12/13 関西シクロクロス第6戦 美山向山

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関西クロス第6戦は、テクニカルな美山向山。昼試走ではスリックタイヤで走れそうだったコース状況は、直後に降った雨で一変。
山肌を上り下りする路面はスリッピーになり、粘土質の泥がバイクにこびりつく。
レースは、序盤のチェーン落ちで順位を落としたものの、レース後半に先頭復帰。マイアミに続き関西シクロクロス2連勝となった。

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Photo Minami

12/13 関西シクロクロス第6戦 美山向山

コースコンディション:曇り 泥(粘土質)

リザルト:1位/43名(7周回 +0:00 順位2% フルラップ完走30名)

機材

Ridley X-Night Disc 1号車

  • 前輪: CORIMA CARBON TU / FMB SUPER MUD / 1.8bar
  • 後輪: CORIMA CARBON TU / FMB SUPER MUD / 1.8bar

Ridley X-Night Disc 2号車

  • 前輪: NEXTSTAGE CARBON TU / FMB SSC SLALOM PRO / 1.8bar
  • 後輪: NEXTSTAGE CARBON TU / FMB GRIPPO SPEED GREEN / 1.8bar

サポート

ネクストステージ(メカニックサポート、ホイールセット貸与)
株式会社クレストヨンド(フレーム・パーツ類へのコーティング)
株式会社チャンピオンシステムジャパン(オーダーウエア)
オルタナティブバイシクルズウルフトゥースチェーンリング
36隊 松井夫妻ほか、知人友人の皆様(ピットサポート)

シクロクロスという競技のサポートについて

2020-21シクロクロスシーズンのサポート体制について

目次

試走と準備

会場内に駐車するため朝試走前に会場入り。
前日の雨のせいか、それとも霧のせいか、路面は水分が多い。C1の時間帯までに路面コンディションが大きく変わるはずなので、朝試走はパス。
午前中のレースでコースのポイントをチェックしておく。美山のコースは半分がパターゴルフ場の芝で、もう半分が山肌を上り下りする林間区間。山側は粘土質の土で、滑りやすく詰まりやすい。
今年の美山は例年より暖かく、午前のレースが進むにつれて選手の泥はねも少なくなっていく。

昼試走では路面はだいぶ乾き、試走を終えてもジャージに全く泥がはねていないくらいの状態になっていた。
マッドタイヤはやや過剰なので、ノーマルパターンで良いか、いや泥づまりを避けるためにスリックもありか…と悩む。
結局、昼試走時間の都合でスリックタイヤは試せず、メインバイクはノーマルのSlalom、サブはマッドのSuperMudを使うことに。

ところが、昼の試走時間終了後、突然雨が降り始めた。最初はパラつく程度だったが本降りに。1時間ほどで上がったが路面状況は大きく変わり、ドロドロヌルヌルのマッドコンディションに変貌。
M1を観戦していると、だいぶ滑りやすくなっている様子。美山の山側区間は硬い路面の表層が滑る感じで、コントロールが難しそう。

最終的に、スタートバイクの1号車はマッドタイヤ、ピットに置く2号車は前ノーマル後マッド。
美山はシングルピットが2箇所にあるが、バイクの泥づまりで交換することを考えて、山側区間後半の第2ピットに入ってもらった。

レースレポート

ゼッケン1番。前列中央付近からスタート。序盤は飛び出したコッシーに続く形で数名が密集。スタートからしばらくは芝区間だが、土が露出し滑りやすくなっている。巻き込まれると厄介なので早く抜け出したい。

Photo 野中ヒデト

単独のコッシーはスムーズにコーナーを抜けていって、1~2秒の差がついた。1周目は、これを村田さんを先頭にした2位パックで追走する形。村田さんを抜こうとするが、負けじと踏んでくるのでなかなか前に出れない。
山側区間に入り、滑りやすい路面の処理でもたついたところを追い抜いてようやく2番手に。

2周目に入ってもコッシーが先頭。滑りやすい路面なので脚を活かせる場面が少ない。こういうところではむしろ、無駄なく走るテクニックがタイムに響く。
コッシーと会話する余裕もあるのに、2周目に入るコントロールラインで村田さんに10秒差がついていた。

