3/6 関西CXメモリアルクロス 大野ダム

毎年のシーズン締めくくりは、3.11チャリティ大会のメモリアルクロス。今年は大野ダムが会場。
ハンデ付き1周タイムアタックであるスプリントと、2名で120分耐久に出場。
雨予報ながら終始暖かいドライコンディションで、今期最終レースを楽しんだ。


3/6 関西CXメモリアルクロス 大野ダム スプリント
2位/22名
予選
決勝
3/6 関西CXメモリアルクロス 大野ダム 120分耐久ペア
1位/54組(20周回 参加数はソロ・チーム含む)
ログ
リザルト
PAX PROJECT CX-DISC SUKUMIZU MACHINE WORKS
前輪: PAX CT38W / TUFO CUBUS 33 / 1.7bar
後輪: PAX CT38W / TUFO CUBUS 33 / 1.8bar


チーム耐久に一緒に出るヤブさんと会場入り。思ったより早くついたので、比較的良い場所に停められた。
駐車場からコースまで1kmほどあるので、荷物をまとめて代車押して移動。
コースレイアウトは今期の関西CX第2戦とあまり変わっていないが、ヘビーマッドだった第2戦に対して今日はドライ。
パターゴルフ場のエリアは走りやすいが、山の中に入ると土の路面に以前作った轍が残っていて、バイクがバタバタ跳ねる。
道幅は細く根っこが張り出している部分もあり、コーナーでは前輪を弾かれる。この区間に限ればMTBのほうが速そう。


朝1番のレース、60分耐久は観戦。2年ほど前にトリプルエントリーした時には、一日中レースで走り続ける羽目になり地獄を見たので…
今日はファンレースではあるが、つい習慣で試走で難しかったセクションをチェック。
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キッズを挟んで、スプリント予選。カテゴリごとに時間差スタートでコースを1周し、順位を競う。
予選では3グループに別れてスタート。それぞれ上位3名が決勝に進む。
C1なので最後にさみしくスタート。C2はコース前半のパターゴルフ場を走りきり山に入るあたりで捕まえ、じきにC3にも追いついたが、U15のハンデが強烈なうえに速く、追いつける気配なし。予選は2位通過。
時系列が前後するが、今日の最終レースとして行われたスプリント決勝では、ハンデが見直され多少は勝機が見える感じに。
とはいえ、U15のハンデは絶大。
レース直前、前輪の空気が抜けているのに気づき慌てるが、Jiroさんにホイールを貸してもらって事なきを得る。ありがとうございました。
レースはというと、スタートから全力。ぶっつけ本番だけど借りたタイヤのグリップを確かめつつ猛追。
L3の女の子を追い抜いて大ブーイングを食らいつつ2位フィニッシュ。
大人げなくも本気で走った報いなのか、表彰式はとても居心地が悪かったです。


さて、120分チーム耐久。京大サイクリング部OBチームとしてエントリー。
伝統的に耐久に強い我が部。今回も本気。
僕が1周のラップ6分ってとこなので、3周交代で回す。120分をだいたい6等分して、3回ずつ走る形。
スタートから半周は、シングルスピードバイクでソロ出場したFD師にベタ付きして、ゴルフ場セクションのラインを観察。
ピットをこえ、道幅が広がったストレートでパスして先頭へ。
一人追いついてきて、誰かと思ったら村田さん。パックで走って、同時にピットイン。
村田さんもペア出場らしい。お互い3周交代。
今までは前輪CUBUS、後輪シラクCXで走っていたが、コースコンディションが変わってきて、パターゴルフ場で後輪がズルズル滑るようになってきたので後輪もCUBUSに交換。
第2走でコースインする頃には、コース全体に選手が散らばっているので、常にオーバーテイクしつづける走り方。
タイヤのグリップに余裕があるとラインを変えて抜きやすい。
しかし、なんでもない芝のS字コーナーで、前輪が弾かれて切れ込んだのか突然バイクから投げ飛ばされ、まぁまぁ良い速さで宙を舞う。
後頭部から落ちてレジモス粉砕。ちょっと肩をぶつけたものの、メットの割れる音の余韻に浸る間もなく素早く立ち上がり3秒で復帰。
飛び乗りながら体とバイクがどっか壊れてないかチェックするも、幸運にもほぼノーダメージ。
気を取り直してラップを刻むうちに村田さんに追いついたので、勝負を挑む。
道幅の狭い芝セクションでバチバチとドッグファイト。杭まで数センチまで寄るがお互い譲らず、横並びでコーナーへ。
それでも、ちゃんと最低限のラインは確保してるから怖くない。
AJOCCレースではリスキーすぎてまずやらない接近戦を楽しみ、追い抜いた途端にズルっと滑って危うくコケそうになったが、今期一番のバトルだった。
ヤブさんにバトンタッチした時点で、トップ独走。こちらも大いに楽しんだし、あとはミスなく怪我なくゴールまで。
第3走は堅実な走りで周回を重ね、ヤブさんにゴールを託す。ふたりあわせて、120分で20周回走行してフィニッシュ。


路面の凹凸は結構激しく、翌日は二の腕が筋肉痛。体幹にもダメージが。
メットを粉砕したものの、今年は怪我なくシーズンを終えられました。
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関西CXりんくうにて Photo by 辻啓
株式会社モノクローバー様のサポートで、スクミズマシンワークスとして走るCXシーズンは2年目。
桂川のときにも書きましたが、いろんな方の善意や好意でレースを楽しめたシーズンでした。ありがとうございました。
少し頼りすぎた自覚もあり反省していますが、来シーズンも変わらぬ声援を頂ければ嬉しいです。
さて、休む間もなく4月からはMTBシーズンが始まります。
今年もCJシリーズのXCOレースを中心に出場し、エリート残留のみならず、さらに上位を目指して実力をつけ、技術を磨いていこうと思います。