2023年冬コミ新刊『チューブレスレディ最前線』~もう「チューブド」には戻れない~【コミックマーケットC103 2日目 東ク50b 幻想サイクル】

2023年の冬コミ(C103)にも参戦。新刊のテーマは「チューブレスレディタイヤ」だ。

ここ数年の間に、プロロードレースの世界で瞬く間に普及したチューブレスレディタイヤ。
転がり、乗り心地、グリップに優れる28c~30cの幅広TLRタイヤは、今やプロトンの「常識」となった。

今回はチューブレス歴10年以上の「古参勢」が、TLRシステムの運用ノウハウと最新トレンドを紹介・解説する。

ビード上げのコツや、ワイドタイヤの性能を活かす空気圧設定、TLRの性能を底上げするタイヤインサート、そして30cロードTLRタイヤ…

バイクの走りはタイヤが決める。
…もう「チューブド」には戻れない

C103新刊『チューブレスレディ最前線』

本文 80ページ 会場頒布価格 1,000円

日曜(12/31) 東3ク50b 「幻想サイクル」にて。

C103新刊『チューブレスレディ最前線』

近年ロードバイクでも普及が進む、チューブレスシステムについて暑かった本書では、主に運用ノウハウと最新トレンドを紹介・解説する。

今回の本も、ゲン君と私の共著。チューブレスタイヤ歴10年以上、「古参勢」2名の経験と、最新タイヤ・ホイールの技術トレンドに関する知識を存分に盛り込んだ。
本文は80ページ。(今回も)結構な分厚さになったが、チューブレスレディ入門者はもちろん、いま使っているユーザーにとっても有益な1冊になると確信している。

内容について

本書は、以下のような3部構成となっている。

目次

  1. はじめに
  2. TLRの基礎知識
    1. 不完全で曖昧な チューブレス「レディ」
    2. 進化を続けるチューブレスホイール(リム)
    3. エア保持の要 タイヤシーラント
  3. TLRの運用ノウハウ
    1. ビード上げのコツと機材
    2. パンク対応と日常点検のチェックポイント
  4. 最新TLR事情
    1. タイヤ・リムのワイド化と新ETRTO規格
    2. ワイドリム時代の適正空気圧
    3. チューブレスの新要素 タイヤインサート
    4. 30cチューブレスレディタイヤのススメ
  5. あとがき

チューブレスレディの基礎知識

チューブレスレディのシステムを構成する「タイヤ」「ホイール(リム)」「シーラント」の特徴について解説する。

(ピュア)チューブレスタイヤに対するチューブレスレディの利点、フックレスリムの特徴、シーラントの種類など、TLRを運用するなら抑えておくべき基礎的な情報をまとめている。

チューブレスレディの運用ノウハウ

ビード上げやパンク対策といった、チューブレスレディを快適かつトラブルなく運用するための方法を解説する。

10年以上にわたりチューブレスタイヤを使ってきた古参ユーザーが、試行錯誤した結果得たノウハウを伝授する。

最新チューブレスレディ事情

急速に進歩したチューブレスレディタイヤの、その最新トレンドを解説する。

ワイドタイヤ・ワイドリムにあわせた適正空気圧についての考え方や、パンクを防止しタイヤ性能を底上げするタイヤインサートの紹介、
さらに、近年はグランツールでも実戦投入される「30cの幅広チューブレスレディタイヤ」の実使用レビューを盛り込んだ。

入手方法(頒布・配信・委託販売)

コミックマーケットC102での頒布に加えて、Amazon Kindleでの電子書籍配信、メロンブックスでの委託販売も行う。

頒布について

C103会場では、クレジットカード・交通系IC・iD・QUICPayでの決済OK!非接触決済にも対応

幻想サイクルの同人誌はすべてKindle Unlimitedの読み放題対象なので、既刊も読みたいならこちらがお得。

また、関西CXほか、レース会場にも持参する(\1,000)。連絡いただければ取り置きも対応します。

その他の頒布物

ガーミン用脱落防止クリップ

GPSサイクルコンピュータの脱落防止のためのストラップ小物。熱溶解積層方式の3Dプリンタで製作。素材はABS樹脂を使用している。

31.8mmハンドルに着脱できるわずか2.4gの「命綱」は、ハンドルにパチンと嵌めるだけの簡単装着。しかし、フックの形状を工夫しているためストラップを引っ張っても自然に外れることはない。
ゴム製ストラップのように走行中プラプラしないし、幅5mmと細身で目立たないため、バイクの美観を崩さない。

会場価格 500 円

ブロンプトン用 ロングハンドルバーキャッチ

ブロンプトンのMハンドル(Middleハンドル)モデルはハンドルが高く近いママチャリポジションのため、スポーツ車に慣れたサイクリストにとっては乗りづらい。
ハンドルを交換したり角度を調整することでポジションを改善できるが、しかし、各部のクリアランスを限界まで詰めたブロンプトンでは、ハンドル角度を変えるだけでも問題が発生する。
フォーク肩のハンドルバーキャッチという部品に、ステム側面から伸びるパーツが届かなくなるため、ハンドルステムをロックできなくなるのだ。

こういった状況に対処するため「ロングハンドルバーキャッチ」を製作した。純正ハンドルバーキャッチから本品に交換することで、より遠い位置でハンドルステムを固定できる

C100で頒布したものをベースとしているが、使用する3DプリンタをSLS(レーザ焼結)方式→FFF(熱溶解積層)方式に変更。素材もナイロンからABSに変更することで、大幅にコストダウンを図った。

純正品+10mm、+15mmの2サイズ。

会場価格 各1,000 円

C100~C102既刊

C100~C102の既刊も頒布します。

C102『限界自転車部屋』

C101『限界車載ナレッジ』

C100『サイクリング・デジタルトランスフォーメーション』

会場価格 各1,000 円