2011/4/1 大阪→東京キャノンボール 前編

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国道1号線で結ばれた東京~大阪間を自転車で24時間以内に走破するチャレンジ、キャノンボール。
今日からちょうど10年前、2011年4月1日に挑戦した時の記録が出てきたので、編集のうえ掲載する。(前編)

キャノボ走行ログ
目次

キャノンボール

キャノンボールとは国道1号線の両端ー大阪・梅田新道交差点~東京・日本橋を24時間以内で走ることを目的とするチャレンジ。
方向とルート設定は自由だが、風向きの影響で、大阪スタートで東向きに走るほうが難易度が低いとされる。距離は530~550km程度。
当時、暇な大学生だった僕は、1回分余っていた青春18きっぷを握りしめて、挑戦を決意したのだった。

キャノンボールについては、baruさんの東京⇔大阪キャノンボール研究にて歴史やルートが詳細にまとめられている。

走行ルート

挑戦当時は国道1号線をほぼトレースして京都を回るのが主流だったが、開拓が進んでいた伊賀越えルートを選択。
梅田新道交差点を出発し、木津川沿いに東進、国道25号線を経由することで、大幅な距離短縮と市街地のカットが可能。想定距離は530kmほどだったか。

使用機材

ロードバイクにフロントバッグを取り付けてキャノンボール仕様に。
道に迷わないようにポータブルナビを使用。バッテリーが保たないので、電源はハブダイナモホイールから自作の安定化電源回路を経由して給電する。
この頃はまだGarminがそれほど普及しておらず、持っていなかったので、走行位置の記録のためGPSロガー(1秒毎に現在地を記録するだけのもの)を携行した。

挑戦数日前に撮影したバイクの写真。まだ乗り続けているバイクだが、コンポやパーツを見るといつ頃かわかる。

バイク

Lynskey SuperCooper

  • フロントホイール:OpenSport手組(ハブダイナモ)
  • リヤホイール:WH-RS80-C24-CL
  • コンポ:Sram Force
  • ギヤ:50-34×11-25T
  • サドル:Fizik Aliante Carbon Braided
  • ライト:ANTAREX NRX-35

バッグ類

  • モンベル サイクルフロントバッグ
  • サドルバッグ
  • ウエストバッグ

サイクルコンピューター類

  • TOPEAK パノラマ V10X
  • ポータブルナビ MiO DigiWalker
  • 登山用GPSロガー

携行品

  • レインウェア
  • 予備電池
  • 携帯工具類

補給食

  • ゼリー飲料×4
  • ピュレグミ×1
  • キスミントガム×2
  • ブラックブラックガム×1

梅田新道 0km地点

4月1日、キャノンボール決行。100均のミニバイクカバーを輪行袋にして(※たぶん今やったら怒られる)、レーパンジャージ姿で大阪梅田まで輪行。駅で袋は廃棄し、スタート地点の梅田新道交差点へ。
ゴール後に必要な着替えや輪行袋などは、東京の友人宅に予め送ってある。

16時ちょうどに梅田新道交差点をスタート。

2011年4月1日 午後16時 梅田新道をスタート

梅田新道~木津川大橋 35km地点

気温は高い。つい飛ばしたくなるが、まだまだ先は長いうえ、長距離ライドでは右膝に痛みが出やすいので、意識してトルクを押さえつつ走る。

門真周辺でペダリングに違和感を感じて一時停止。シートピラーのヤグラが緩み、位置がずれて後ろ乗りポジションになってしまっていた。カーボンレールが破損しないか不安だったが、強めのトルクで締めて対処。

清滝峠を越えれば木津まで下り基調。木津川大橋北のコンビニでトイレ休憩。

木津川大橋~亀山 106km地点

R163を東進。信号もなく移動ペースも速まる。伊賀近辺で日没を迎え、長い夜が始まる。

名阪国道に連れ込みたがるポータブルナビを無視しつつ旧R25に入り、19時18分に峠を通過。クルマは殆ど通らず、街灯もなく心細い。ライトはNRX-35と、補助のUltraFireC3という体制だが、ピーク付近のダートでは全点灯してもよく路面が見えない。

R25旧道のピーク付近

タイヤを気遣いながら走り、さいわいノートラブルで1号線に合流。真っ暗な道を走ったことで、精神的にけっこう疲れが出た。

気持ちが折れそうで腹も減ったので、すき家1号線亀山で休憩。外は寒いので、タイムロスは覚悟の上でイートイン。
各方面に現状を連絡しつつ補給。ストップタイムは20分ほど。

すき家ストップ

亀山~刈谷 179km地点

肉体的にも精神的にも回復し走り出す。

この時点では全身完調。距離と時間から計算すると達成可能ペースだった。刈谷でコンビニ補給。
昼はあんなに暖かかったのに冷え込んできた。防寒のためレインウェアを着る。

刈谷~浜名湖 247km地点

中盤に入り、気持ちが萎える。脚もだんだん疲れてきた上、右膝の痛みが出始めてペースダウン。

浜名湖が見えたが当然真っ暗。コンビニで一休み。

浜名湖~島田 313km地点

バイパス地獄が続く。白線上キープでちょっとでも路面抵抗を減らす。
周囲は真っ暗。挑戦したのは東日本大震災から間もないタイミングで、節電のため普段よりさらに暗い。景色も変わらず精神的に参り始める。

痛みと疲労がたまってきたので270km地点でマクドナルドにピットイン。40分程度の大休止。仮眠を取りたかったが眠れなかった。

このメットはまだ手元にある。流石に処分しよう…

さらにバイパス区間を走っていると、夜が明けてきた。

日坂バイパスを回避し峠を越え、つい先程オープンしたばかりのローソンで補給。開店セールでおにぎり50円引き。夜明けと食事、バイパス連続区間からの脱出で精神力回復。

今振り返ると、走行ペースが速い割に休憩してばっかりでやる気あるのか!という感想を抱く。
後編へ続く。

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