10/25 関西シクロクロス第1戦 紀の川 と今季のシクロクロス参戦について

コロナ禍で開催が危ぶまれる中、関係者の方の努力のお陰で開幕できた関西シクロクロスの2020-21シーズン。

初戦の会場は和歌山県の紀の川。2月の信楽CX以来8ヶ月ぶりに出場するレースだったが、走り出してみると2位に50秒差をつけ、関西CXシリーズ戦では初めてとなる優勝。

長い「オフシーズン」の間、パワートレーニングに明け暮れた成果を実感しつつ、幸先の良いシーズンインになった。

10/25 関西シクロクロス第1戦 紀の川

コースコンディション:晴れ 草地、一部マッド

リザルト:1位/46名(8周回 +0:00 順位2% フルラップ完走38名)

機材

Ridley X-Night Disc 1号車

  • 前輪: NEXTSTAGE CARBON TU / FMB Grippo Speed GREEN / 1.8bar
  • 後輪: CORIMA CARBON TU / FMB SSC SLALOM GREEN / 1.8bar

2020-21シーズンのCX参戦体制について

春先からの新型コロナウイルス拡大で一時は全てのイベントやレースが中止になる状況だったけれど、いろんな方の努力のお陰で、今年もシクロクロスシーズンを迎えることができた。

なので、出れるレースは出ていこう、ということで、今季も関西CXを中心に参戦しつつ、全日本選手権10位以内を狙っていく。また、他にスケジュールが合えば、状況を見つつ他地域にも足を伸ばしたいなぁ、と考えている。

体制については、昨シーズンに引き続きネクストステージのサポートを受けて走らせてもらえることになった。主なサポート内容はメカニックサービス、レース用タイヤ・ホイールセット貸与など。今季からは所属チーム名も「ネクストステージ」に変更する。

また、チームに対して株式会社クレストヨンド様(ガラスの鎧・チタンの鎧)と株式会社チャンピオンシステムジャパン様(ウエア類)からサポートして頂けることになった。

チタンの鎧。駆動系摩擦低減だけではなく、汚れの付着防止が期待できる。
チャンピオンシステムのウエア。

さらに、僕個人に対しては、オルタナティブバイシクルズ様からウルフトゥースチェーンリング他のギヤ類をサポートして頂いている。

僕のCXバイクには欠かせないウルフトゥース。フロントシングルが流行りだす前から、数年間使わせてもらっている。

また36隊の松井夫妻はじめ、知人有人には厚意でピットサポートや身の回りの手伝いを引き受けてもらっている。

今の成績はレース活動をいろんな方に支えてもらっているおかげ。今季はより恵まれた環境でレースができる一方で、今まで以上に真面目に取り組まないといけないとも感じている。

すげぇじゃん!と思ってもらえるレースをお見せできるよう今季も頑張りますので、応援よろしくお願いします。

試走と準備

さて、今シーズンはタイムスケジュールが大きく変わり、C1はレース時間が50分で、スケジュールも最終レースに。さらに、混雑を避けるため午後のレースに出場する選手は昼試走のみ、という決まりになった。

当日試走は人が多く、難しいセクションは渋滞して練習にならないので、結果を残したいなら前日試走は必須。

2020-21シーズンレーススケジュール

朝の試走: 7:30~8:30
C3 / U17 / M3: 8:40~
M2A / U15 / C4A: 9:25~
M2B // C4B / L2: 10:10~

昼の試走: 10:55~11:40
キッズ試走: 11:45~

CK2+/ CK1: 11:53ごろ
CK3+L3+CC: 12:15~
M1: 12:40~
カンクロー: M1スタート後
C2 / CJ / L1: 13:35~
C1: 14:30~

前日試走は土曜日の3時~4時半ごろ。今回は初戦ということもあり、時間に余裕を持って会場入り…しようとするも、道路通行止めの影響で遅れ、コースインは3時半頃に…

路面は、前日までの雨の影響で水たまりが多数。タイヤ選択どうこうより、バイクと路面の感覚を思い出すためにひたすら走る。

インドアトレーニング主体だとどうしても疎かになるライン取りとかペダリングを意識して小1時間走って終了。水たまりに突っ込むのでドロッドロ。

当日の昼試走ではタイヤ選択。バイクコントロールが覚束ないシーズン序盤で安全マージンを確保したいのと、タイトコーナーやぬかるんでる場所で攻めきれるように、フロントのみマッドタイヤにした。

レースレポート

1列目よりスタート。要注意の選手は村田さんと(堀川)滉太、あとマツケンさんや山中さんも。この半年間、みんながどういう過ごし方をしてきて、どれくらい走れるのか見当がつかないので、みんな気になる。

ホールショットは山中さん、続いて2番手に僕と村田さんが並んで入るが、インをとった僕が先行。

山中さんは序盤から飛ばしている。半周ほど後ろについて様子を見ていると、泥区間で少し勢いが落ちたように感じたので前に出る。このままパックかなーと思ってると、少し車間が開いた。

2周目になると、2~3秒くらい後ろに山中さん、村田さん、マツケンさんのパックが見える。

…もしかして、今日の僕は強いのでは?

本当はレース終盤までパックで、最後に勝負を掛ける展開に持って行きたかったのだが、今の状況で後ろを待つ選択肢は無い。覚悟を決めて先行する。

ここからレース終了まで、単独でラップを刻み続ける。

去年までは単独だとペースが落ちて追いつかれることが多かったが、今年は散々パワートレーニングをやったこともあり、どこまで踏めるかが感覚でわかる。

レース中盤は自分でも驚くくらいの集中力で、狙ったラインにフロントタイヤが吸い込まれるし、踏めばパワーが出る。もちろん限界近くまで追い込んでいるんだけど、あまりにも思い通りに走れて笑いが出るくらい。

ラスト3周で少し集中力が途切れそうになったものの、稼いだタイム差はすでに40秒以上と、近年まれに見るぶっちぎりっぷり。最終的に2位の村田さんに51秒差をつけて優勝。幸先のいいシーズンインになった。

久々のbikin!tvジャケット入り

レースを振り返って

全てのレースやイベントが中止になっていた時期、他にやることもないので毎日トレーニングに明け暮れていたものの、8ヶ月間レースから離れていたことで、レースへのモチベーションが下がっていた部分もあった。

でも走り出してみたらやっぱり楽しくて、今季も、もちろん来季以降も走りたいと思った。

レース内容については、バイクやペダリングを常にコントロール下において走れたと思う。ただ、シクロクロス特有の駆け引きみたいなのは、まだこれから感覚を取り戻していく感じかな。

Cyclocross Laptime Chart

ラップタイムも安定。5周目にはほぼ決定的な差がついていたので、ラスト3周はややペースが落ちている。 

関西CXでは、16-17シーズンの番外編 和歌山マリーナシティで優勝しているが、シリーズ本戦での優勝は今回が初めて。出場していない選手もいるのであまり実感がないし手放しでは喜べないんだけど、関西CXシリーズ通算1勝目となった。

今シーズンは例年に比べて人が少なくて少しさびしいけど、レースを盛り上げていきたいと思う。

応援・撮影・サポートありがとうございました。次戦は来週、関西CX富田林に出場予定です。