは

  • ソーラー充電
  • GNSSマルチバンド(高精度GPS)
  • サファイアガラス風防
  • DLCコーティングチタン製ベゼル・バックカバー

と、機能が充実しているのはもちろん、高級感ある造りになっている。

…実際に高価だけど。

しかし、流石Garmin。購入直後からトラブルに悩まされることになる。

Garmin fenix 7S Sapphire Dual Power Ti
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バッテリードレイン

fenix 7シリーズは発売当初より、バッテリードレイン、つまり電池が異常消費する問題が報告されていた。
本来は10日以上のバッテリーライフがある製品だが、1晩で20%以上減ることもあるという。

Garmin側もこの問題は認識しており、2023年1月現在のソフトウェア(10.44)では修正されているが、対策済みであるはずの私の個体がバッテリードレインに見舞われた。

fenix 7Sのバッテリーライフはスマートウォッチモードで11日間。
ソーラー充電が一切利用できない場合でも、1日に9%ほどのバッテリー消費となるはずだ。

ところが、椅子に座っているだけなのに1時間あたり1~2%のペースでバッテリーが消費される。みるみるうちにバッテリー残量が30%を切り、20%に迫る。

バッテリー節約モード

その場は、fenix 7Sをバッテリー節約モードにすることで凌いだ。

バッテリー節約モードをオンにすると、以下のような項目を機能制限し、電力消費を抑える。(各項目のオンオフは設定画面で変更可能)

バッテリー節約項目

  • 低電力ウォッチフェイス
  • 音楽再生
  • Bluetooth
  • WiFi
  • 光学式心拍計
  • ディスプレイ表示
  • バックライト

この状態では、ソーラー充電無しで38日間の使用が可能だという。
もっとも、スマートな機能がほとんど無効化されているため、実質ただの腕時計だが。

fenix 7Sの画面上、またはGarmin Connectで設定可能

Garminのサポートページを確認

まずは公式サイトのサポートを確認。
英語だが、fenix 7のバッテリー消費に言及しているサポートページがヒットした。

Garminのサポートページは、なかなか有益な情報を得られることがある。

  1. Be sure that you are on the latest software . 
    最新のソフトウェアであることを確認する
  2. Perform a Soft Reset .
    ソフトリセットを実行する
  3. Fully charge your watch to see if the issue has been resolved.
    時計を満充電し、問題が解決されたかどうか確認する
  4. If your watch continues to drain battery quickly, check any recently adjusted settings that could contribute to a higher battery use. For help adjusting watch settings, see the How Can I Get More Battery Life? section below.
    まだ電池の消耗が激しい場合は、最近の設定変更した項目がバッテリーを消費している可能性がある。時計のセッティングに際しては、以下の「バッテリーを長持ちさせる方法」を参照されたし
Why is My fenix 7 Series Watch Battery Draining Quickly?

一応「バッテリーを長持ちさせる方法」とやらを読むと、以下の設定項目をチェックすると良いらしい。

  • Pulse OX: Using All-Day Acclimation or During Sleep modes with the pulse oximeter will use the battery at a higher rate. To conserve battery life, it is recommended to set the acclimation mode to Manual. The watch will only analyze your oxygen saturation when you view the pulse oximeter widget.
    パルスオキシメーターで終日モードや睡眠時モードを使用すると、電池の消費量が増す。バッテリーを節約するためには、モードを手動に設定することを推奨する。(手動モードでは)パルスオキシメーターウィジェットを表示したときのみ、血中酸素飽和度を分析する。 
  • Backlight: How bright the backlight is set, and how often it comes on, can use battery more quickly or less quickly. Having backlight set at 100% will use a lot of battery while the backlight is on. The manual backlight setting uses the least energy, and some settings, such as gesture, will use more battery.
    バックライトの明るさと点灯頻度により、電池消耗が増減する。バックライトを100%に設定すると、点灯時に多くの電池を消費する。バックライトの手動設定は最も消費電力が少なく、ジェスチャーなどの一部の設定は多くのバッテリーを消費する。
  • GPS: When enabled you will see a higher battery use, which is why GPS tracking is only activated during activities or navigation. 
    有効にすると、バッテリーの消費量が増すため、GPSトラッキングはアクティビティやナビゲーションの時のみ有効化される。
  • Music: Controlling music being played on your phone, downloading music over Wi-Fi, and playing music stored on the watch will contribute to higher battery use. We recommend charging your watch while downloading music if it supports this feature. 
    携帯電話で再生中の音楽をコントロールしたり、Wi-Fi経由で音楽をダウンロードしたり、時計に保存されている音楽を再生すると、バッテリーの使用量が多くなる。音楽のダウンロード中は時計を充電することを推奨する。
  • Bluetooth: Occasional text notifications and use of other connected features will drain far less battery than continually receiving texts, answering the phone, running a music player, or getting weather updates.
    メールの受信、電話への応答、音楽プレーヤーの再生、天気予報の更新などを継続的に行うより、時折テキストを通知したり、その他の接続機能を使用する方が、はるかにバッテリーの消耗が少なくなる。
  • Connected Sensors: Additional connected sensors like HRM chest straps, power meters, or Bluetooth headphones all require additional power from the watch to stay connected.
    心拍ストラップ、パワーメーター、Bluetoothヘッドホンなどの接続されたセンサーは、接続を維持するために電力を要求する。
  • Watch Face: Some watch faces, apps, widgets, and data fields may draw more power depending on how many things they do or whether they use GPS positioning or not.
    ウォッチフェイス、アプリ、ウィジェット、データフィールドの中には、その機能の多さやGPSを使用により、多くの電力を消費するものがある。
  • Widgets: Some widgets update data when you select them, like weather. Widgets like Altimeter, Barometer, and Compass (ABC sensors) are always active.
    ウィジェットの中には、天気予報など、選択するとデータが更新されるものがある。高度計、気圧計、コンパス(ABCセンサー)などのウィジェットは常にアクティブになっている。
Why is My fenix 7 Series Watch Battery Draining Quickly?

…うーん、役に立たないタイプのヘルプだ。次いこう、次。

ストームアラートの不具合

手がかりを探していると、Garminのフォーラムにて「ストームアラート」機能がバッテリーを大量消費している、という書き込みを見つけた。

ストームアラートとは、ガーミンウォッチ内蔵の気圧センサーの測定値を監視し、急激な気圧低下(2~6hPa/3時間:設定可能)があった際に通知してくれる機能だ。

以前からある機能だが、fenix 7には不具合があるのだろうか。

フォーラム内では、「無効化でバッテリー消費が減った」「いや有効にしても消費量は変わらない」などと、いまいちハッキリしないが、試しに無効化してみることにした。

無効化の方法

メニューの深い階層にあるので見つけにくいが

設定画面→通知とアラート→システムアラート→校正気圧→ストームアラート

と辿ることでオン/オフや閾値の設定が行える。

メニューを見たとき、設定はオフになっていたが、こういうのは見た目オフでも裏では有効化されていたりする
一旦オンにし、再びメニューを開いて、改めてオフに設定した。

バッテリードレインその後

ストームアラートの無効化により、バッテリー消費は劇的に改善された。
それまで1~2%/時間のペースだったバッテリー消費は7~8%/日に。

同時期にWiFi機能をオフにし、天気ウィジェットも削除したので、他の要因もあるかもしれないが、
ストームアラートがバッテリー消費の大部分を占めていたのは間違いなさそうだ。

それにしてもGarmin、相変わらずだなぁ…(新機種が出るとだいたい不具合がある)

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