CATEYE GPブラケット 544-5340
CATEYEのヘッドライトをGoPro規格の台座に取り付けるためのブラケット。GoPro台座を備えたアウトフロントマウントと併用することで、限られたハンドル周りのスペースを有効活用できる。
評価 ★★★★★
購入価格 300円
長所 -Pros-
- CATEYE純正でライトとの嵌合は完璧で強度も十分
- ハンドル周りがスッキリする
短所 -Cons-
- GoProマウント部には相性があり、場合によっては削る必要がある
GoProマウント用のCATEYEライトブラケット
アクションカメラの代名詞であるGoPro。
GoProの台座はデファクトスタンダードとなっており、多くのアクションカメラで採用されている。
本品は、VOLTシリーズはじめとするCATEYEのヘッドライトをGoPro台座に取り付けるためのブラケットで、多彩なGoPro用アクセサリにCATEYE製ヘッドライトを取り付けることが可能になる。
特に、Garmin用アウトフロントマウントの下にあるGoPro台座を利用することで、ハンドルにフレックスタイトブラケットを巻くことなくヘッドライトを固定できる。
使用感
純正部品だけに、ブラケットとライトとの固定感はフレックスタイトブラケット同様にスムーズ。
樹脂製ながら造りはしっかりしていて、VOLT400やVOLT800はもちろん、ブラケット部が一回り大きいVOLT1700も取り付け可能。
GoPro台座の相性
一方、GoPro台座は製品によってマウントの寸法にばらつきがあるため、GPブラケットとの組み合わせによってはガタが出たり、きつくて入らないことがある。
ROTOR製ガーミンマウントの場合、GoPro台座に入らなかったため、GPブラケット側を平ヤスリで削って調整した。
角度調整は容易
ボルト1本で固定されているので、角度調整は容易。
強めに締めておけば乗車中の振動で向きが変わることもない。
街乗りや練習ではライトを取り付け、レースのときはアクションカメラを吊り下げるなど、汎用マウントならではの運用ができる。
見た目もスッキリ
アウトフロントマウントに取り付けると、ライトがガーミンの影に隠れる。
見た目もかなりスッキリするし、膝にライトの干渉や、フレックスタイトブラケットが邪魔で上ハン中心を持ちにくいといった問題も解消される。
最近のハイエンドエアロロードバイクにはステム一体型ハンドルがセットされることが多いが、
GoPro台座付きサイコンマウントとGPブラケットを併用することで、バイクのフォルムを崩さずライトを取り付けられる。エアロロードもステム一体型ハンドルも縁がないけど。
まとめ: ハンドル周りの混雑を解消
GPブラケットとGoPro台座付きサイコンマウントを組み合わせることで、Di2のシフトスイッチやインジケーターがハンドルを占拠している場合やDHバーを装備したTTバイクなど、ハンドルにライトを取り付けるスペースがない場合でも、CATEYEの豊富なラインナップの中から好きなライトを取り付けることができる。
また、ハンドルからライトブラケットをなくせるので、エアロロードやエアロハンドルのフォルムを崩さないし、見た目のゴチャゴチャ感も解消できる。
今回はアウトフロントマウントへのライト取り付けという観点でレビューしたが、GPブラケットのポイントは、豊富なGoProアクセサリにCATEYEライトを組み込めるということ。
ヘルメットマウントに取り付けたり、ミニ三脚と合わせてポータブル投光器として使ったり、応用の幅は広そう。