工事通行止めの鍋谷峠がようやく開通 2年ぶりのヒルクライム

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再三に渡って工事期間が延長されていた鍋谷峠がようやく開通した。
早速登ってきたが、久しぶりの鍋谷は舗装が見違えるほど綺麗だった。

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2年ぶりの開通

2017年秋に国道480号鍋谷峠道路(鍋谷トンネル)が開通してから、大阪南部と和歌山県の紀の川流域を結ぶ導線としての役割が薄くなった旧道の鍋谷峠。
法面が崩れている場所もあって自動車通行止めになり、しばらくは自転車・歩行者用の道路となっていた。

しかし、本格的な修復工事のため、2019年の冬頃からゲートで封鎖され完全通行止めに。その後、コロナ禍の影響もあったのか、ずっと工事中となっていた。
動きがあったのは2021年になってからで、当初は5月末に工事終了との話を聞いた。

しかしその後、7月下旬、8月末と、延期が繰り返されていた。
地元住民との調整が難航していたという噂を聞いたけど、ひとまず話はまとまったらしい。

鍋谷峠道路との分岐

緑のフォークリフトあたり、橋の欄干が鍋谷峠ヒルクライムのタイム計測開始地点だった

鍋谷峠ヒルクライムのタイム計測地点である、松葉善製材所付近の橋をスタート。旧国道480号を登っていくと、一旦バイパス道路と合流する。

バイパスとの合流地点には「自転車は降りて通行してください」との看板が

自転車は降りて通行してください」という看板があり、路側帯をポールで区切ったスペースを通らされる。
交通量が多いうえ、車はかなり勢いよく走っているので車道は危険。おとなしく道の端を通ろう。

気休め程度にポールで区切られた、歩道とも言えないスペース通らされる

ぶつくさ言いながら道の端っこを進むと、鍋谷トンネルへ向かう道路と旧道の分岐部分に。ここから先、鍋谷峠道路(バイパス)は自動車専用道路となる。

以前あったゲートがなくなっている。

バイパス併走区間もあるので、今後、ヒルクライムのスタート地点はここにすべきだろうか。一休みできそうなスペースもあるし…

真新しい舗装

早速登り始めると、舗装の綺麗さに驚く。

2年ぶりのヒルクライム

路面のアスファルト舗装はとにかくスムーズで、舗装の継ぎ目も無い。競輪場の走路のごとく転がる。

集中豪雨や土砂崩れ時などに使う通行止めゲートができていた

鬱蒼とした山の中に入ると、似たような景色と似たようなコーナーが繰り返す。
勾配もほぼ一定で、どの辺りを走っているのか分かりづらい。これぞ鍋谷峠という感じで懐かしい。

鍋谷峠道路が開通して久しいが、一応まだ国道480号らしい

サイクルコンピューターの走行距離を見て頂上までの残り距離を確かめる。

自作したマウントは調子が良い。下部のボタンを押す際に指が入りづらいので、もう少しステーを長くしても良かったかも。

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工事終了後の鍋谷峠を走っていると、以前にはなかった緑色のフェンスが目につく。不法投棄を防ぐためだろうか。

なんとなく空が広くなってくると山頂が近い。最終コーナーを曲がったら残り100m。ピークは和歌山県との境界になっている。
麓で26度だった気温は23度になっていた。

下りも快適

暗くなってきたのでさっさと下る。

以前は路面の凹凸が多く、ブレーキングポイントで路面が落ち込んでいたり、ヘアピン途中に舗装の継ぎ目があったりと、とにかくリスキーだった下りだが、
舗装がきれいになったおかげで、だいぶ走りやすくなっていた。

路面がフラットになったせいで、轍に引っ掛けて曲がれなくなったけど…

余談だが、グラベルロードとして設計されたキャニオン グレイルは、低速コーナーが多いこういう道がやや苦手
道路の白線をひたすらトレースできるくらい高い直進安定性がある一方で、タイトコーナーだと前輪が切り込んでいかず、向きを変えづらい。

スタビリティとアジリティは両立できないことを改めて実感した。
グラベルロードとシクロクロスでフレームを共用しているメーカーもあるが、安定性重視のグラベルロードと旋回性重視のシクロクロスを1台で兼ねるのはやはり無理がある

さっそくサイクリストが集う

開通の噂を聞きつけてか、同じように走りに来る自転車乗りが何人もいて、
平日の夕暮れ時だというのに、鍋谷を登って降りるまでの間に5人くらいとすれ違った。

シマノレーシングも練習に使う由緒正しいヒルクライムコース。
和歌山側に抜けるルートでもあるので、これからはまたサイクリストで賑わうのだろうか。

動画

2021年8月現在の鍋谷峠の様子を2分弱の動画にまとめて、YouTubeチャンネルで公開中。

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