MTBトレイルライド ShockWizでサスペンションセッティング

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5月も後半に入ったが、天気予報を見ると来週から雨。
梅雨入り前にコンディションの良いトレイルを走りたくなり、近所の山に走りに行ってきた。

目次

タイヤとディレイラーの整備

MTBに前回乗ったのは年末年始。タイヤの空気圧がすぐに減るようになっており、調べるとシーラントがほぼ乾いていたので補充した。

今回はBLUBのタイヤシーラントを使用。バルブコアを外して注入しやすいようなノズルになっており、ライド中やレース会場で使いやすそう。

せっかくのノズルだが、今回はタイヤを外して直接注ぎ込む。中身はNoTubes等と大差ないように感じた。

また、リヤディレイラーの調子が悪く、スタビライザーをオンにしているとローギヤから2枚目にシフトアップできない。
スタビを切るとスムーズに動くので、カバーを外してスタビの効きを調整した。
規定のフリクショントルクの範囲内で、やや弱めに調整したところ動作が改善された。

ところで、プーリーケージにあいている星形の穴、このためにあったのね…

画像
シマノ ディーラーズマニュアルより

ShockWizでサスペンションセッティング

今日のオモチャはQuarq ShockWiz。
ShockWizはパワーメーターでおなじみQuarqの製品で、乗車中のエアサスペンションのエア圧をロギングし、サスペンションの沈み込み量やストロークスピードを解析する。
そして解析結果をもとに、より良いサスセッティングを提案してくれる。

サスペンションセッティングの厄介なところは、バイク、コースコンディション、ライダーのスキルによって最適なセッティングが全く異なるというところで、
仮に同じコースを同じバイクで走る場合であっても、テクニックがある人はスピードに対応できるレスポンスの高いセッティングがベストで、逆にスピードの遅い初心者は、鈍くても安定感のあるサスペンションに調整するほうが良い。

Quarq ShockWiz エアサスペンションのバルブからホースを延長して取り付ける

サスペンションセッティングは、サグを合わせたら後は適当、という人が(特にXC系のマウンテンバイカーは)多いと思うが、
ShockWizを使えば最適なセッティングに合わせることができる。

エア圧とダンパーセッティングを決めたら何本か走り、iPhone/Androidのアプリで解析結果を見る。
今回は「リバウンドが速すぎる」とのご指摘を頂いたので、リバウンドノブを2クリックほど締めた。

アプリの解析結果を見て最適なサスセッティングに調整

クロカン用フォークはリバウンドくらいしか調整できないが、
エンデューロやダウンヒルなど、下り系のサスユニットはリバウンドだけでなくコンプレッションのダンピングも調整できるうえ、高級モデルはストロークスピードが高速・低速それぞれの場合で個別にセッティングができる。
こういうユニットは自由度が高いがゆえセッティング地獄にハマりがちらしいが、ShockWizを使えば、ある程度のセッティングを出すのに役立ちそうだ。

XCレーサー向けのトレイル

さて、午後からお山へ。
今日は湿度が高くジメジメする。自転車が気持ちいい季節はもう終わってしまったのか…

アプローチの坂道を登る

さて、ホームコースは下り1分ほどの短いトレイルなので、まずは1本ゆっくり走って、路面のチェック。
ここには半年以上来ていなかったが、ハイカー(ほとんど見かけないけど…)や地元の方のおかげか、良い状態に保たれていた。

ブランクがあったが、乗り慣れたバイクに走り慣れたコース。すぐに感覚が戻ってきた。
ハイカー向けの階段はなるべく避けて、端っこの方にライン取り。

草で隠れているが 階段の横にラインがある

普通の「トレイルライド」では大きく登って一気に下るようなルートが多いが、ここは下りが1分と短い。
物足りないといえば物足りないが、何度も反復練習できるので、走り方やセッティングを煮詰めるにはもってこいの場所。
また、当然登り返す必要があるので、フィジカルのトレーニングにもなる。

急勾配の途中で方向転換

CJのレースでは周回コースを走るが、だいたい3つくらいの上り・下りセクションがある。
レースではVO2MAXパワーでモリモリ登って、心拍数が上がりきった状態でテクニカルなシングルトラックを下る。
あまりやりたいとは思えないが、ここを1時間半ほどぶっ続けて周回し続けると、極めて実戦的な練習になりそうだ。

路面は硬く 根っこで弾かれる
路面の起伏を利用してスムーズに走る

昼間はハイカーが多いため、人のいなくなる夕方から山に入ったが、
サスペンションセッティングを変更しつつ練習コースを4本ほど走ると、そろそろ日が傾いてきた。

別ルートへ

反復練習はここで切り上げて、いつも最後に走ることにしている別ルートへ。
アプローチで階段の担ぎ上げがあるが、山の麓の幹線道路までシングルトラックで下ることができる。

本日最後の1本

前半は尾根沿い、スピードの乗る直線的なセクションだが、小さなドロップオフがいくつかある。

こういうところは前転を避けるため後輪荷重にしがちだが、リヤサスペンションが無いハードテールバイクの場合、
敢えてフロントタイヤに加重し、サスペンションフォークに仕事をさせるほうがスムーズに走れるるように感じる。

後半は谷沿い。倒木もあったが、最後はいい感じのコーナーが続く気持ちいいセクションで締めくくり。


慣れてきた頃に…

あっ…

さて、お約束だが、MTBの感覚が戻ってきた頃に前輪をすくわれた。
幸いかすり傷で済んだが、帰宅後のシャワーがそこら中にしみた…

天動説を主張

なおShockWizは「リバウンドを遅くしろ」と言っていた。

動画

GoPro Hero9をチェストマウントしてライド動画を撮ったので、ぜひご覧ください。
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