滋賀県は朽木スキー場で、カンカン照りの快晴で行われたCJ-Uびわこ高島ステージ。
コースはほぼダブルトラック、長い登りとハイスピードな下りが王滝を彷彿とさせるレースは、チャレンジBで2位でした。
4/12 Coupe de Japon CJ-Uびわこ高島(朽木) チャレンジB
2位/54名(50m31s +1m58s フルラップ完走18名)
リザルト
Vassago Optimus Ti
前輪: WH-M785 / Specialized Fast Trak 29×2.2 / 1.6bar
後輪: WH-M785 / Specialized Fast Trak 29×2.2 / 1.6bar
サス: Manitou Tower Pro 120mm / 70psi / compression +1 / rebound +0.3
朝8時前に会場入りして、遠く東京からやってきたモノクローバー社長・チームメイトの宮津くんと合流。
受付の列に割と並んだものの、8時半頃から試走。
スキー場のゲレンデがコースで、ダブルトラックを登り、短いシングルトラックを通った後、ハイスピードでダブルトラックを下る。フィードゾーン前を登り返して、コブやバンクを下ってコントロールラインに出る。
数日間晴れが続いていたので、路面はカラッカラのドライ。ダブルトラックは乾いた土と砂利でかなり滑りやすい。
特に下りは早めにブレーキを握らないとオーバーラン必至。
空気圧は前後とも1.6barにしたが、暑さで内圧が上がったのでレーススタート直前に再調整して1.6に合わせた。
今回出場するチャレンジBクラスは一番下のカテゴリなのに、エントリーリストを見るとシマノドリンキングの入江さんの名前があってビビる。チームメイトの宮津くんも侮れない。単純な力勝負になると勝てないかも。
レーススタートはお昼前、チャレンジAと5分の時差出走。号砲の直後から、前の選手をどんどんオーバーテイクしてなるべく早く前に出ようとする。
長い上り区間の半ばで先頭5名ほどまで上がる。前を見るとPAX PROJECTの山田選手が先行していて、それを宮津くんが追っている姿が見える。
登り切ったらシングルトラックを抜けて、ダブルトラックを3番手で下る。
登り返すと、宮津くんが自転車押してラン中。そのままフィードゾーンへ。不運にも下りでパンクしたらしいが、フィードゾーンの手前まで走れたのが不幸中の幸いか。
2周目に入ると、PAX山田選手は遥か彼方へ。追走はキッパリ諦める。
一人旅になったのでダブルトラックの登りをマイペースで登っていると、後ろから宮津くんが追い上げてくる。あともう一人、入江さんの姿も。
ダブルトラックを下り、滑りやすい砂利の高速コーナーで入江さんが鮮やかなオーバーテイク。
僕とチャレンジAの選手を縫うようにコーナーに吸い込まれていった。
フィード前の登りで食らいつき、前に出て下りは塞ぐが、それでも隙をついて再び抜かれる。どんどん離れる背中。速い。
3周目。先ほど腕で開いた差を脚で埋めて、頑張って追いつく。「下り上手いっすね~」等と声をかけつつ、先頭交代。
脚力勝負に持ち込めば勝てるぞ。
下りは、さっき見た入江さんのスピード感で突っ込んでみたら意外といけた。
今度はちゃんと前に出たままフィードゾーン前の登りをこなし、そのまま下りをこなす。
暫定2位で最終周回へ入って、このまま行けると確信。
4周目。ファイナルラップはとにかくミスをしないように、トラブルに遭わないように気をつける。
振り返ると宮津くんは結構離れた。パンクもあったしペースを乱された感じ。
上げすぎず、攻めすぎず、それでもタレすぎないように意識しつつ、単独で周回をこなしてフィニッシュ。
優勝の山田選手とは2分の圧倒的な差をつけられたが、3位の入江さんには13秒のリード。
さらに2分遅れて宮津くんが4位フィニッシュ。
国際レースで2位なので、念願の昇格。次戦CJ-U八幡浜からはチャレンジAで走ることに。
リザルトを見ると、チャレンジAでも3位相当のタイムだったので、連戦昇格を目標に。
今回のレースで、スクミズマシンワークスのメンバーがようやく一堂に会しました。
次に集まるのは全日本かな?それまでにエリートに上がるぞ!