3/12 関西CXメモリアルクロス 大野ダム

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今シーズン最後のレースはメモリアルクロス。
レースを通じて、3.11を思い出し、防災について考える日にしようというチャリティーレース。
今年も会場は大野ダム、美山向山のシクロクロス常設コースで行われ、路面は泥コンディションながら暖かい天気の中走れた。


3/12 関西CXメモリアルクロス 大野ダム スプリント予選
2位/13名
3/12 関西CXメモリアルクロス 大野ダム スプリント決勝
6位/12名


3/12 関西CXメモリアルクロス 大野ダム 120分耐久ソロ
1位/16名(17周回 2:02:50 フルラップ完走2名)
リザルト
Shin 服部製作所 スチールCX SUKUMIZU MACHINE WORKS 「鉄号」
前輪: PAX CT38W / TUFO CUBUS 33 / 1.8bar
後輪: PAX CT38W / CHICANE / 1.9bar


大野ダムは会場から駐車場が遠いためいつもより早めに会場入りしたが、今回は会場まで車を入れて停めることができた。
シーズン中はほぼ毎週走ってきて、2週間ぶりのレース。気持ちはすでにシーズンオフというのもあって、試走の準備に手間取る。
コースは前日の雨のせいで泥。ここの泥は粘土質でヌルヌル滑るし、詰まりやすい。
アップダウンも激しいのでバイクは鉄号で。


スプリント予選
メモリアルクロスはAJOCCレースではないので、カテゴリ混走となる。
そんななかで数年前に考え出された「スプリント」。カテゴリによって時差スタートするという1周のレース。
12~13名のグループ3つで予選を行なってから、各グループ上位、中位、下位それぞれが1位、13位、25位決定戦の決勝レースに進む。
C1は最初のスタートから2分後に出走。猛追するが山の斜面を縫うコースでは思うように差が埋まらない。
後半のパターゴルフ場セクションに出てようやくスピードが乗るようになり、差を詰め始める。
ハンデ設定もなかなか絶妙で、ゴール手前で2位にあがったものの先頭には届かなかった。
しかし、上位4名以内に入ったので1位決定戦の決勝レースに進める。
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Photo 村山さん
120分耐久ソロ
スプリント後、すぐに120分耐久が始まる。すでにゼッケンをつけたジャージに着替えて、招集へ。
今回は、最後尾付近からスタートすることに。序盤は渋滞でなかなかペースを上げられず、C1,M1の強豪選手に先行される。
ようやく前がひらけてきたと思ったら、山林エリア入り口で根っこにヒットして、後輪パンク。
コース半周をほぼランで走り、ピットへ。まだ先は長いので、ホイールのみ交換。
タイヤがシラクCXからシケインになって、泥の路面に噛まない。今の順位も分からない中走る。
感覚をアジャストしながら数周するうち、路面の泥が締まってきてようやく追撃モードに。
実況によると4位まで上がったが、先頭を走る村田さんと半周以上の差がついている。
残り1時間程度、追いつける可能性は低いが、耐久レースは何があるかわからないので自分のペースを守る。
今回補給は、ジェル3本とCCDドリンク。全てバックポケットに入れて携行。ドリンクの重みで多少動きづらいが仕方ない。
スタート後30分、60分、90分のタイミングでジェルを飲み、ドリンクは適宜摂取という補給計画。
感覚で飲むと絶対に補給が遅れるので機械的に。1時間のレースは補給なしで持つので、定期的にエネルギーを継ぎ足しながら残り1時間を乗り切るイメージ。
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Photo けーなか
残り30分を切って走っていると、スローダウンしている村田さんが。補給なしで走っていて失速した様子。
ここでトップに。だいぶ気持ちが楽になった。
後はそのままのペースを維持して2時間のタイムリミットまでもうひと頑張り。17周回を走ってゴール。
体への負担が大きいコースを2時間走り続けて、腕と腰の痛みがひどい。ゴール後はヨロヨロと歩く始末。
しかし、直後に控えたスプリント決勝へ向けて、すぐさま準備…
スプリント決勝
決勝も予選と同じく、120秒のハンデでスタート。
前の方には846の若者たちが大勢陣取る。彼らは未来の竹之内悠や沢田時。こりゃ大変そうだ。
腰痛のためスタートダッシュはヨボヨボ。一瞬、同時スタートの堂野前さんに遅れを取るがなんとか巻き返す。
120分ソロのダメージは大きく思うように差を埋められないが、それでもなんとかコース半周で15秒差スタートのゲンさんをキャッチ。ピット横の直線で前に出る。
しかし、攻めすぎてコーナーでスリップダウン。すぐに復帰したものの、6位フィニッシュとなった。
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Photo 村山さん


120分耐久をソロで走るのは実は初めてだったけど、MTB XCOの感覚で補給してうまく走れたと思う。
また、前との差や現在のポジションがわからない状況でもペースを守ったことで、結果的に先頭に追いつくことが出来た。
でも、来年はまた誰かとチームを組んで走りたいな。
スプリントは好きな種目で毎年走っているが、ゴール手前にならないと前が見えてこない絶妙なハンデが楽しい。
一日走り回って、今年も満足してシクロクロスシーズンを終えることができた。
少しの休息期間を挟んで、春からはMTBシーズン。今年もCJシリーズ戦に参戦します。
今シーズンは大きな成長を実感できたし、MTBでどれだけ走れるようになっているか楽しみ。
そして半年後、次のシクロクロスシーズンでは、さらに速く上手く走る姿をお見せしたいです。
シクロクロスに関わった全ての皆様、今シーズンはお世話になりました。また来年よろしくお願いします。良いお年を!

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