レストの重要性

ウェブサイトのカテゴリ再編で、ブログカテゴリを作った。

シクロクロスシーズンは終わったのでしばらくレースレポートは更新されないし、ワークアウト解説なんかはそれなりに時間とエネルギーを使う。
あまり整理されていない情報とか、あんまり役に立たないライド日記とか、従来のカテゴリだとどう書いたものか悩む内容を吐き出せる場所にしようと思う。

TSB(トレーニングストレスバランス)で測りきれない疲労

さて、CXシーズンは乗り切ったものの現在結構な不調を感じていて、気分も乗らないので意図的に練習量を抑えている。

パワートレーニングのメリットのひとつに、練習量を管理しやすいという点がある。

僕は数年前からトレーニング管理のウェブサービス TrainingPeaksを使っているが、
疲労が溜まっている度合いを数値化した指標として、TSBというものがある(上のグラフではオレンジの線)。

過去42日間に比べて最近の練習量が多ければTSBがマイナス→疲労状態
逆に最近の練習量が少なければTSBがプラスになって、回復傾向にあることがわかる。

普段から量・強度ともにハードなトレーニングを積んでいるプロ選手は、その状態が当たり前になって順応しているというわけ。
実際、去年の夏頃、ひたすらトレーニング量を積み上げていた時期は意外なほど調子が良かった。

ただ、やっぱり限界があって、TSBは自転車に乗る以外の肉体的・精神的ストレスが加味されない。
仕事が忙しかったり、睡眠不足だったり、人の体は数値以上に疲労している。
また、レースとトレーニングでは、仮に同じTSSでも肉体に与えるダメージは全然違う(と感じている)。

結局、気力や体の軽さに注意を払って練習量を調整しないと、オーバートレーニングに陥ってしまう。
毎日乗り続けるとどうしても疲労が溜まっていくので、3日練習したら1日休む、くらいのほうが長期的に練習量を確保しやすいんじゃなかろうか。

義務的に乗っても悪循環だし、しばらくはダラダラしようと思う。
あぁ、今年はMTBシーズンどうしようかな…