【レビュー】CATEYE ライトブラケット SR-2 ~フィジーク製サドル専用テールライトマウント~

フィジーク製サドルに、CATEYEのテールライトを直接固定するためのブラケット。見た目がスッキリするうえ、目立つ位置にライトを固定できるため安全面も優れる。

評価 ★★★★☆

購入価格 900円

長所 -Pros-

  • フィジークのICS対応サドルに直接ライトを固定できる
  • 被視認性が高く安全

短所 -Cons-

  • サドル・ライトによっては干渉して取り付けられない
  • ロックの感触がわかりにくい
  • 縦置き輪行時に破損するおそれがある

フィジークサドルにライトをダイレクトマウント

フィジーク製サドルの大半はICSというアクセサリーマウントを備えており、
対応するサドルバッグやテールライトを直接取り付けることができる。

サドル裏側後部にICSマウントが備えられている。金型代が嵩みそうだ

SR-2ブラケットは、ICS台座とCATEYEのテールライト台座を変換し、CATEYEの豊富なラインナップの中から、好みのライトを取り付けることができる製品。

フィジーク製サドルを使っている場合に限られるが、自転車に余計なブラケットがつかないので見た目がスッキリするし、重量も軽い
また、自転車の最も高い位置にライトを固定できるため、被視認性が高く安全にも貢献する。

Sサイズ・Lサイズ 2種類のセット

本品は、突き出し量の違うS/L 2サイズのセットとなっており、サドルとライトの相性によって使い分けることができる。

Sサイズでライトとサドルが干渉する場合も、Lサイズブラケットなら取り付けられることもある。
ただし、厚みのあるライトはLサイズブラケットでも取り付けられない。

取り付け方法

まずSR-2ブラケットにライトを取り付け、その状態でサドルのICSマウントにブラケットを差し込む。

ライトとブラケットをまず合体

このとき、奥までしっかり入れ、ロックレバーが飛び出すのを確認すること。
ロックが掛かる感触がわかりにくいため、固定が甘いまま走り出し、走行中脱落するおそれがある。
実際落としたことがあり、すぐ気づいて回収したもののライトは割れてしまった。

その状態で押し込む。

様々なバイクに対応

エアロロード

翼断面シートピラーのエアロフレームはテールライトを取り付ける場所に困る。
フィジークのサドルを使っている場合限定だが、SR-2を使えばスマートにライトを取り付けられる。

サドルバッグと併用

サドルバッグとの併用も可能。
大型のサドルバッグを使っていて、シートピラーの突き出し量が足りない場合でも目立つ位置にライトを固定できる。

もちろんバッグとの相性もあるが…

まぁ、クリップを使ってバッグに取り付ける方法もあるけど…

ブロンプトン

ブロンプトンは折りたたみ時にシートピラーを一番下まで下げるので、ピラーにはライトをつけられない

サドルに固定すると、折りたたみ時にも邪魔にならないし、スイングアームに取り付けるのに比べて高い位置で光るため、よく目立つ。

縦置き輪行時は注意

エンド金具を使い、リヤエンドとサドルを接地させる縦置き輪行は電車内でコンパクトになるが、サドルからライトが出っ張っている場合、破損の原因になるので注意。
当たりそうな場合は、輪行前にライトを取り外しておく必要がある。

旧アリアンテとRAPID miniの場合、Lサイズブラケットだと後部から飛び出すが、Sサイズならギリギリ収まるという塩梅。

左がLサイズブラケット、右がSサイズブラケットでの取り付け

サドルとライトの相性問題

取り付けには相性があるので、手持ちのライトを試してみた

ライトは以下の3つ

  • TL-LD635-R RAPID mini
  • TL-LD650-R RAPID 5
  • TL-LD150-R(廃盤)

サドルは

  • フィジーク アリアンテ(旧型)

アリアンテは、廉価版のAliante Sportと、カーボンレール・カーボンシェルのAliante Carbon Braidedでテスト。

LD650は幅がレール基部に、LD150は厚みがシェルに干渉したため、この中で固定できたのは、RAPID MINIのみだった。

RAPID-5 レール基部と干渉
LD150 シェルと干渉

公式に対応となっているモデルは以下の通り

  • TL-AU630-R
  • TL-LD650-R
  • TL-LD635-R
  • TL-LD630-R
  • TL-LD611-R
  • TL-LD700-R ※
  • TL-LD710-R ※
  • TL-LD720-R ※

※別途スペーサーXが必要

対応表に載っているLD650-R RAPID-5は旧アリアンテに固定できなかったので、サドルとの相性もかなりあるようだ。
なお、以前所有していた(脱落→破損で廃棄…)TL-LD630 RAPID-3は、Lサイズブラケットでのみ固定できた。

まとめ: フィジーク製サドルを使用しているなら

エアロロードを筆頭に最近のバイクは、ワイヤー内蔵、ステム一体型ハンドル、シートクランプ内蔵など、余分な出っ張りの少ないフォルムになってきていて、ライトやサイクルコンピュータのブラケットを後付すると大変目立つ。

風洞実験では○○ワット削減…みたいな高性能バイクのエアロシートピラーにフレックスタイトブラケットがデデーンと居座っていると、なんていうか興ざめだが、
本品を使えば、高品質なCATEYE製テールライトをスマートに固定することができる。

フィジーク製サドル限定というのが人を選ぶ上、ライトとサドルの相性もあるが…

ひとつ懸念を付け加えるなら、規格がオワコンになっているという点。
対応アクセサリは殆ど無いし、アンタレス アダプティブはじめ最近のサドルにはICSがついてないので、このままフェードアウトする予感がする。

なお他社サドルにも使える汎用のサドルレールマウントもあるにはあるが無駄にゴツい。

これ使うくらいならゴムバンド固定のライトを選ぶ。Fabricのサドルを使ってるバイクでは、RAPID X TL-LD700-Rをシートステー上部に巻きつけている。