9/24 ゆずの里向山グラベルクリテリウム

京都北部ののどかな田園風景のなか行われた、ゆずの里向山グラベルクリテリウムに参戦。
1周970mのダートを周回するレースは尖った石でパンク祭り。終始先頭パックで走ったものの、最終周回、村田さんのアタックに出遅れて2位でした。


9/24 ゆずの里向山グラベルクリテリウム エキスパート
2位/10名(25周回 +0:02 完走3名)
PAX PROJECT CX-DISC SUKUMIZU MACHINE WORKS 「プラ号」
タイヤ:Compass 700C x 28 Chinook Pass
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3回目の開催となるグラベルクリテリウムには今回初参戦。まずはバイクの準備から。
上位カテゴリはタイヤ幅実測30mmあるいは30c以下表記のレギュレーションがあるので、手持ちのCXタイヤは使えない。
そこで今回は、あれこれとサポートしてもらっているオルタナティブバイシクルズ様扱いの、コンパスタイヤ チヌークパス(700x28c)を使用。
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タイヤのしなやかさでグリップさせるというコンセプトで、しなやかなケーシングがウリだがサイドは薄く、ちょっと不安な軽さ。
舗装路のテストではロードタイヤと遜色のない感触で、ドット+杉目のパターンと柔らかめのコンパウンドが効いているのか、ダートでも見た目よりずっとグリップする。
ただこの太さだと、本格的なダートというよりは路面が荒れた舗装路くらいに最適といった感じ。バイクパッキングスタイルでツーリング、みたいな使い方にいいんじゃないかなと思った。
舗装路では4~5気圧で調子が良かったが、そのままコース試走に行ったら砂利を踏んで、タイヤサイドに穴を開けるほどのリム打ちパンクをやらかしてしまった。
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タイヤブート貼ってチューブ交換して、エア圧を思い切って上げて入れてレースに備える。
ブースエリアからはコースの大半が見通せ、三船さんとガラパさんのトークショー…じゃなくて実況も常に聞こえてくる。
レースを見ているとスピードの乗る緩い下りセクションでパンクが多く、半数以上がリタイアするレースも。集団走行のメリットが少ないとはいえ、トラブルで後退したら優勝どころか完走も危ういため、パンク対策が最重要か。
パックから抜け出すためにアタックしたり、差をつけたと思ったらパンクで後退したり、ここまで観戦を楽しめるレースは久々だった。
地元の方が作ってくれるカレーも絶品。周囲にコンビニはなく、自販機も少し離れた場所にあるような会場だったが、食べ物飲み物に困ることはなかった。


25周回のエキスパートクラスは2時半スタート。
10名でローリングスタート。リアルスタート直後のスプリント賞はタイミングよく飛び出した岡野選手が獲得。
序盤は村田さん、岡野くんと3名パック。各人、前に出た時にじわっと速度を上げてみるものの、差がつかないのでペースを戻す…というのを繰り返す。
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途中、村田さんと2人で抜け出す。岡野くんはこれについてこれず、レース後半は2名パックで進行。
微妙にペースを上げたり下げたり、互いに探り合いながら周回を消化。
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この間、トップ3以外の選手はパンクや周回遅れで次々DNFに…
レース終盤、コントロールライン手前で村田さんがパンクするも、直後にスペアバイクに交換してほぼタイムロスなく復帰。
その後も決定的な差がつかないまま膠着状態が続く。
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レースが動いたのはファイナルラップの中ほど。下り区間に入る直前の上りで村田さんがアタック。
お互いここで仕掛けるのはわかっていたし、ここで絶対に前に出ている必要があったのに、反応が遅れてしまった。
必死に追走するが、下り区間は30cのCXタイヤを履いた村田さんのほうがグリップで有利。
一旦離れた距離をストレートで一気に詰めたものの、僅かに届かず2位フィニッシュ。
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さて、今回大半の参加者を泣かせたリム打ちパンク。
速度の乗った状態で尖った石を踏みつける負担は大きく、23cで走っていた人はいくら空気圧を上げてもパンクしていたようだ。
私はというとグラベル向けのタイヤを選択したもののレギュレーションに適合するためタイヤ幅は28c。
パンク対策で7気圧以上入れた代償に快適性やグリップが犠牲になり、正直な所タイヤのおいしい領域は使えていなかった。
特に路面の振動が辛く、グローブを二重に重ねて対策したもののレース中手がしびれてくるくらいだった。
ただ、石が少なく路面がきれいなセクションでの感触は上々で、タイヤが軽く加速が速いし、トレッドパターンはほぼスリックで転がりも軽い。それでいて、路面にはしっかり食いついてくれた。
レースを走ってみて思ったが、ダートでは太いタイヤ幅のタイヤを低めの空気圧で使うのがベストなんだろう。
大きな接地面と衝撃吸収性で、グリップも安定するし体への負担も減らせる。
700cのコンパスタイヤには26c~44cまで6種類の幅がラインナップされているが、本来は路面の荒さに応じて、
舗装路メインでは26c、ハードなグラベルやトレイルでは38c、44cといった具合に選択すべきで、28cで砂利道の高速レースは少々無理があった印象。
今回の路面だと、タイヤ幅が35mmくらいあれば路面の凹凸や砂利もボヨンボヨンといなして走れたはず。
来年のグラベルクリテリウムではタイヤ幅無制限のオープンクラスにも出てみようかな。
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表彰台では、関西シクロクロスで毎週会う顔ぶれが並ぶ。
機材も作戦も周到に準備してきた村田さんに優勝を明け渡したものの、コンパスタイヤ勢が2位、3位。
続いて、春に行われたレースとの総合表彰もあり、今回のポイントが効いて総合3位に
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レース後、バイクをワコーズブースに持っていってちゃっかり洗車してもらった。
チェーンクリーナーとフォーミングマルチクリーナーを使って、水を流せない場所でもこれだけ綺麗になるんだなーと。
我が家は外でじゃぶじゃぶ洗車できる環境だが、室内でパーツ単位で洗う時なんかは参考にできそう。
MTB全日本からしばらくオフ期間があったが、来週はCJ白馬、そして10月からはCXシーズンが始まる。
レースシーズンを前に、グラベルクリテリウムは気持ちをレースモードに切り替えるいい刺激になった。
応援、撮影、サポートしていただいた皆様、そして、こんなに面白いレースを開催していただいたスタッフの皆様、ありがとうございました。

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