このまま後続との差をチェックしつつ、レース後半飛び出そうかと考えていた所、2周目の山側で追いついてきたのが、去年までジュニア、今年の五條でC1になった大谷玄真。
今期は烏丸半島の9位がベストリザルトで、全くノーマークだったが、いつの間にかすぐ後ろに。しかも、結構余裕がありそう。

Photo 野中ヒデト

コース頂上付近ではBB周りへの泥づまりが気になったが、前にコッシー、後ろに玄真という今の状況でピットに入りたくないので、そのままピットを通過…しようとしたタイミングでチェーン落ち。
ピット出口のすぐ横だったが、ここはギリギリピット区間。ランでコースを逆走してピットインしてバイク交換。

出羽さんから代車を受け取り再スタートしたが、このトラブルで7番手まで順位を落とす。
ピットレーンを往復するタイムロスを考えると、その場でチェーンを戻したほうが良かったかなーと思いながら前を追う。

乗り換えた2号車のタイヤは、前がノーマルのSlalom、後が泥はけ重視のGrippo Speed。後輪が結構噛むので、これはこれで走りやすいし、泥も詰まりにくい。
コースコンディションは相変わらずで、コーナーで転ぶ選手が多い。転倒は大きなタイムロスになるので絶対転ばないように、無駄を最小限にするように走る。
路面が緩いせいでパワーで押し切るセクションはあまり無いのだけれど、踏めるところはは踏んで着実に順位を戻し、残り2周のコントロールライン通過時に玄真を捕まえた。

Photo 野中ヒデト

舗装路の直線で前に出て山側区間に入った直後、玄真が離れてそのまま独走へ。完全に離れてから、最後1周ちょっとで再度バイク交換。転倒やトラブルが無いよう確実に。10秒くらいペースが落ちたが、最終的に37秒差をつけてフィニッシュ。

ネクストステージサポートライダーの湯浅さんもM1で優勝したので、ダブル優勝のピース Photo 野中ヒデト

ラップタイム解析

レース中のGPSログをもとに、スタート直後の本コース合流ポイント山側区間入り口にポイントを設定し

  • 平地区間…セクター1(S1)
  • 山側区間…セクター2(S2)

としてラップタイムを解析した。

201KNS06 mみ美山美山

平地区間(S1)は、バイク交換直後の3周目とファイナルラップ以外はほぼ一定。
山側のS2は、2周目のチェーン落ちで30秒ほどのロスした他は大きなミスもなく安定。ただし、ラスト2周は少し緩めすぎ。

レースを振り返って

直前の雨でコンディションが大きく変わり、パワーよりもテクニックが重要なレースになった。

リザルトを見ると、いつもとは違う顔ぶれ。大幅なタイムロスに繋がる転倒をせず、その上で、滑りやすいコーナーをスムーズに曲がったり、泥の上りでトラクションを掛けたり、不安定な路面でバイクをコントロールする技術がある選手が上位にランクインしている。

僕はというと、コーナーで前輪が流れたり、足をつく場面は2、3度あったが、転倒はゼロ。大きなタイムロスをしなかったので、トラブルで失った時間を取り戻せたんだと思う。

Photo Shimamoto

また、バイクへの泥詰まりも問題になった。山側区間の頂上付近は粘土質の泥が付着しやすく、タイヤが回らなくなったり、ディレイラーが不調になったり、チェーンが落ちたり。
僕もレース序盤のチェーン落ちで大きく順位を落としたが、ディレイラープーリーが泥で渋くなっていたのが原因だった。

こまめなバイク交換に加えて、泥のつかないラインどり、乗車できない区間ではバイクは転がさず担ぐなど、乗り方で対処できる部分もあるので、今後はその辺りも注意して走りたい。

もう一点の反省点は、独走になってからのラスト2ラップ。流石にペースを落としすぎ。上りやコーナーの立ち上がりなど、リスク無く踏める場所でちゃんと踏んでいなかったと思う。
単純なパワーやテクニックだけではなく、こういう走り方も意識しながら残りのシーズンを走りたい。

応援・撮影・サポートありがとうございました。次戦は来週の関西CX第7戦 信太山に参戦します。

…もちろん、レース後は毎週恒例の洗濯峠。ワンピースは単純に洗濯物が減るので、多少楽な気がする。

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