マキノ高原で行われた関西シクロクロスマキノラウンド UCI-C2レースに出場。
普段走っているC1カテゴリは、順位に応じたAJOCCポイントを集めて国内のランキング上位を狙うものだが、
こちらは上位入賞すると国際的に通用するUCIポイント、そして賞金が得られる格上のレース。
当然、全国から上位入賞を狙う強豪選手が集い、イタリアからも選手が来日し参戦。
周回遅れになる前にレースを降ろされる「80%ルール」が適用されるため、
例年は1時間のレースを走り切れず、40~50分でコースから退出させられていた。
今回の目標はトップと同一周回完走と賞金獲得。タフなレースだったが、12位完走で目標達成。
11/23 関西シクロクロスマキノラウンド UCI-C2レース
C1 12位/40名(+6:58 フルラップ完走20名)
Lynskey CooperCX
前輪: WH-6800 / IRC SERAC CX / 1.9bar
後輪: WH-6800 / IRC SERAC CX / 1.9bar
関西CXシリーズでは毎年会場になり、ここ数年で2度の全日本選手権が開催されているマキノ高原。
今年は立派な立体交差が特設され、レイアウトも若干変わったので新鮮な感覚。
路面のほとんどは細かな起伏のある草地。走りは重く平坦でも脚を使い、グリップはあるが急激に抜けやすい。
また、「√」状に、転がり落ちるような下りから登り返すセクションがあり、試走でもパンクやタイヤ剥がれ、転倒を多数目撃。
ここは確実にいけるように反復練習しておく。(あまりに危険なので翌日の一般カテゴリレースではコースから削除されたそうな)
試走でコーナーを攻めすぎ転倒し、チューブレスタイヤのビードからエア抜け。エアを入れなおしたが微妙に漏れてたようで、レース直前の招集中に冷や汗をかく。BUCYOコーヒーブースで空気入れを借りてなんとかスタート。
ランダムなゼッケン番号に従い4列目でスタート、前の人が遅くて置いていかれる。
ようやく追いついたら今度は落車に巻き込まれコース外に押し出され…と、出だしはイマイチ。
しかしスムーズに復帰し、20?25位から追い上げる。
今日はコーナーのキレがイマイチなので、テクニカルな場所ではミスをしないようにまとめ、脚でタイムを稼ぐ作戦。
速度の乗る下りストレートでチェーンが2回落ち、タイムロス。以後はチェーンライン合わせるため、ギヤを5~6速に入れて対応。今後はチェーンキャッチャーが必要か。
パックで走るPAX PROJECT よぴのり選手に向けたキクちゃんのアドバイスを盗み聞きしつつ、タレてきた選手を2~3人オーバーテイク。
残り2~3周、立体交差の階段で脚をつったものの強引にペダルを回す。テクニックで勝るよぴのり選手を押さえつつ最終コーナーを抜け、フィニッシュラインまでの上りをパワーで押し切り12位フィニッシュ。
強豪メンバーの中でのUCIレース完走にガッツポーズ。UCIポイントには届かなかったものの、賞金を手に入れて感慨深いものがある。
激坂の上りやドロップオフ等、瞬間的にパワーや集中力が要求される場所でミスをせず、うまくまとめられたと思う。
レース中、しんどい上りのある箇所に限って応援の声とカメラの数が多く、休むに休めず大変辛かったです。ありがとうございました。
来週は野辺山に遠征、土日でUCIレースを2連戦と、シングルスピードシクロクロスを走ります。