全6本のZwift Academy 2021ワークアウトも後半。第4回のメニューは、FTPのUnder/Overインターバル。
上り区間では、ケイデンスを変化させることで、FTP付近のパワーを持続させながら勾配変化に対応する。
地形変化があるコースにおいても自分のペースを崩さず、長時間高出力を維持する能力を養う。
Zwift Academy 2021 > 4. Threshold Under/Overs
https://whatsonzwift.com/workouts/zwift-academy-2021/4-threshold-underovers
メニュー
- アップ
- 50→80% 10分
- 80→95% 1分
- 55% 3分
- メインセット
- 6セット×(95% 1分+102% 1分)
- 55% 6分
- 6セット×(95% 1分+102% 1分)
- クールダウン
- 65→45% 5分
ワークアウトについて
Threshold Under/Oversは典型的なUnder/Over FTPインターバル。とはいえ、Fun Is Staying Coolみたいなエグいやつじゃなくて、
95% 1分+102% 1分
という平和的な内容。
このワークアウトの目的は、長い上りやタイムトライアルなど、長時間にわたりFTPを維持する状況において、ケイデンスを変化させて地形変化に対応すること。
ローラー台を使用したインドアトレーニングと異なり、実走では勾配変化、路面状況、風などの要因があり、一定のパワーを維持することが難しい。
1分ごとのUnder/Overインターバルを通して、パワーゾーンを維持する能力を養う。
メニューとしてのケイデンス指定は無いが
- Under(95%)…好きなケイデンス
- Over(102%)…100rpm付近
で行うことが推奨されている。
メインセットは、12分間のUnder/Over FTPインターバル×2セットで構成される。パワーの上下はあまりないので、実際のところ、12分間のFTP走を2本走るようなものだ。
ワークアウト実走
Zwift Academy 開催期間のグループワークアウトに参加。
ウォーミングアップは定番となった2段ランプアップ。
50→80% 10分+80→95% 1分
L4まで上げて、3分のレスト後メインセットへ。
今回のUnder/Overインターバルは、ほぼFTP走という印象。
指定パワーは1分ごとに95%→102%と切り替わるので、これにあわせてケイデンスを80~90rpm→100rpm前後に変化させる。
体が温まりきっていない1本目はじわじわ心拍数が上がっていって結構しんどい。体調もあまり芳しくなかったので、グループワークアウトじゃなかったらやめてたかも。
しかし、6分のレストを挟んだ2本目はいつもの調子が戻ってきて、脚と心拍をうまくコントロールして12分間のセッションをこなせた。
ずっと同じパワーで踏み続けるFTPインターバルよりも、こちらのほうが気持ちが楽かな…ちょっと時間も短いし。
キツいメニューは確かに効果があるが、気が滅入るようなワークアウトばかりしていると継続して取り組む障害になる。楽しんでトレーニングしていこう。
関連情報
SARISサポートライダー活動について
2020年12月よりSARIS JAPANサポートライダーとなり、
インドアトレーニングやバーチャルライドを盛り上げる活動を行っています。
トレーニングにはSaris H3を使用しています。