CHUMS Eco Key Coin Case
サイクリング時に便利なコインケース。カギを収納できるキーリングやカードポケットなどを備え、貴重品をコンパクトにまとめられる。
評価 ★★★★☆
購入価格 1900円
長所 -Pros-
- バックポケットに収まるコンパクトサイズ
- 硬貨とカード類を分けられる
- キーリングつきでカギを収納可能
短所 -Cons-
- 少しサイズが小さく、お札を入れにくい
- 防水ではないため、別途汗対策が必要
コンパクトなコインケース
カジュアル寄りなアウトドア用品ブランド、CHUMS(チャムス)のコインケース。
裏表に収納部があり小銭とカードを分けて収納できるほか、キーリングもついている。
貴重品をコンパクトにまとめられるため、サイクリング時の財布として使用している。
購入して4年ほどになるが、サイクルジャージのバックポケットに完全に収まるという点が気に入って使い続けている。
ジッパーにはもともとジッパープルがついているが無駄に大きかったため、Wolftoothのジッパープルに交換している。
なお、CHUMSのロゴはペンギンではなく、カツオドリという鳥らしい。
コインケース部
コインケース部分は表面(カツオドリのロゴがある側)からアクセスする。
マチは無いもののジッパーが大きく開くうえ、内張りが明るい青色(カラーが黒の場合)なので、使い勝手は良い。
カードポケット
反対側はカードポケット。透明なビニールで中が見えるようになっている。
内部は間仕切りで2層に分かれており、カードや三つ折りの紙幣などを分けて入れられる。
間仕切りを挟んで外側には
- クレジットカード
- 電子マネー(iD)
を、
内側には
- 紙幣数枚
- 免許証・保険証のコピー
- 絆創膏
を入れている。
中身の出し入れはややきつい。あと5mmほど幅が広ければよかったのだが。
キーリングつきでカギを内蔵
CHUMSキーコインケースのユニークな点が、その名の通りカギを収納できるようになっていること。
再び表面を向けると、キーリングがついていて、カギを取り付けられるようになっている。
キーリングが縫い付けられたループはポケットの内側から伸びており、ポケット内にカギを収納できる。
家の鍵や車の鍵はサイクリング中も持ち歩く必要があるが、こうしてまとめておけるので紛失の心配も少ない。
ただし、何本も取り付けると厚みが出てしまうので、1~2本程度にとどめておくのが良い。
防水ではない
水分に対してはノーガードのため、ユーザー側で対策を行わないと、特に夏場は汗が染みてしまう。
汗や雨を防ぐため、サイクリング時はチャック付きポリ袋にPB SWISSのバイクツールと一緒に入れて携行している。
なおチャック付きポリ袋は120×170mm 0.08mm厚のものを使っている。
厚手で破れにくいし、このサイズなら6.5インチクラスのスマートフォンが入る。
使い勝手が良いサイズなので100枚セットを買って、傷んできたら交換している。
防水仕様の財布に比べるとワンアクション増えてしまうが、直接身につけると汗で汚れたり、ジッパーが塩分で錆びて固まったりするので、財布が防水かどうかにかかわらず、チャック付きポリ袋に入れる方がベターと考えている。
まとめ:ライド用財布の決定版
薄くコンパクトながら、最低限のコインとカードに加えてカギをまとめられ、使い勝手が良い財布。
サイクリング時はもちろん普段のサブ財布としても優秀で、これくらいコンパクトならズボンのポケットも膨れない。
紙幣の出し入れが面倒な点がネックだが、電車の乗り降りやコンビニ補給ではFenix 6s内蔵のSuicaを使うし、飲食店でも電子マネーやQR決済対応の店が増えてきた。
現金を使う機会が減ってきているので、不便に感じる頻度は少ない。
ライド中の財布は、サイクリストの間でたまに話題に登るネタ。
ジップロックに直接現金を放り込むのが最軽量ではあるが、こういう財布で貴重品をまとめるのも良いと思う。