あけましておめでとうございます。2018年の初戦は関西CX希望が丘。
得意なコースレイアウトで、勝ちを狙うならここと思っていたレース。
終盤まで先頭パックでレースを引っ張ったものの、最終周回で梶鉄輝のペースアップに対応できず、2位フィニッシュ。
結果はともかく、実力を出し切れた手応えはあったし、総合ランキングも現実的な目標になってきた。
1/8 関西CX第7戦 希望が丘
2位/59名(9周回 +0:14 順位3% フルラップ完走37名)
リザルト
Shin 服部製作所 スチールCX SUKUMIZU MACHINE WORKS 「鉄号」
前輪: PAX CT38W / CHALLENGE CHICANE / 1.9bar
後輪: Prime RP-38 / TUFO FLEXUS PRIMUS 33 SG / 1.9bar
昨年は雨で、低体温症リタイアを15名以上出したサバイバルレースになった希望が丘。
今回は天候も良く、体感気温は比較的あたたかいコンディションになった。
明け方に降った雨で路面はセミウエットだったが、バイクや膝下には泥が跳ねるものの上半身はほぼ汚れない程度。
意外とスピードが乗るコースなので、タイヤは前シケイン、後プリムスSGで行く。
公園内は整備が進められ、イージーなパワーコースになったという前評判だったが、
走ってみると、そこまで大きく変わったわけではなかった。
上りではキッチリ踏み、平坦区間や下り区間はスピードに乗せるといういつものレイアウト。
ペダルに泥づまりしやすい土質なので、階段、シケイン、ステップ直後は乗車に手間取る。
階段セクションは絶妙な難易度で、乗車していけると有利だが、
何度かトライしてみてもイマイチ安定感がなかったため、ここは降りていくと決めた。
関西CX総合ランキング首位のため、ゼッケンは1番。
コールアップに送れないよう、早めに招集場所に行くが、なんだか落ち着かない。
ようやくコールされ、誰もいないグリッドに並ぶが、どこに行くか若干迷う。
なんとなく真ん中付近に陣取った。
Photo Kikuzo
号砲で平凡にスタート。例によってスタートは4~5番手。
シケインを過ぎるころには、村田さん、戸谷さんに遅れて3番手。
ペースは速すぎず遅すぎず。3名とも実力は拮抗しているし、心拍が落ち着くまではしばらく様子見する。
2周目からは、抜けそうなところでは前に出て揺さぶっていく。
レース中盤は、年明けから60分レースになった梶鉄輝が合流し4名の先頭パックに。
消耗は多少多くなるが、勝負どころまで自分のペースで走りたかったのと、細かいミスで離されないようにと思い、先頭で走り続けた。
あと、スタートリストの最後尾付近に小野寺健という名前があり、逃げ切れるか…?と心配していた。
ピットの松井さん情報では、最後尾スタートから追い抜いてきて2分遅れくらい。
その後1分差まで迫ったが、そこから縮むことはなかったので、レース後半は先頭パックに集中。
背後の気配で、差が開くポイント、詰まるポイントを確認しながらペースを微調整。ラップタイムは6分10~20秒で揃っている。
まず戸谷さんが離れる。村田さんは食らいついてきているし、鉄輝は先程から何度か抜いてきたりして、余裕を感じる。
そして最終周回、前に出た鉄輝が階段を乗車でクリア。対してこちらはラン。登りきった後の再乗車で差が開く。
そこから一気に掛けられて、ついていけない。
タイミング悪く周回遅れの選手に引っかかったせいもあるが、ピット前では10秒以上の差が開いていた。
全力で追走したが広がる一方。
それどころか、ダート下りの出口付近でチェーンを落としてしまい、フィニッシュ前のストレートを全力疾走する羽目に。
冷や汗をかきながらなんとか2位フィニッシュ。
3位の村田さんとは7秒差。ファイナルラップで引き離せてなかったら危なかった。
滅茶苦茶怖かったけど、隣の選手は周回遅れ
密かに優勝を狙っていたんだけど、力が及ばず2位。
ただ、実力を出し切れた感触はあるし、コースの走り方や展開の作り方を振り返っても、的確な判断ができていたと思う。
唯一、階段を乗車で登りきれれば、最終周回のペースアップについていけたかもしれない。
現在、関西CXランキングは2位の村田さんに103ポイント差をつけて1位。
ここ2戦を欠場している3位のヨシ君とは177ポイント差。
今回ポジティブな手応えを掴んだし、来週の堺でランキングをより盤石なものにしたい。
応援・撮影・サポートありがとうございました。
シーズンも後半に入りましたが、今年もよろしくお願いします。