12/10 第23回全日本シクロクロス選手権 野辺山

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野辺山で開催された全日本シクロクロス選手権。-1Lap 25位でした。
雪と氷の世界だった土曜日から一転、レース当日は気温が上がってマッドコンディション。
凍結路よりは走りやすくはなったものの、それでも難しい路面に四苦八苦し、
昨年の全日本に引き続きあと一歩で完走できないという結果だった。
あと、去年と同じように、転倒で突き指…


12/10 第23回全日本シクロクロス選手権 野辺山 男子エリート
25位/69名(8周回 -1Lap フルラップ完走20名)
リザルト
Shin 服部製作所 スチールCX SUKUMIZU MACHINE WORKS 「鉄号」
前輪: Prime RP-38 / TUFO FLEXUS PRIMUS 33 SG / 1.9bar
後輪: Prime RP-38 / TUFO FLEXUS PRIMUS 33 SG / 1.9bar
PAX PROJECT CX-DISC SUKUMIZU MACHINE WORKS 「プラ号」
前輪: TNI CX22 / TUFO CUBUS 33 / 1.8bar
後輪: PAX AR30W-D / IRC SERAC CX MUD / 2.0bar


金曜日に降雪があったようで、土曜日の昼前に会場入りすると会場は一面の雪。
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天気は良いのでアイスを食べながら会場で観戦。ゆっくり食べても全く溶けないので良い。
洗車用の水をためたプールに張った氷はどんどん分厚くなってきていたので、氷点下かな…
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路面は数センチの積雪だが、ライン上は圧雪になっていて滑りやすい状態。
14時からの試走時間では、コースの流れや、踏みどころを確かめようとするが、濡れたマンホールのように路面が唐突に滑るのでそれどころではない。
1時間半ほどかけて7周試走したけど、転ばずに走るのが精一杯で、特に何も掴めなかった。
それにしても後始末という点では雪は最高で、ウエアもバイクも全く汚れないばかりか、タイヤのブロックに微妙に残っていた泥まで綺麗になった。
毎年荒れ気味だったライダースミーティングは、マキノでもお世話になったUCIコミッセールのお姉さんのハキハキとした進行で、滞りなく15分弱で終了。
あまりにスムーズに終わったので、会場にどよめきが起こった。
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レース当日は昼試走もあるので、寒い中朝早く行くこともないやと思い、宿の朝食後は部屋に戻って二度寝。
9時半に宿を出て10時頃会場入りすると、コースの雪が溶けてるやんけ。
泥区間を見に行くと、ほのかにウンコの香りが漂っていて、あぁ野辺山だなぁ…って。


レースは29番ゼッケンで4列目スタート。人数が多く詰まり気味だが、上り区間でぐいぐい踏んで、一時は20番手くらいまでポジションを上げる。
路面は泥で滑りやすいものの、雪にくらべるとグリップを予測しやすくずいぶんと走りやすい。
しかし、1周目のシケイン手前のコーナーで転んで、鉄号のサドルが曲がったのでピットイン。
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Photo Kikuzo
プラ号に交換して走り出すが、油圧のブレーキに慣れていると、ワイヤー引き油圧キャリパーは重たいしタッチも悪いし効かない。
次のピットインで鉄号に戻す。
レースは20番台、数名のパックで進行。周囲よりやや余裕がある感触なので、上り区間でキッチリ踏めばもうひとつ前のパックにも追いつけそう。
しかしレースが進むにつれて路面が緩み、ズルズルと滑り始める。
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そろそろ危ないなと思っていた矢先、フライオーバー手前の林間区間でスリップダウン。手をついた時に右手の親指を突き指してしまう。
すぐに復帰するが、スピードが失速してしまったのと、転倒時にクリートに詰まった泥のせいでペダルがハマらず一気に順位を落とす。
バイクに異常はないが、痛みでブレーキレバーが満足に握れないのと、タイヤのグリップが抜けそうな不安で体が固まってしまい、キャンバーでまた転倒。
正直レースを降りたいとすら思ったんだけど、せっかく野辺山まで来たんだし勿体無いと思い、レース続行。
ピットに飛び込んで、前後マッド用タイヤを履いたプラ号に交換したら多少走りやすくなった。もう1周前に判断していれば…
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使い所が無いと思っていたけどなんとなく持ってきてシラクマッドが大活躍。トラクションがぐいぐい掛かる。
ブレーキはプアだが、微妙な当て効きはむしろやりやすいか。
ハードブレーキングが必要な場所もないし、ポジティブに考える。
目の前を走っていたあたるちゃんを抜いたが、その後半周ほどで足切り。25位。
今年も完走はできなかった。


実力なりの結果だと思うけど、あと一歩で完走が見えていただけに悔しい思いもある。
泥コンディションでのバイクコントロールが下手で、減速→旋回→加速の間がギクシャクして失速していたので、ここを改善するだけでもう少し良い結果を残せそう。
機材面での反省は、自分の腕を過信してタイヤ選択が甘かった。最初からヘビーマッド向きのタイヤを履いていれば、
レース中盤の転倒で大きく順位を落とすことが避けられたかもしれない。
あと、今更なんだけどスタートグリッドが前のほうだとそれだけで有利。
レース序盤の渋滞で数秒、十数秒の差がつくと、これを脚で取り戻すのはかなりしんどい。
全日本完走が見えてきたし、来季はホームの関西、マキノで開催されるし、スタート順を決めるJCXポイントを集めるべく遠征しようかな。
寒い中、応援・撮影・サポートしていただいた皆様、ありがとうございました。
全日本を終えてここからが本番。シーズン後半戦は関西CXに集中していきます。

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