【レビュー】DEFEET ET DURAグローブ

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DEFEET ET DURAグローブ

フィット感に優れるニット素材のグローブ。意外と暖かく、気温10度以下でも使える。

評価 ★★★☆☆

購入価格 2500円

長所 -Pros-

  • 伸縮性に優れフィット感が良い
  • 気温5~10度で使える暖かさ
  • 耐久性が高い

短所 -Cons-

  • 使用に伴いタッチパネルの反応が悪くなる
  • 滑りやすい
目次

DEFEETのグローブ

DEFEET(ディフィート)はアメリカのソックスメーカーで、部位によって厚みや編み方を変えた高機能なスポーツソックスを製造している。
また、ソックス製造の技術を使ったニット素材のグローブやアームカバー等もラインナップしている。

DEFEETのグローブは化繊とウールの2種類がラインナップされているが、今回レビューするのは化繊の製品。
使用素材はナイロン/ポリエステル/ ポリウレタン/塩化ビニル樹脂と記載されている。

ウールのほうは別記事でレビューしている。

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ニット素材で手にフィット

グローブはニット素材で、ゴワつきがなく手の動きにフィットする。個々人で異なる手のひらの大きさや指の長さに合わせて伸縮するため、ロードバイクのブラケットを握ったときにも生地が突っ張らない

ただ、手とハンドルの間でグローブの生地が伸びてしまうので、ハンドルをしっかり握ってコントロールするMTBには向かないと感じている。

5~10度で使える暖かさ

ニット生地のため防風性は無いが、見た目より暖かい。
寒さ対策には「首」がつく場所を冷やさないようにしろと言うが、このグローブは手首をぴったりと覆い、隙間風が入ってこないので、手が冷えにくい。
ロードバイクでは気温5度くらいまでなら使える。気温が0度に近くなると流石に寒いが、逆に気温が上がった時、程よい通気性があるため蒸れにくいという特長がある。
個人差はあるが、快適に使えるのは春秋から冬にかけて、気温5~10度の時だろうか。

手首まで覆うので暖かい

滑り止めプリント

手のひらには滑り止めがプリントされている。使用に伴って剥がれてくるのではないかと思っていたが、一部ヒビ割れがある程度で3年使っても健在。
程よいグリップ感はあるが、滑り止めの無い場所は化繊の生地なのでよく滑る。スマホを操作する時などは、手を滑らせて落とさないよう気を使う。

高い耐久性

生地自体は丈夫で、ハンドルが擦れる場所は写真のように毛羽立っているが、まだまだ使える状態。
一見すると軍手のようだが、価格相応の造りではあるようだ。

3年の使用で、ブラケットを握った時にバーテープに擦れる手のひら付け根部分は毛羽立っている

タッチパネル対応…だが感度は悪い

親指、人差し指、中指の指先には導電糸が編み込まれていて、スマートフォン等の静電式タッチパネル対応を謳っている。
買った直後は反応したが、冬場限定とはいえ3年ほど使った今となっては、ほとんど反応しない。
導電性のある生地を縫い付けるタイプのグローブと比べると指先のフィット感は良いが、耐久性が犠牲になっている。

指先に編み込まれた導電糸。期待は禁物。

サイズは大きめ

サイズは以下の4つ

  • XS(15.5-18cm)
  • S(18-20cm)
  • M(20.5-22.5cm)
  • L(22.5-25.0cm)

全体がニットで伸縮する一方で生地が余るとシワになって不快なので、普段のグローブよりワンサイズ小さめを選ぶとフィットすると思う。
僕は指が長く、パールイズミのグローブではL~XLを使っているが、DEFEETのはMサイズがぴったりだった。

まとめ: 使い勝手の良い春秋~冬用グローブ

厳冬期ではないが素手では寒いシチュエーションで便利なグローブ。
毎年、半袖ジャージが長袖になるタイミングでこのグローブも出してくる。

かさばらないので、暑いときはバックポケットにもしまいやすい。

高級軍手と揶揄されるように、価格は少し高く感じるが、何シーズンも使えるくらい丈夫なので、案外割安かもしれない。

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