火花を散らすチタン製ディスクローター

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週末の西阿波シクロクロスへ向けて、バイクの調整がてら今日の練習はディスクブレーキのCXで。
PAXのCXフレームはロード練でもシャキシャキ走る。目立ったネガは無し。リヤ三角とタイヤ間のクリアランスが若干狭いのと、ペダリングがガニ股気味なので、張り出したチェーンステーにしばしばカカトをぶつけるのが気になる程度。
色気を出してチタンディスクローターを使ってみた。超軽い、そしてカッコイイ。
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ブレーキとしての性能は覚悟していたが、少なくとも街乗りでは十分過ぎるくらい効く。また、ちょっとブレーキ当てるだけでもキィキィ鳴いて、通行人の視線をひとりじめ。
油圧ラインにエアを噛んでる気がして昨日夜中3時までエア抜きしたシマノの電動油圧STIレバーは依然としてタッチが曖昧な気もするが、握りこんだらリニアに制動力が立ち上がるし、これでいいのかな…
ところで、ST-R785はロードで使ってるST-9070に比べて変速スイッチの重さとストロークが増しているように思った。オフロードでの誤操作防止が狙いか?
噂には聞いていたがチタンローター、熱を持ってくるとハードブレーキング時に火花が散る。
火花は線香花火くらいを想像していたが、もうちょっと派手に燃える。街灯の無い練習コースでも足元が明るくなるくらい。
ローターは目に見えて減ってるし、儚さは線香花火並み。
普段何気なく使っているブレーキだが、運動エネルギーとお金を熱と音と光に変えてスピードを殺している実感を得られた。
ナイトレースで使ったら人気者になれそうだけど、CXでローターが熱くなることって稀だし、ローターもパッドもモリモリ減るし、常用は無しだ!

そして帰宅後、昨日は洗いたてでピカピカだったバイクが、おびただしい量のブレーキダストで汚れていて萎えた。
えぇ、この後洗いましたとも…そしてKCNCのローターに交換。チタンローターに比べれば圧倒的にマトモに思える。
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走行中は割とハラハラしていて、ブレーキに耐え切れずローターが割れてキャリパーに噛み込み前輪ロック→速度の乗った前転で頚椎骨折、とか頭をよぎった。
しかし逆にそれ故、ブレーキ周りのキワモノパーツには抗いがたい魅力を感じる。
なお、チタンという金属は熱伝導性が低く摩耗にも弱い。ディスクローターには向いてない…

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