【レビュー】CATEYE 心拍計装着ベルト 160-3595 ~ガーミンにも流用できる安価な心拍バンド~

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CATEYE 心拍計装着ベルト 160-3595

キャットアイの心拍センサー(HR-11,HR-12)用の心拍バンド。安価で装着感が良いうえ、ガーミンやポラールの心拍計に流用できる。

評価 ★★★★★

購入価格 600円

長所 -Pros-

  • 心拍計用のバンドのなかでは圧倒的な低価格
  • ゴムが柔らかく装着感が良い

短所 -Cons-

  • 乾燥機を使用すると電極パッド部分が剥がれてくる
目次

心拍計用の胸部バンド

俗に乳バンドなんて呼ばれる胸部バンド式の心拍計では、心臓の電気信号を利用して心拍数を測定する。
バンドの胸に接する部分には導電性パッドがついており、これで心臓の電気信号を検知する。
導電性パッドからの電流はスナップボタンを介して心拍センサー本体に流れ、心拍数を計算。Ant+やBluetoothでガーミンに数値を送信する。

最近の流行は光学式心拍計だが、激しい運動時に使う場合、精度や信頼性は胸部バンド式にまだまだ及ばない。

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CATEYEは、同社サイクルコンピューター向けに心拍センサー HR-11(Ant+接続)HR-12(Bluetooth接続)を販売している。

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CATEYE HR-11

心拍計装着ベルト 160-3595」は、これらの心拍計用の心拍バンド
汗で汚れたりゴムが劣化するほか、パッド自体も使用に伴い傷んでくるため、交換用部品として販売されている。

バンド本体は伸縮性がありやわらかく、電極パッドも薄いため装着の違和感は少ない。体に密着するので測定エラーも出にくいように思う。

アジャスターやフックはビニールコーティングされた鉄製。ゴワゴワしないし、不意に外れることもない。もちろん、体型に合わせ好みの締め付け具合に調整できる。
ただ、数年使っているとビニールが劣化し割れ、金具が錆びてくる。

ビニールコーティングされた鉄製アジャスターとフック

圧倒的低コスト 他社心拍計にも使用可能

心拍計のバンドは消耗品

  • バンドのゴムが伸び切る
  • 電極パッドが剥がれる
  • 金具が錆びる

など、劣化が目立ってきたら交換時期だが、本品は他社製品に比べると圧倒的に安い

GARMINもPOLARも、バンドだけで4~5000円。中華パーツすら1000円前後なのに、ちゃんとしたメーカー品が実売600円で買える。

また、CATEYEに限らず、GARMINやPolarなど、多くの心拍センサーはセンサー本体とバンドをスナップボタンで固定しているが、
どういうわけか、スナップボタンのサイズと間隔(45mm)は各社ほぼ共通なので、CATEYEのバンドをGARMINの心拍センサーに流用できる

スナップボタンの間隔は約45mm
Garmin HRM-Dual でももちろん使用可能

乾燥機の使用は厳禁

本品には電子回路などは内蔵されておらず、導電性のパッドがスナップボタンにつながっているだけなので、洗濯すること自体は問題ない
汗だくになるので、使用後はネットに入れて洗濯機で洗っている。

ただし、高温になると電極パッド部分の接着が剥がれてしまうので、乾燥機は使用してはいけない。
しばしば洗濯乾燥機に放り込んでそのまま洗濯→乾燥してしまうのだが、熱で電極パッドの端が剥がれてきている…

端が剥がれてきたら接着剤で補修

多少剥がれたところで心拍計の動作には影響しないが装着感が悪くなるため、剥がれてきているのに気づいたらゴム系の接着剤で補修している。

まとめ:心拍計のバンドはこれで決定

コストの安さばかり目立つ本品だが、買い替えるたびにマイナーアップデートが施され改善されている。

購入時期が違うものを比較 現行品(下側)は電極パッドの肌触りが良くなっている

「うっかり乾燥機」をやらかすと寿命が一気に縮むが、それでも1年くらいは平気で持つ。
電極パッドの剥がれや、金具のビニールコーティングが割れて錆びてきたら寿命だが、安価なのでバーテープを巻きかえるくらいの感覚で新しいバンドを下ろせる。

しかし、ZWIFTではGarmin Fenix 6sの光学式心拍計を使うようになったので、乳バンドの出番は減って実走ロード練のみ。
既にストックしている心拍バンドを下ろすのはいつになることやら…

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