骨折からの復帰戦は関西クロス千秋楽・桂川。パワー勝負の平地区間とテクニカルなキャンバー区間を織り交ぜた、総合的な力が問われるコース。
2/1 関西CX桂川 C1
13位/52名(+5:20 順位25% フルラップ完走22名)
Lynskey CooperCX
前輪: WH-6800 / IRC SERAC CX MUD / 1.9bar
後輪: WH-6800 / IRC SERAC CX / 1.9bar
Lynskey ProCross
前輪: 38mm Carbon TU / TUFO Primus / 1.7bar
後輪: EC90SLX / Vittoria Cross XM / 1.8bar
関西クロス最終戦。レース前日の試走ではイージーな印象だったが、当日朝起きたら、雪がうっすら積もっている。
雪が溶けてコンディションが激変。つるつる滑ってキャンバー区間はロクに乗れない状況に。
しかし、日が差してきて路面は乾き始め、昼の試走ではギリギリ乗っていけるくらいの泥になった。
メインバイクのタイヤはフロントがシラクCX MUDでリヤがシラクCX(新品)。
いつもは後輪のトラクション重視だけど、今回は前輪の食いつき重視にしてみた。フロント滑った落車で負傷したトラウマも多少ある。
スタートは2列目から。うまく立ちまわって6番手くらいで1コーナーに侵入。
路面はグリップと走りの重さが絶えず変化する草・泥・砂。なるべく路面の締まったところを選び、轍は正確にトレース。
序盤は調子良く乗って行けて、一時は4位までポジションを上げる。
泥の深い区間は抵抗が大きく、走ったほうが速いくらいだが、体力の消耗を抑えるために乗って行く。
怪我のこともあるので、スピードの上下の少ないスムーズな走りを心がける。コーナーも、ブレーキは速度を合わせる程度。これが意外と速い。
コーナーにオーバースピードで突っ込むきらいがあるので、これくらいリラックスしたほうが良い。
苦手な複合コーナーは前日試走してラインを決めていたので、失速せず確実にクリア。
キャンバー区間は、変にこじらなければ十分グリップするので、全区間乗車でこなす。
レースを通して自転車を降りたのは階段からスラロームの区間と、シケインのみ。
担ぐと重いし、切り返しにタイヤのグリップを利用できるため、スラロームはひたすら押した。
レース中盤からは、後方から上がってきた選手に抜かれ始める。脚よりも体幹や腕が消耗してきて、バイクを押さえ切れなくなってくるが、今の体だとこんなもんか。
泥に刺さってそのまま深い水たまりに落ちたり。ラスト2~3周は脚がピキピキしてきて、つりそうになるのを騙しながら踏む。
ファイナルラップでは村田さんとの怪我人対決に3秒差で敗れ、13位でフィニッシュ。
完調なら一桁に入れたか?でも、今のフィジカルとテクニックの中では最善を尽くせたでしょ、と自画自賛。
ゴール後は全身ドロドロでボロボロ、腕をつって着替えもおぼつかないが、久々のレースは楽しかった。
泥と草が詰まるので、レース中に2回バイク交換を行った。メインバイクで4周、代車で1周、メインで4周の合計9周回。
毎周のように交換する選手もいて、ピットエリアは阿鼻叫喚の洗車大会だった模様。
ピット入ってくれた野口さんはじめ、周囲の方にはいろいろ手伝っていただきました。ありがとうございました。
今日の写真はマリオより。ありがとう。
ブレーキシューもいい感じに使いきった。泥レースが多かったので例年より減りが速かった印象。
関西シクロクロス全10戦を終えて、シリーズランキングは14位。怪我の欠場が響き、目標とした10位には届かなかった。また来季、挑戦します。
次は2月7日の東京CX、22日の阿波シクロクロス、3月1日の東海CX第7戦、そして、3月8日のメモリアルクロスまで、僕のクロスシーズンはもう少し続きます。