いつのまにか4月。日が長くなってきたし、気温もちょうどいい時期。
こんなときに引きこもるのはもったいないので、ZWIFTは控えめにして、外を走る比率を高めている。
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インドアトレーニングの効率
時間あたりの運動量やトレーニング効果を突き詰めると、実走はローラー台を上回ることが出来ない。
ローラートレーニングでは、自宅で自転車にまたがった瞬間からトレーニングメニューを始められるし、降りた瞬間帰宅できる。信号ストップもなければ、下り坂もない。気が済むまで何時間でもペダルを踏み続けられる。さらに、外気温や天候に気を使う必要もない。
実際、ZWIFTのパワートレーニングを中心に取り組んだ2020-21シーズンは昨年より明らかにパワーが出ていたし、レースでは結果も出せた。
それでも、実走をおろそかにはできない。
自転車に乗る練習は実走でしかできない
自転車のレースの順位はゴールした順で決まる。
言い換えると「最も平均スピードの速い選手が勝利する」
どれだけフィジカルが優れていてパワーが出てようが、速く走れないと意味がない。
シッティングとダンシングの切り替えとか、あるいはスムーズに下りを走るとか、もっと基本的な、真っ直ぐ自転車を走らせる技術は、ZWIFTでは養えない。
また、ローラーでパワーの出るペダリングと、凹凸のある実際の路面でバイクを前に進めるペダリングはまた違う。
インドアトレーニングでは筋力や心肺能力を効率よく鍛えられるが、それ以外の効果は望めない。
バーチャルレース専門というのでなければ、やはり実走も十分行う必要がある。
それに、ローラーを回すために自転車を始めたわけではない。自分の力で地上を高速移動するというのは、やっぱり楽しい。