【レビュー】貝印 ヤングT カミソリ ~詰まりにくい1枚刃 自転車乗りのスネ毛剃りに~

貝印 ヤングT カミソリ

1枚刃のT字カミソリ。通常の2.5倍の厚みがある1枚刃で、スネ毛が詰まりにくくスムーズに剃れる。

評価 ★★★☆☆

購入価格 いただきもの(100円ショップで2本入りが販売されている。一応Amazon扱いアリ)

長所 -Pros-

  • 肌を傷つけにくい
  • 毛が詰まりにくい

短所 -Cons-

  • 適当に剃ると肌を切る

自転車乗りのスネ毛の処理

自転車乗りというか、ロードレーサーはスネ毛を剃る。
怪我した時のため、マッサージしやすくするため、あるいは空気抵抗を減らすためなどと言われるが、古くからの習わしみたいなものなのだと思う。

僕はと言うと結構適当で、重要なレースの直前とか、思い出した時に剃るくらい。だって面倒なんだもん。

スネ毛を剃る方法

理由はともかく、スネ毛を剃る方法は以下の4種類くらいだろうか。

  • T字カミソリ
  • L字カミソリ
  • 電動トリマー
  • 除毛クリーム

剃りやすいのはT字カミソリだが、最近は2枚刃、3枚刃があたりまえで、刃の隙間に剃った毛が詰まりやすい。

L字は毛が詰まりにくいが、広い面積をジョリジョリ剃ると肌を傷つけやすい気がする。

電動トリマーは剃り残しが出やすい

除毛クリームは肌にめり込んだ部分まで溶かすのでつるつるになるが、時間とコストがかかる。

厚刃の1枚刃カミソリ

貝印のヤングTは、シンプルな1枚刃のT字カミソリ。刃厚が0.25mmと、通常のカミソリ(0.1mm)より分厚いことをウリにしている。
刃が丈夫なので、ヒゲが太く濃い人を対象としているようだ。

市販のひげ剃りは、深剃りできるように刃が何枚もついていたり、肌にフィットするよう首振り機構がついていたり、いろいろ工夫がこらされているが、スネ毛を剃るという目的には不向き。特に多刃のひげ剃りは、隙間にすぐ毛が詰まってしまう。

その点ヤングTは可動部がなく、隙間も大きいので、剃った毛が排出されやすく詰まりにくい。

詰まりにくいので普通のT字カミソリに比べると手早く剃れた。厚歯のせいか、肌当たりも優しい気がする。
ただし、横ずれを防ぐワイヤーなどはついていないので、雑に剃っていると肌を切る。

まとめ:ちょっと伸びてきた頃に剃るなら

質実剛健な刃といい、まったくコストがかかっていない印象の柄といい、知る人ぞ知るカミソリという雰囲気がある。
毎日のようにスネ毛を剃っているなら3枚刃でも問題ないだろうが、少し伸びてから剃る場合はヤングTの詰まりにくく、使いやすいと感じた。

なお、スネ毛剃り動画を撮影してみたが、見るに堪えないので非公開とする。