SCOTT ショップタオル
使い捨てペーパーウエスの定番。厚手で柔らかく、パーツの汚れを拭き取るのに便利。
評価 ★★★★☆
購入価格 2500円(200枚入りボックス)
長所 -Pros-
- キッチンタオルに比べて丈夫
- 柔らかく、入り組んだ部分も拭き取りやすい
短所 -Cons-
- チェーン周りには強度不足で破れる
整備に便利な使い捨て紙ウエス
自転車の整備・メンテナンス時には、汚れたパーツの拭き取り作業が頻繁に発生する。
代表的なものでは汚れたチェーンやスプロケットの清掃時や、注油後の余分なオイル拭き取り。
また、パーツクリーナーでリムのブレーキ面やブレーキローターを脱脂したりなど。
また、ペダルやステム等パーツを脱着するときにも、確実に組み付けるためにはネジや接合面を洗浄し拭き取る必要がある。
こういう整備時に必須なのがウエス。古いシャツ等でも良いが、糸くずが出ず、汚れたらどんどん新しいものを出していける使い捨てのペーパーウエス(紙ウエス)が便利。
グリスや砂・泥で汚れたパーツを洗浄して組み付け直す時など、ウエスをじゃんじゃん使えると作業効率が違う。
ペーパーウエスの定番、ショップタオル
工場でも良く使われているペーパーウエスの定番が、SCOTTのショップタオル。
キッチンタオルに似た風合いだがより丈夫で、入手性もよく、ホームセンターや工具屋さんによく売っている。
ステムやペダル交換時にネジについた古いグリスや汚れをパーツクリーナーで洗浄する時、
カップアンドコーンのハブベアリングを洗うときなどにショップタオルが活躍。
柔らかいので部品に傷をつけず、入り組んだ場所もきれいに拭き取れる。
パーツ洗浄の時は、ショップタオル越しにパーツを持って、入り組んだ場所を中心にパーツクリーナーを吹き付ける。
垂れたパーツクリーナーが染み込んだショップタオルで拭いていくと、クリーナーの量を節約しつつパーツを綺麗に掃除できる。
また、細かいパーツがあるものを分解する時など、金属トレー上にショップタオルを敷いて、そこにパーツを並べて整理することでパーツがコロコロ転がりにくくなるし、紛失防止にもなる。
ただ、チェーン・ギヤ周りを洗ったり、注油した後にチェーンを拭くのに使うと破れてボロボロ落ちるので、駆動系メンテナンスの際には、柔らかさでやや劣るものの丈夫なクレシア・ワイプオールX70を使っている。
まとめ
整備の基本である清掃とオイル・グリスアップで必ず必要なウエス。
また、パーツを取り付ける際も、ネジや接合面の汚れや異物を綺麗にしておかないと正しく組み付けられない。
使いやすいウエスをふんだんに使って、整備を確実かつ効率的に進めよう。