関西CXは先週終わったけれど、まだ走り足りないので東海CXへエントリー。
桜堤サブセンターの河川敷に設営された、どフラットのテクニカルコースを走ってきました。
2/7 東海CX第6戦 桜堤サブセンター
5位/24名(8周回 +1:33 順位20% フルラップ完走23名)
リザルト
PAX PROJECT CX-DISC SUKUMIZU MACHINE WORKS
前輪: PAX CT38W / TUFO CUBUS 33 / 1.8bar
後輪: SHIMANO XT WH-M785 / IRC SERAC CX / 2.0bar
STRAVA
東海CXはC1が最終レースで、朝試走、昼試走ともに十分な時間がとられているが、いつもの習慣で朝に会場入り。
コースは平坦な河川敷に作られたもので、路面は草地、起伏はほぼ無く、迷路のようにコーナーが連続する。全体の印象は平田に近い印象で、こういうコースは実は苦手。
ほぼ踏み続けるレイアウトなため、前後スリックタイヤの人も見かける。
ペダルを踏む時間が長くなるほど、確かに転がりの軽さはアドバンテージになるが、コーナーで減速していては再加速のロスが大きい。
それに、レースではコーナリング中にラインを変えるシチュエーションもあるし、グリップは良いに越したことはない。
というわけで、フロントに鬼グリップのCUBUS、リヤは流石に転がり優先でシラクCXを履く。
バイクは腰への優しさと、BBの高さ=ペダルヒットしにくさを買ってプラ号。
天気は良く日差しもあたたかいが、とにかく風が冷たいので今日はニーウォーマー装着。
ちなみに、レッグウォーマーやニーウォーマーはレース中ずれてくるので、ソックタッチ塗ってます。
最近の関西クロスの厳しい招集に比べ、だいぶゆるい雰囲気が漂う東海。ほっこりしつつグリッドへ。
スタート後は長い直線。変な動きをする人もおらず、序盤はスムーズに列を形成。
コース幅はそこそこ余裕があるものの、ラインは1本に絞られるのでコーナー出口加速で少しずつポジションを上げていく。
タイヤのグリップに頼ってコーナーに突っ込んだら、フロントはがっちり食いついたもののリヤが過重でヨレて派手にテールスライド。
危うくオッチーとよっぴを巻き込みそうになるが、内足を出してたおかげでリカバリー。
ちんたら走ってたらよっぴに張り付かれていて、鮮やかに追い抜かれる。スピードの乗りが全然ちがう。
全体的にバラけてきているし、このまま一人かな、とも思ったが後ろにオッチーが。
オッチーはこういうコース結構が得意なので油断ならない。単独走でコーナーのキレが鈍ってきたところを追いつかれて順位が入れ替わる。
得意なコーナー、苦手なコーナーがあって、差が詰まったり広がったりするが、数秒差が生まれる。
踏み続けるコースレイアウトでこれ以上踏むとオーバーペースだし、オッチーは後半タレてきたところを捕まえよう、と油断しておく。
案の定、じわじわと差が詰まってきたところで、オッチーがペースダウン。角でパンクしたらしい。憐れみつつブチ抜く。
レース後半は稲垣さんとのバトル。すこし離れていたが、土→砂利→舗装と路面グリップが急激に変わるヘアピンで転んだところで距離を詰める。エンドを曲げたようで、ピットインしている間に前へ。
もう一度追いぬかれ、また数秒差をつけられるものの、残り3周あたりでじわじわと詰まって後ろにつく。
ベタ付きしてプレッシャーを与え続けたところ稲垣さんがまたも転倒。今度は左コーナーだったのでディレイラーは無事かな、と思いつつ、ここぞとばかりにギヤを掛ける。
あんまりフェアじゃない気もするけど、安全圏まで逃げる。単独で走っていたスワコの兼子選手も抜いて、5位に浮上。
今日のコース、単独走になるとコーナリングが甘くなってすぐにラップタイムが落ちる。残り2周、後ろとは数秒の差が開いているものの前を追うつもりで踏む。
ラスト1周は10秒以上開いたので、ミスをしないよう安全運転で走ってゴール。
吹き付ける強風に、いまドコを走っているのかわからないコースレイアウト、しんどさも相まって何度かコースを間違えそうになったけど、途中ゴローさんと一緒に走る場面もあってなかなかに楽しめた。
今回のレース、ピットインの予定は無かったが、シュータにラップ計測をお願いしていた。
レース後聞くと、7分9秒~12秒くらいで淡々と刻み続けていた。
メカトラブルや転倒で落ちてきた選手をかわしつつポジションを上げていった形。
レースの最後には、東京CXを最後にシクロクロスから一旦離れるハマー選手の胴上げ。
彼らが日本を守ってくれているおかげで、のんきに暮らして、自転車で追いかけっこして遊んでいられる。ありがたいですね。
ちょっと寂しくなるものの、またレースの世界に戻ってくることがあれば返り討ちにできるよう精進します。