今年も始まった関西シクロクロスシリーズ。
先月末に東海CXがあったが、関西ローカルライダーとしては、やはり関西クロスのスタート前BGMと巨匠のジェンベを聞いてシーズンインの実感が湧いてくる。
文字通り幸先の良いスタートを切り、序盤2位から一瞬先頭を走る場面もあり、6位フィニッシュ。
10/23 関西CX第1戦 りんくう
6位/47名(9周回 +4:19 順位12% フルラップ完走29名)
リザルト
Shin 服部製作所 スチールCX SUKUMIZU MACHINE WORKS 「鉄号」
前輪: FORMOSA 38mm / GRIFO TEAM / 1.9bar
後輪: PAX CT38W / CHICANE / 1.9bar
STRAVA
今回は前日設営から参加。会場が高速道路インターチェンジの真下ということもあり、地面が硬くて杭を打ち込みにくい。
久々に上半身を使ってハンマーを振り回した結果、握力も腕力もへろへろに。
その後試走がてら三船スクールにも参加。コースの攻略ポイントを探っておく。
スクール後も一人で試走していたが、雨が降ってきたので撤収。
さてレース当日。深夜に雨が降ってたのでコースはドロドロかと思いきや、水はけが良いらしく思ったほどではない。
シクロクロスレースでは、昼試走があっても必ず朝試走に出てコースのチェックや攻略を入念に行うことにしている。
周囲のライダーの様子も伺いつつ、路面の様子を見たり、複数のラインで練習したり。
特に、地面がぼこぼこしていたり石が出ている場所は、安全なラインを調べて絶対にそこを走るように覚えておく。
昼試走は路面状況の最終確認。
昨シーズンの成績から、ゼッケン5番、1列目からスタート。
トッキー、大渕さん、マツケンさん、そして村田さんなどが横に並ぶ。真後ろにはガラの悪いシゲヲさんw
ペダル踏み外したらどうしようと緊張する。
レーススタート30秒前、もう1段重いギヤにセット。結果的にこれが効いたのか、スタートダッシュがバッチリ決まってトッキーに次ぐ2番手で第1コーナーへ。
背後でガチャガチャ聞こえるのをよそに、クランクコーナーが連続するセクションをスムーズに抜ける。
その後一瞬だけ現れる砂セクションで、試走時に見つけておいた右側のラインへ突っ込むと、トッキーは左側。自然に前に出てしまう。
続くキャンバー区間らぬたぬたの泥を抜けるまで、自身初の関クロ本戦で先頭に立った。
bikin!TVより、証拠動画
登り返しで抜き返されて、どんどん離れていくトッキーを見送る。背後には大渕さん。
足の調子は悪くないし、上がりがちなテンションもなんとか抑えているが、それでも気がはやるのか、細かいミスで3位へ。
Photo by ちはぅ
タレてるように見えたかもしれないけどそんなことはなく、順当にあるべき場所までポジションを下げていく感じ。
草地のコーナーでスリップダウンして伊澤兄弟に抜かれ、6位まで落ちて一息。
この時点では後続はけっこう離れていたが、ホームストレートでチェーン落ち、直してるうちに7位パックが合流。
その後、駆動系が枝を巻き込み、復旧作業中に追い抜かれる。
レース後半は宿敵村田さん、後半が強いクボシンと。何度か順位が入れ替わるが、村田さんはタイヤが合っておらずコーナリングが遅い。
テクニカルな区間ではどうせ抜けないので、前に出られたら休んでおく。
そして最終周回、残り半周で村田さんとのバトル。
長いストレートから砂利の180度コーナーで先行されてしまい、ここからコントロールラインまでは抜きづらい状況。
少々強引にオーバーテイクを仕掛けるが、肘をぶつけて弾かれる。もう、やりたい放題。
コーナーでも鼻先を突っ込みプレッシャーを与え続けるが、易易とは抜かせてくれない。
煽った成果か、舗装路に出る場所で村田さんがスリップ、足をついたものの失速したところを抜いて、ゴールスプリントで僅差の6位フィニッシュ。
細かいミスや転倒、メカトラが原因でポジションを下げていったが、レース内容は良かったと満足している。
自己満足ポイントその1は、スタートダッシュ成功。
とにかく、スタート直後に先頭付近にいることはとてつもないアドバンテージがあって、路面状況を確かめながらベストなラインで走れ、自然に集団と差がつく。
せっかくの先頭スタート、多少無理してでも前に出たほうが良いと実感した。
その2は、最終周回のバトル。
今回は村田さんのミスで順位が入れ替わったが、本当に最後までなにがあるかわからないので、コントロールラインまで食らいついてくのは大事。
反省点は、ミスやメカトラがそこそこあって安定感を欠いたことか。
とはいえ、リタイアものの怪我をしたり、パンクやディレイラー破壊などの致命的なメカトラは無かったので、まぁ良しとしよう、
ファイナルラップめちゃ頑張ってた。
次戦は来週10/30、毎年恒例、スチールの森京都(日吉)にて!今年も存分に鹿のウンコを撒き散らしていこう。