2020年も残す所あとわずか。ということで、今年のまとめ。
2020年の振り返り
スマートローラーでパワートレーニング
今年は新型コロナウイルス感染症で生活が一変した年だった。
僕は、夏場はMTBクロスカントリー、冬場はシクロクロスに参戦しているが、
MTBのレースが相次いで中止になったことで今年の夏はオフシーズンに。
その分、スマートローラーとZWIFTでトレーニングに打ち込んだ。
夏に集中してフィジカルを鍛えたことで、今季CXシーズンは2020-21シーズンのレースレポートの通り、好成績を残せている。
パワートレーニングの有効性も実感できたし、結果的には僕にとって大きな収穫のある1年だった。
ウェブサイトの開設
また、何か新しいことを始めてみようと思い、自身のウェブサイトとしてすくみずログを開設した。
自身の経験を、後で振り返ることができる形にして残しておきたいと思ったのが主な動機。手軽だが流れてしまうTwitterやFacebookではなく、ウェブサイトという形で整理したかった。
以前からブログに書いていたレースレポートをはじめ、機材のレビュー、トレーニングやTIPSなんかをまとめて発信していこうと思い立った。「発信」と書いたが実際は内向きで、その時、何を考えていて何を感じたかを残しておいて、今後の自転車生活の中で、ふと振り返るためのログにできたらと考えている。
すくみずログ
また、引用に重ねた不確かなキュレーションサイトばかり検索にひっかかる中で、確かな情報をインターネット上で公開したかったという思いもある。
なので、すくみずログで取り扱う内容は、僕自身が内容を考え、執筆することを原則としている。
YouTubeチャンネル開設
ほかには、秋にYouTubeチャンネルを開設した。
自分のペースで読み進められない動画コンテンツはどうにも好きになれなかったのだけど、
テキスト主体のメディアが徐々に動画コンテンツに切り替わっているように感じたので、
食わず嫌いはいけないと思い動画を作ってみることにした。アクションカメラを買う口実が欲しかったという動機もある。
2020年の人気記事ベスト5
すくみずログの2020年人気記事ベスト5(ページビュー順)をピックアップ。
といってもサイト開設は今年7月30日なので、5ヶ月間のランキングということになる。
1位 パワーメーターの精度比較 (4iiii Precision・パイオニア ペダリングモニタ・Garmin Vector・Saris H3編)
1位はバイクに複数のパワーメーターを取り付け、ZWIFTのカスタムワークアウトで測定値を比較した記事。
ここ数年でパワーメーターの低価格化が進み、普及率が上がるとともに、複数のバイクにパワーメーターを取り付ける人も増えた。
しかしパワーメーターには製品差・個体差があるので、同じように踏んでも、メーターによって測定値に差が生じる。
じゃあどれくらい違うのか、実験して比較した結果を紹介している。
2位 シクロクロスのジオメトリ① ~BBハイト・BBドロップ~
2位はシクロクロスのジオメトリと乗り味について解説した記事。
シクロクロスの設計思想はメーカーによって異なり、バイクによってジオメトリは千差万別。
乗り方に合ったバイクを選ぶ、またはバイクに合わせた乗り方をする必要がある。
買おうとしているフレームはどういう性格なのか、ジオメトリ表から読み取る方法を紹介する。
3位 IRC SERAC CX シクロクロスチューブレスタイヤの選び方
3位はシクロクロス用チューブレスタイヤの定番、シラクCXについての記事。
長らく、クリンチャーかチューブラーの2択だったシクロクロスタイヤに、新たな選択肢を加えたIRCのシラクCX。
発売当初から路面に合わせた3種類のトレッドパターンを用意するなど、気合が入っていた。
タイヤ交換の手軽さがチューブレスの強みの一つ。路面によってどういうタイヤを使うと良いか、タイヤの選び方を解説。
4位 チタンの鎧 フリクション低減効果の測定
4位は、微細な酸化チタン粉末をコーティングすることでフリクションを低減するという「チタンの鎧」の効果を検証した記事。
チームとしてサポートしてもらえることになったのをいい事に、2セットの駆動系コンポーネントを用意し、
チタンの鎧を施工したもの、施工していないもので駆動抵抗を比較する実験を行った。
誤差の影響を減らすために繰り返し実験に明け暮れた結果、僅かではあるが、フリクション低減効果が認められた。
(実際、シクロクロスでは駆動ロス低減よりも泥の付きにくさのほうがありがたいんだけど…)
5位 10/25 関西シクロクロス第1戦 紀の川 と今季のシクロクロス参戦について
5位は2020-21シーズン初戦のレースレポート。
今季の参戦体制について報告していて、外のレポートからもリンクを張っていたのでアクセスが伸びたんだと思う。
ワークス並みのチーム体制と、ネトゲ廃人のごとくZWIFTに明け暮れた成果で、これまでのシーズンで一番の好成績を残せている。
年が明けてもまだ2ヶ月ほどシーズンは続くので、好調を維持してレース活動に取り組んでいきたい。
2021年に向けて
サイト開設から半年足らず。訪問してくれる人の大半はTwitterやFacebook経由だが、アクセス解析を見ると、コツコツ書いたZWIFTワークアウト紹介など、Google検索から見に来てくれる人も増えてきている。
(自分で言うのも変だけど)有益な情報をネット上に公開する、という目的は徐々に達成されてきているのかな。
来年も、レースで実績を残した上で、情報発信していければいいなーと思います。
ただ、今のペースで記事を書き続けるのはちょっとキツいので、ペースダウンするかも…