簡易的にFTPを推定するテスト、Ramp Testに挑戦。
徐々に出力を上げつつオールアウトまで踏み、1分平均パワーからFTPを推定する。
20分走に比べて精度は低いものの、短時間で手軽にFTP値を調べられる。
Ramp Test
https://whatsonzwift.com/workouts/ftp-tests/ramp-test/
メインセット
- 100W 1分
- 120W 1分
- 140W 1分
- 160W 1分
- 180W 1分
- 200W 1分
- 220W 1分
- ~
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- 620W 1分
- 640W 1分
5分間のフリーライド後、最初の1分は100W指定、その後1分ごとに20Wずつパワーを増していく。
自分のFTP値くらいまでは楽勝だが、その後はどんどん辛くなっていき、オールアウトしてパワーを維持できなくなったらテスト終了。足を止めると自動的にクールダウンに移行する。
なお、正確な計測のためテストはシッティングで行う。
FTPの計算
FTPは以下の計算式で推定される。
[テスト中の最大1分平均パワー] × 0.75
FTPが480W以上ある選手はこのメニューを完遂してしまうが、グランツールのプロトンにはそれくらいの選手もいるそうな。すげぇな…
Ramp Testを実際にやってみたところ、同月に行った20分走のFTPテスト(FTP Test(shorter))に比べて4W高めに出た。体調でばらつくだろうけど、これくらいの差なら簡易テストとしては十分だと思う。なお、パワーログのグラフが乱れている箇所は、テスト中にスマートトレーナーのペアリングが途切れた所。
20分テストとRamp Testの比較
トレーニング基準にするFTPはFTP Test(shorter)などの20分走で測定すべきだが、相当に辛いことが難点。FTPは毎月測っているけど、テスト日の2~3日前から憂鬱になる。20分の全力走をすれば当然ダメージも残るし、この手の全力テストをやり慣れていない人はペーシングを失敗してうまく測れなかったりする。
一方、Ramp Testはというと、テスト終盤はもちろんキツいけれど、時間が短いため翌日の疲労も少なめ。表示されるFTPはあくまでも推定値だが、パワートレーニング初心者のFTP測定や、定期的にトレーニング成果を見るような用途には適していると感じた。
関連情報
SARISサポートライダー活動について
2020年12月よりSARIS JAPANサポートライダーとなり、
インドアトレーニングやバーチャルライドを盛り上げる活動を行っています。
トレーニングにはSaris H3を使用しています。