関西CXも終盤戦。第8戦はパワーとテクニックが要求される希望が丘で開催された。
ここは得意なコースで、先頭パックに位置取りしたものの1周目にキャンバーで転倒。
大きなダメージは無かったものの、恐怖心からいまいちコースを攻めきれず、やや不完全燃焼のレースになってしまった。
1/18 関西シクロクロス第8戦 希望が丘 E1
天候:晴れ 14度
コースコンディション:ドライ 草地+土
リザルト:5位/76名(8周回 +1:58 順位6% フルラップ完走51名)
機材
TREK Boone 2号車
- 前輪: Nepest MAUI 45 / Panaracer CGCX + Insert / 1.7bar
- 後輪: Nepest NOVA 45 / Panaracer CGCX + Insert / 1.7bar
※空気圧はPanaracer デュアルヘッド デジタルゲージ基準
コースとセッティング
関西CXシリーズも終盤。第8戦の会場は希望が丘。関西CXではお馴染みの会場だ。
滋賀県野洲市 希望が丘文化公園の敷地内に設営されたコースは、砂利のダブルトラックの登りから始まり、
草地の連続コーナー、キャンバーセクション、根っこが張ったシングルトラックなど、テクニカルな要素も多く散りばめられている。

ここで勝つには、登りでのパワーはもちろん、スムーズにバイクをコントロールするテクニックも要求される。
公園内の遊歩道などを利用する都合で毎年似たようなコースになりがちだが、今年はピットエリア周辺のレイアウトに変更が入り、今まで使っていなかった区間が追加された。

前日試走は暖かく、走っていると暑いくらいの天気。
レース当日は少し気温が下がったもののやはり天候は良く、路面は完全なドライコンディションとなった。
ウエアはワンピースに薄手のインナーウェアのみ。
タイヤは前後CGCXで、空気圧を1.7barにセットした。
レースレポート
今回、有力選手はコータプロこと横山航太、全日本CX5連覇の竹之内悠。また、先日の全日本CXではジュニア優勝の三上将醐(オープン参加)といったところ。
この難しいコースでどこまでついていけるか。
スタート直後、最初の登り区間でコータプロ、コッシーに続く3番手につく。
悠さんや将醐はスタート位置が後ろの方なので、まだ姿は見えない。とはいえ、じきに追いついてくるだろう。
ピット前を通過し、新設されたエリアへ。
大きな木を回り込むようなヘアピンコーナーでは、先頭パックは全員、イン側ギリギリの根っこを突破するラインを選択。

2本目の登り区間を耐えきって、キャンバーセクションへ。
最初のキャンバーは砂っぽい路面。ここは前日に何度も試走して攻略したし、昼試走でもチェックした。前があいていればほぼノーブレーキでいける。
…だが、午後のレースで路面が掘り返され、大きく変わっていた。

コッシーに続いてキャンバーに進入した直後、フカフカになった路面に気づく。
タイヤを取られそうな恐怖から、つい右側(山側)にラインをずらしたのがまずかった。
あっと思ったときにはもう手遅れで、フロントタイヤがスリップして転倒。

ラインを塞いだ私の横を、何事もなかったかのように乗車クリアしていく悠さんが見えた。
続いて、オープン参加の将醐、さらには滉太にも抜かれ、E1のポジションを5番手に落とす。
怪我の方は、擦過傷で右足と右腕がヒリヒリするものの打撲や捻挫は無し。バイクも調子の悪いところはない。気持ちを落ち着けつつ前を追っていく。
キャンバー区間の出口で、今日はいまいちキレがない滉太をパスして4位浮上。ここからはしばらく単独でレースを進める。
3周目、最初の登り区間でコッシーを捉える。
先頭パックで走っていたが、痛恨のパンクでスローダウンした模様。
これを抜いて3番手に上がるが、背後には村田さんが迫る。
2本目の登り区間で村田さんが抜いていく。勾配が強まる場所で仕掛けて来るのはわかっていたが、反応できなかった。
続くキャンバー区間。普段はここでアドバンテージを稼ぐが、1周目の転倒で完全にビビってしまっている。
どうしても攻めきれず、モタついている間に村田さんとの差が開く。
後方から上がってきたタケロウにも抜かれ、5番手まで後退。

レース後半戦に入った5周目。登り区間でタケロウに引っ張ってもらう形で、村田さんをキャッチ。3名からなる3位パックを形成する。

2本目の登りでは村田さんが速く、前に出る隙がない。そして7周目、ついに村田さんを逃がしてしまった。

タケロウとのパックで最終周回。
最初の登り区間で仕掛けてきたが、なすすべもなく、フィジカルの差を見せつけられる形で千切れる。

前とも後ろともギャップが開いている状況。ミスだけはしないように走り、単独5番手でフィニッシュ。

レースを振り返って
希望が丘は得意なコースだが、1周目の転倒を引きずるレースとなってしまった。
転倒は、そのものによるタイムロスよりも、その後に影響する目に見えないロスのほうが大きい。
「もしかしてまた滑るかも…」という不安から、1周あたり数秒は失っていたと思う。
そしてロスを挽回するために脚を使い、終盤で勝負できる余力を残せなかった。
| 周回数 | タイム |
| 0周目 | 0分11秒 |
| 1周目 | 7分23秒 |
| 2周目 | 7分23秒 |
| 3周目 | 7分29秒 |
| 4周目 | 7分24秒 |
| 5周目 | 7分23秒 |
| 6周目 | 7分24秒 |
| 7周目 | 7分27秒 |
| 8周目 | 7分42秒 |
さて、そろそろ気になってくるのが関西CX総合ランキング。
希望が丘終了時、2レースを残して、E1ランキング上位は以下のような状況だ。
| 順位 | 選手 | チーム | 集計点 |
| 1 | 横山 航太 | ペダル | 1070 |
| 2 | 堀川 滉太 | NEBcycling | 950 |
| 3 | 川村 誠 | チーム36隊 | 900 |
| 4 | 村田 憲治 | 岩井商会レーシング | 888 |
| 5 | 腰山 雅大 | Wilde Bikes / 662CCC | 830 |
コータプロが頭一つ抜けているが、2~5位のポイント差は少なく、順位が入れ替わる可能性は十分にある。
| 順位 | 1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | 6位 |
| 獲得ポイント | 200 | 160 | 140 | 120 | 110 | 100 |
来週の関西CX第9戦は砂地獄ことビワコマイアミランド。
応援・撮影・サポートありがとうございました。

