ミッシングリンク・クイックリンクを専用工具なしで外す方法

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チェーンピンを使わずにチェーンを繋げることができるKMCのミッシングリンク
今ではシマノも、クイックリンクという名前で同等機能のリンクを製品化している。

昔のミッシングリンク(確か9速時代)は素手で外すことができたが、11速用、12速用のリンクはガッチリと噛み合うため工具が無いと外せない。
そのため、サイクリング中のチェーントラブルに備えるなら小型のチェーン切りのほかに、予備のチェーンピンか、あるいはマスターリンクプライヤーも携帯しなければならない。

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※緊急時には、チェーンピンを外側のプレートギリギリまで押し出して、また戻すというテクニックもあったが、8速チェーンならともかく、10速以上の薄いチェーンはピンを入れ直した場所から切れやすくなる。

目次

プライヤーでリンクを外す

さて、自宅の整備ではマスターリンクプライヤーを使うべきだが、工具を持っていないとき、汎用工具のペンチやプライヤーでリンクを外す方法を紹介する。

KMCのミッシングリンク・シマノのクイックリンクどちらも、ピンの生えたプレートが2枚1組で互いに噛み合っている構造なので、噛み合いを解く方向に力を加えてやればいい

まずはチェーンをチェーンリングから落とす、あるいは後輪を外して、チェーンをたるませる。
次に、ペンチまたはプライヤーでミッシングリンクの対角を挟む

ペンチでは口の開きが足りなくて掴みづらいので、ウォーターポンププライヤーがおすすめ。

この状態で軽く握ってやると、パキっと外れるはず。
チェーンテンションがかかっていると作業しにくいだけでなく、外れた拍子にリンクが飛んでいくことがあるので注意。

プライヤーがない時は…

工具なしでリンクを外す方法を、Twitterフォロワーのたくさんに教えてもらった。
チェーン切りさえあれば、ディレイラーが壊れたときにシングルスピード化の応急処置ぐらいはできるかもしれない。

工具なしでリンクを固定

取り付けるときは、リンク同士を軽く噛み合せた状態でリヤブレーキを握り、クランクを回してやるとチェーンが張ってリンクが嵌る。
ピンとプレートがずれた状態で無理に力をかけると壊れるので注意。

専用工具に勝るものなし

工具箱にあるプライヤーでミッシングリンクを外す方法を紹介したが、多少なりともリンクを傷つけるので、常用するのはおすすめできない

また、クニペックスの高いプライヤーより、安いマスターリンクプライヤーのほうが作業性は遥かに良いので、あくまでこういうテクニックもあるよ、という程度に思っていてもらえれば…
ずっとプライヤーで外してたけど、ある時専用工具を買ったらあまりの使いやすさに、今まで何をやっていたんだろうと後悔した…

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ところで、KMCの11速用ミッシングリンクは再使用不可のもの(CL555)と繰り返し可能なもの(CL555R)がある
とはいえ際限なく使えるわけではなく、CL555Rでも、使用回数は3~5回とされている。

KMCのミッシングリンクも、12速用のものは再使用不可とされている。
また、シマノのクイックリンクは11速用、12速用ともに、1回限りの使用にとどめるよう注意書きがある。
実用上は、数回の脱着で問題が出ることはないが、だんだん噛み合わせが甘くなってくることは覚えておきたい。

また、チェーンと同様リンクも摩耗するので、チェーン交換時はリンクも新しいものに交換する必要がある。

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