余り物のパーツを寄せ集めて、Di2の変速システムを1セットこしらえた。
パーツ一覧
Di2のバイクを3台も組むと、それなりにパーツが余る。
もう1セットいけるんじゃね?と思ってパーツボックスを漁ったら、組めてしまった…
- シフター ST-6770の残骸
- リヤディレイラー RD-R8050
- ジャンクションA SM-EW67A
- バッテリー台座 SM-BMR2
- バッテリー SM-BTR1
- ケーブル EW-SD50
シフターはジャンク箱から。
リヤディレイラーはシクロクロスで使っていたもの。
GRXのクラッチ付きRD(RD-RX815)導入に伴い取り外し、保管していた。
ジャンクションAは新品が安かったのでメルカリで買っておいたもの。
内蔵バッテリーが使えなかったり、制限はいろいろあるものの、ディレイラーを動かすだけならこれで十分。
バッテリーパックはシクロクロスから拝借した。
シフターの機能割当変更
シフターは6770電動アルテグラのレバー(ST-6770)の中身。
スイッチ部分は開腹され、若干かわいそうな感じになっている。
もともと左レバーに組み込まれていたものなので、フロントディレイラーの変速が割り当てられているが、このスイッチでリヤディレイラーを変速したい。
そこで、まずは設定変更から。
Bluetooth対応のディスプレイユニット(SC-MT800)を積んだシクロクロスにST-6770のシフトユニットを接続し、E-Tubeスマートフォンアプリからスイッチ機能の割当を変更する。
ついでにファームウェアアップデートも行っておいた。
配線と動作確認
Di2のケーブル適当に繋いで動作確認を行った。
シフター、ジャンクションA、バッテリー、リヤディレイラーを1つずつ繋いだ最小構成。
初代の7970系を除く2芯ケーブルのDi2では、ケーブルのつなぎ方は問われず、どこかに繋がっていれば動く。各パーツがマイコンを内蔵していて、ケーブルを通じて通信している様子。
スイッチ基盤の端子部分をピンセットでショートさせると変速が行えた。
もちろん、ジャンクションAのボタンを長押しして変速調整もできる。
互換性情報で動くらしいことは確認していたけど、とりあえずは何事もなく動作して一安心した。
このままバイクに積むわけにはいかないが、適当なスイッチを配線して、ローラー用バイクで使おうかと考えている。