3/9 阿波シクロクロス E1 1位

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今年も徳島 阿波シクロクロスに出場。
パンクやチェーン落ちといったメカトラブルの多いコースだが安定してラップを刻み、2024-25シーズン最後のレースを優勝で締めくくった。

3/9 阿波シクロクロス E1

天候:晴れ 18度

コースコンディション:草地+ハードパック ドライ、一部泥

リザルト:1位/21名(9周回 57:39 順位4% フルラップ完走19名)

機材

TREK Boone 2号車

  • 前輪: Yoeleo SAT C45 DB PRO / Panaracer ALBIT + Insert / 1.7bar
  • 後輪: Yoeleo SAT C45 DB PRO / Panaracer CGCX + Insert / 1.7bar

※空気圧はPanaracer デュアルヘッド デジタルゲージ基準

目次

コースとセッティング

ここ数年、シーズン最後のレースとして選んでいる阿波シクロクロスに今年も参戦。
くろんどクロス以来、3週間ぶりのレースだ。

会場は徳島県の三好市三野健康防災公園。昨年までと同じ会場だが、レイアウトに小変更があり、グラウンドの高速区間がなくなった。

実際とはだいぶ違うけどコース図

河川敷に設営されたコースは高低差が無いが、前半と後半で路面状況が異なり、おのずと走り方も変わってくる。

コース前半は草地だが、イノシシに掘り返されたのか、起伏のある凸凹路面で、バイクが暴れて進まない。
中低速コーナーが中心で、長い直線も無いので、パワーよりもライン取りやバイクコントロールがポイントになる区間だ。

駐車場近くのピットエリアを過ぎ、ちょっとしたキャンバー区間、その先の泥区間をクリアすると、路面はフラットなハードパックになる。
ここからは、バイクをスピードに乗せていくエリアだ。シケインやコース幅の狭い凸凹区間もあるが、しっかりパワーを掛け、中~高速コーナーをこなしていく。

全体の印象をまとめると、決して難しくはないが、身体とバイクへのストレスが大きいコースだ。
前半は凸凹でバイクが暴れるし、コース上にはパンクを誘発する石もある。
闇雲に踏むのではなく、身体へのダメージや、パンクやチェーン落ちといったメカトラを避けつつ安定して周回することが重要になってくる。

空気圧は前後1.7barにセット。衝撃吸収性とパンク予防どちらを重視するか悩んだが、何度もパンクに苦しめられているコースなので、今回はタイムを出すための空気圧より若干高めにした。
気温も上がってきたので、多めに水分補給してから招集へ。

レースレポート

いつもより早目のタイムスケジュールで、11時40分にスタート。カテゴリ混走のため、21名のE1選手に続き、E2, M1, W1が飛び出していく。

ホールショットは狙わず、4番手で1コーナーへ。けーなか率いる先頭パックで周囲の様子を伺う。
今回はリスクを負わず、確実に勝つ走り方に徹する。シーズン最後のレースは気持ちよく優勝で締めくくりたい。

ややスローなペースで1周目を終え、2周目に入ると先頭集団のスピードが上がった。
5名ほどの先頭パック後方に控えつつ、誰かが飛び出したらすぐに反応できるように構えておく。

すると、泥区間後のシケインで速度が緩んだので、ここで自ら先頭に出る。
アタックを仕掛けるわけでもなく、自分のペースで走っていたが、泥区間で後続と差が開くことに気づいた。
周回を重ねるごとに差は3秒、6秒と広がり、単独1位に。

レース中盤からは、ひとりでペースを刻んでいく。

阿波のコースで怖いのはパンクだ。過去には何度も泣きを見ているので、コース前半の凸凹区間では意識的にペースを抑えて、バイクへのストレスを軽減する。
この区間で無理をしないことで、身体へのダメージを抑えることもできる。疲労によって集中力は削がれ、乗り方は雑になり、結果メカトラブルを誘発する。

コース前半は流す一方、後半のフラットな区間ではしっかり踏んでいく。
特に泥区間からシケイン手前と、最終コーナーからの立ち上がりは全力でプッシュすることで2位との差を広げ、より盤石な独走体制を築いていく。

その後はレース終盤まで一定のラップタイムを刻み続け、最終的には2位に40秒差をつけてフィニッシュした。

レースを振り返って

10月から続いた2024-25シーズン最後のレースを、一番良い形で締めくくれた。

内容的にも、目標にしていた「確実に勝つ走り方」ができたと思う。
メカトラ防止のため最終周回はスローダウンしたが、2周目以降のラップタイムを見ると、一定のペースで走り続けていることがわかる。

周回数タイム
0周目0分10秒
1周目6分31秒
2周目6分22秒
3周目6分20秒
4周目6分20秒
5周目6分22秒
6周目6分20秒
7周目6分25秒
8周目6分22秒
9周目6分27秒

今年も長いような短いようなシクロクロスシーズンはこれで終わり。今期は16レースを走った。
毎週レースのCXシーズン中は出来なかったことをしつつ、6月の富士ヒル、そして来季のシクロクロスシーズンインに向けて、フィジカルを積み上げようと思う。

応援・撮影・サポートありがとうございました。

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