1/10 関西シクロクロス第9戦 希望が丘

年が明けて、2021年最初のレースとなった関西シクロクロス希望が丘。
今回は全日本チャンピオン 沢田時選手が出場。間近で走りを見たかったが一瞬で離され、圧倒的な実力差を痛感した。
その後はパンクもあったが、山中さん、岩田さんとの争いは制して2位でフィニッシュ。

1/10 関西シクロクロス第9戦 希望が丘

コースコンディション:ドライ 土

リザルト:2位/58名(7周回 +2:09 順位3% フルラップ完走47名)

機材

Ridley X-Night Disc 1号車

  • 前輪: NEXTSTAGE CARBON TU / FMB SSC SLALOM GREEN / 1.8bar
  • 後輪: NEXTSTAGE CARBON TU / FMB SSC SPRINT2 GREEN / 1.8bar

Ridley X-Night Disc 2号車

  • 前輪: NEXTSTAGE CARBON TU / FMB SSC SPRINT2 GREEN / 1.8bar
  • 後輪: GIANT CARBON TU / FMB SSC SLALOM GREEN/ 1.8bar

サポート

ネクストステージ(メカニックサポート、ホイールセット貸与)
株式会社クレストヨンド(フレーム・パーツ類へのコーティング)
株式会社チャンピオンシステムジャパン(オーダーウエア)
オルタナティブバイシクルズウルフトゥースチェーンリング
36隊 松井夫妻ほか、知人友人の皆様(ピットサポート)

シクロクロスという競技のサポートについて

2020-21シクロクロスシーズンのサポート体制について

Photo Yuasa

試走と準備

年末年始を挟んで、コロナウイルス感染者数が増加。首都圏には緊急事態宣言が出て、関東のレースはほぼ全てキャンセルされた。
いつシーズンが終わってもおかしくない状況で、これが今シーズン最後のレースになるかもしれないと思って参戦。

希望が丘は脚力を試される上り区間と、テクニカルなシングルトラックが特徴。
2020年度のシクロクロス全日本チャンピオン トッキーこと沢田時選手の地元でもある。

昨年から周回方向が逆になった(約10年ぶりに戻ったと言うべきか)希望が丘。
長い長いと不満の声が出るダートの上り区間は、レーススピードなら1コーナー出口からシングルトラック入り口まで1分15秒、勾配が緩くなる場所までは50秒程度。マキノの最終コーナー~下り区間までのほうがずっと長い。

試走はトッキーと。後ろからじっくり走りを見たけど、動きがスムーズで無駄がない。
難しい場所ではライン取りを何パターンか試してみたり、地元のローカルレースであっても抜かりがない。

レース当日は雪が心配されていたが、幸いにも天気は晴れ。積雪や凍結もなく、無事に会場にたどり着けた。
当日試走でコースコンディションをチェックした限りでは、場所によってライン上が走りやすくなってたり、逆に少し荒れてきていたりするものの大きな変化はなかった。

レースレポート

Photo Shimamoto

全日本チャンピオンの凱旋レースということで、トッキーからコールアップ。関西で暫定首位の僕は2番目に呼ばれ、トッキーの隣からスタート。

コッシーがホールショットを取り、レース序盤のダートを駆け上がる。勾配が緩むポイントまでレースペースなら1分弱。無酸素インターバルがかかる。

パックを牽引するのは村田さん。最初のシングルトラックには村田さん、トッキーに次いで3番手で入る。
昨年末に2連敗を喫した村田さんにはなんとしても勝ちたいが、今回はトッキーの動きに集中。どこまでついていけるか試したい。

トッキーが仕掛けたのは1周目の途中。
トイレ横を通り過ぎて、連続ヘアピンを抜けた先の上り区間で一気に踏み込んでパックから飛び出す。

ピークで一旦は背中が近づいたが、続く連続キャンバーセクションでついた差は二度と埋まらなかった。

後退した村田さんの代わりに上がってきたのは、SDA王滝の元チャンピオンで、東海をメインに参戦する山中さん。
ダートの上り区間で何度突き放しても、下りとコーナーで追いついてくる。

Photo Yuasa

3周目にはオープン参加40分で走るジュニアの二人、柚木伸元&副島達海が追いついてくる。おじさんたちはあっさり追い抜かれ、見送る。

その後、前輪をパンクさせてしまい、キャンバーセクションを過ぎたあたりでフロントがズルズル滑るように。
スローダウンしピットでバイク交換。このタイムロスで、同じく東海の岩田さんに追いつかれる。

バイクを乗り換え、レース後半は、岩田さんを引き連れて山中さんに追いつき、3名でパックを形成。
すると今度は山中さんがパンク。ピットを過ぎてすぐの場所だったので、そのまま後退してしまった。

レース終盤は岩田さんに5~10秒くらいの差。単独とも言えない状況で、ミスやトラブルを起こさないように走る。ここでチェーン落ちとかやらかしたら目も当てられない。

最終周回はそつなくまとめて、優勝のトッキーから2分9秒遅れ、3位の岩田さんに6秒先行して2位でフィニッシュ。
4位以降は、後半猛烈に追い上げてきていた前田選手、昨シーズンの希望が丘で2位入賞の高木選手が続いた。

レースを振り返って

パンクはあったものの、全体として、今の実力相応のリザルトにまとめたな、という感想。
村田さんへのリベンジも果たせたんだけど、レース中直接絡む場面がほぼなかったので、あまり実感がない。

少し気になるのは、レース翌日になっても脚のダメージがそこまでないという点。
ダートの上り区間ではキッチリ踏んでいたが、それ以外の場所で追い込みきれていない気がする。
ペースの作り方、走り方は今後の課題だなぁ。

現在の状況で今後レースシーズンが続行されるのか難しい状況ですが、
来週の関西CX堺にはエントリーしていますので、通常通り開催されるのであれば出場します。

→コロナウイルス感染者増加に伴う緊急事態宣言の再発令により、堺と桂川は中止。堺については、会場を堺浜に変えて2/21に開催予定。

応援・撮影・サポートありがとうございました。