12/1 関西シクロクロス第4戦 マキノ高原 E1 6位

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関西CXマキノに参戦。例年より暖かく、路面コンディションも悪くなかったが、周回数が多く、1時間15分をこえるタフなレースとなった。

12/1 関西シクロクロス第4戦 マキノ高原 E1

天候:曇り~晴れ 10度

コースコンディション:草地 ドライ 一部軽微な泥

リザルト:6位/62名(10周回 +5:54 順位9% フルラップ完走8名)

機材

TREK Boone 1号車

  • 前輪: Shimano WH-R8170-C36 / Panaracer ALBIT + Insert / 1.6bar
  • 後輪: Nepest MAUI 45 / Panaracer CGCX + Insert / 1.6bar

※空気圧はPanaracer デュアルヘッド デジタルゲージ基準

目次

コースとセッティング

琵琶湖グランプリ、ワイルドネイチャープラザとJCXレースが続き、久々の関西シクロクロスシリーズ戦。第4戦の会場はマキノ高原。
キャンプやスキーが楽しめる斜面に設営されたコースは高低差があり、上りでは脚を削られる。
そういうイメージからパワーコースとして捉えられがちだが、コース幅が全体的に広く、下りで中高速のコーナリングを繰り返すマキノはバイクを操るテクニックも重要だ。
タイヤの使い方、スピードコントロール、ライン取りといった要素で、思いの外差がつく。

関西シクロクロス

前日試走は、小雨がぱらついていたが路面はドライ。コーナーも、キャンバーの上り下りも、グリップに不安なく乗っていけた。
今年のレイアウトはテクニック的には易しめという印象だが、脚へのダメージは相変わらず。Xコースの激坂や、下り高速コーナーからのゲレンデ直登など、脚力勝負になりそうだ。

さてレース当日。身構えていたほど寒くはなく、過ごしやすい。
夜中まで結構な雨が降っていたが、予想に反して路面コンディションは悪くない。
山側の台地部分は少し泥になっているものの、ゲレンデの草地はドライと言っても良い。

タイヤ選択は、泥区間で少し我慢するものの、コース大半を占める草地に合わせたほうが良いと判断し、前後CGCXに決定。
…が、アップしていると雨が降ってきたので急いで前輪をAlbitに交換。
結局雨はすぐに上がり、レース中は降らなかったのだが、バイクコントロールの安定感という意味では結果的に前Albit/後CGCXという組み合わせで正解だったかもしれない。

レースレポート

1列目からスタート。程々のスタートを切り、1コーナーでは4番手。

序盤に順位の変動があった後、日本に滞在中のゴセ・ファンデルメールを先頭に、横山航太、小森選手、私という順になる。
とはいえパックは形成されず、各選手間には間隔が開く。

しばらくは単独4位で走っていたが、後ろからマコリンがギャップを詰めてくる。そして3周目の後半、ゲレンデの直登でパスされる。
ここは直滑降で乗ったスピードを殺さずに高速コーナーを抜け、いちはやくペダルを踏むのがポイント…なのだが、オフキャンバー気味になっていることもあって、ついつい必要以上に減速してしまう。

さて、この場では速度差があり一旦離されてしまったが、諦めずに追う。
4周目、Xコースの激坂からの下り区間で上手くスピードに乗せ、少しずつ近づいていく。先ほど抜かれたポイントで追いつき、パックを形成。

しばらくは4位パックで走っていたが、後ろから寺崎選手も追いついてきて3名に。
6周目、いよいよ脚がなくなってきた。
往路ピット前でマコリンが、ゲレンデ直登では寺崎選手が仕掛けてきたが、どちらも反応できずポジションを6位まで落とす。
後ろは見えないくらいタイム差が開いており、この後はひたすら単独走だ。

シクロクロスの周回数は、先頭の選手のラップタイムを基準に、1時間(E1)に最も近くなるような周回数に設定されるが、今回は明らかに1周多いように思われた。
9周目に入るタイミングではスタートから1時間が経過していたが、残り2周の周回板が目に入る。
ハードな上りで足腰はボロボロ。流石に心が折れかけて、9周目はタイムがガクンと落ちた。

10周目、ファイナルラップは多少持ち直して、最後の力を振り絞る。
スタートから1時間15分以上走って、やっとフィニッシュ。
5位の寺崎選手まで5秒に迫ったが、このギャップを埋める余力はどこにもなかった…

レースを振り返って

とにかく長いレースだった。優勝したゴセですら1時間9分、最終完走者の黒田君なんて1時間19分も走っていた。
しかもマキノのコースはアップダウンに富み、身体への負担が大きい。レース後半は脚のダメージ以外に、腰の痛みにも悩まされ、まるで拷問だった。

レースの走りに目を向けると、レイアウトがやや易しくなったこと、路面コンディションが良好だったことも理由だが、転倒はもちろん、足つきなどの軽微なミスも無し。
しかし、ラップタイムは安定しなかった。

周回数タイム
0周目0分14秒
1周目7分09秒
2周目7分30秒
3周目7分32秒
4周目7分16秒
5周目7分29秒
6周目7分43秒
7周目7分49秒
8周目7分39秒
9周目7分54秒
10周目7分34秒

9周目のタイムは、残り2周で心が折れかけた結果だろうか…
振り返ると、踏むべきポイントで毎周回踏めていなかったように思う。

次戦は関西CX第5戦 マイアミ、そしてその翌週は宇都宮で全日本選手権。しっかり休養してコンディションを整えていきたい。
応援・撮影・サポートありがとうございました。

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