11/23 関西シクロクロス第4戦 マキノ

全日本選手権前の最後のレースとなる関西CX第4戦。体にダメージを残したくない一方で、前日のJCX/UCIレースで不甲斐ない走りをしたイメージを払拭したい。

前日からの雨で路面は湿り、難易度の上がったコースで行われたレースは4位フィニッシュ。出場した顔ぶれからするとまずまずの結果で、全日本に向けてリズムを取り戻せた。

Photo Minami

11/23 関西シクロクロス第4戦 マキノ

コースコンディション:曇り ウエット

リザルト:4位/51名(7周回 +1:15 順位7% フルラップ完走44名)

機材

Ridley X-Night Disc 2号車

  • 前輪: CORIMA CARBON TU / FMB SUPER MUD / 1.8bar
  • 後輪: CORIMA CARBON TU / FMB SUPER MUD / 1.8bar

サポート

ネクストステージ(メカニックサポート、ホイールセット貸与)
株式会社クレストヨンド(フレーム・パーツ類へのコーティング)
株式会社チャンピオンシステムジャパン(オーダーウエア)
オルタナティブバイシクルズウルフトゥースチェーンリング
36隊 松井夫妻ほか、知人友人の皆様(ピットサポート)

シクロクロスという競技のサポートについて

2020-21シクロクロスシーズンのサポート体制について

試走と準備

JCX/UCIレースの回復のため、宿でひたすら寝てから会場入り。

前日夜から朝まで雨が降り、コースコンディションはウエットに。
コースレイアウトは全く同じだが、路面が濡れたことで難易度が大きく変わっている。
昼試走ではキャンバーや土手の上り下りなど、泥で難しくなった場所を中心にチェック。乗れる場所、降りる場所の判断をしておく。

今日のタイヤはマッド。オールラウンドパターンでも走れるが、僅かな転がりの差を天秤にかけて、安定したグリップを選んだ

FMB SUPER MUD

レース開催中雨は降らず、路面は徐々に良くなったが、風が吹いて寒い中でのレースとなった。

レースレポート

ゼッケン2番でレースは最前列から。スタート直後、弱ペの中島くんがひとり飛び出していく。
2番手以降はある程度固まっていたが、レース序盤にTOYOの小森さんが抜けて単独2位に。

当日朝まで雨だった割ので路面は濡れているものの、ゲレンデ斜面は水はけがよく、予想外な滑り方はしない。
ブレーキングで地面が削られて、洗濯板状の凸凹になった場所で弾かれないよう気をつけるくらい。

一方でテーブルトップ状の部分は水はけが悪く、水たまりや柔らかい泥区間ができている。
キャンバーや土手の上り下りといったテクニカルセクションがここに集中しているので、ミスしないように注意しなければならない。

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いつも途中から上がってくる岩井の戸谷さんと、マツケンさん、あとSNELの小林さんあたりとパックになるが、戸谷さんとマツケンさんが離れ3位パックを形成し、僕も単独5位に。レース中盤は、前に数秒、後ろに数秒という状態で走る。
踏む場所は踏んで、休める場所は休む。プッシュする場所よりむしろレストをしっかり意識していく。

Photo Minami

レースの残り時間が少なくなってくると、3位パックから戸谷さんが抜けてマツケンさんがやや遅れたように見えた。ちょっと踏ん張ってマツケンさんに合流。

終盤はマツケンさんとの4位争い。フライオーバー後の急勾配の上りではこちらに分があるようだが、1周走ってコントロールラインを通る頃にはまたパックになっている。
抜きつ抜かれつしていたが、テーブルトップのマディな180度ターンでマツケンさんがスリップ。これが決定打になって数秒のギャップを生んだ。
後は単独走。脚を緩めないように、しかしミスをしないように。ゴールまで走りきって4位フィニッシュ。

レースを振り返って

弱ペの中島くん、TOYOの小森さん、岩井の戸谷さんに続いて4位。今の実力なりに順当なリザルトで、前日のレースでの不安を払拭できたと思う。
レース内容についても、オーバーペースで突っ込みすぎた昨日とは違って、自分のペースを管理できたし、バイクコントロールも安定していた。

次戦はいよいよ全日本選手権。しっかり休養を取って、ベストな状態でレースに臨みたい。
応援・撮影・サポートありがとうございました。