Shin 服部製作所 スチールCX

関西シクロクロス第1戦 マイアミでニューバイクを投入。
今シーズンのメインバイクになるのは、Shin・服部製作所のスチールCXバイク。
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半年ちょっと前、昨シーズンが終わった直後にオーダー。
ShinさんはTIG溶接を得意とし、軽量化もそこそこ考えてくれる若手のビルダー。
フレームビルダーは頑固で癖のある人が多い印象だけど、良い意味でこだわりがなく柔軟に対応してくれる。
今回は自分なりに作りたいフレームが決まっているので、それに対してアドバイスしてもらう形で相談。
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こちらからの要望は
・ディスクブレーキCXフレーム
・最適な剛性バランスとジオメトリを探るための試作フレーム
・トップ長とヘッド角の指定
・38mm径ダウンチューブ
・フロントシングルでDi2専用仕様(ジャンクションBレス)
・自作スライダーエンド
・チェーンキャッチャー用台座
・リプレーサブルチェーンステーブリッジ台座
後半に進むのに従って無茶苦茶な注文になっている。
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他のパイプ構成は、ほぼShinさんの提案通り。
ジオメトリは数カ所修正を入れて決定。
結局、チュービングはほとんどコロンバスのLIFE。
主な構成は
・テーパードヘッドチューブ(上34-下44mm)
・LIFE 38mm 0.45mm厚ダウンチューブ
・LIFE つちのこチェーンステー
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スライダーエンドはパラゴン製のものが無駄に重い上に高価だったので自作に踏み切った。エンド単品で左右ペア60g
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シングルスピード化のためではなく、関西CXを走るうえで最適なチェーンステー長を探るために採用。
415~435mmの可変長で、回頭性が欲しい時は短く、直進安定性と泥はけ重視の時は長くする。
スライダーエンド採用で200gくらい重量増になってしまうが、ここで取ったデータを次のオーダーフレームで活かす。
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未塗装の状態で納品してもらって、塗装はモノクローバーの梶社長と相談。
スチールであることがひと目で分かるようにクリアブルー。直射日光下では下地が反射して、ガラス瓶のような透明感。
でも、ひと目で分からない鈍い人のために「スチール」って書いておいたら、割と好評
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ロゴのデザインや配置は、思い切って大胆に、でも数は控えめに。
なおフレーム重量1850gです。スライダーエンドを廃したら余裕で1600台。
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関西CXマイアミのリザルトは24位、順位にして41%と例年通り平凡だったけど、良いシェイクダウンになった。
バイクはちょっと硬すぎるくらいの仕上がり。チェーンステーはブリッジレスだけどヨレる感じは皆無。
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鉄は錆びるし、薄肉パイプは大きなクラッシュひとつで駄目になる。自然と走りに集中させる危うさがまた良い。
このバイクで自分の走りを確かめながら、もっと頭を使って、もっと腕を磨こうと思います。
Shin・服部製作所のフレームは、TIG溶接ならではのパイプの豊富な選択肢で自由度が高く、価格も良心的です。
今回は特殊工作を諸々お願いして、ふんだんに高級パイプを使ったけど、市販のアルミCXフレームセットよりちょっと高いくらい。
レース機材はアクシデントで壊すこともあるので、コストを抑えられるのはありがたい。
もちろんこんな尖ったフレームばかりじゃなくて、マイルドなのも作ってもらえます。
ただ、僕の場合では注文から半年ちょっとかかったので、来シーズンに間に合わせるならお早めに…

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