12/6 関西シクロクロス第5戦 マイアミ

全日本選手権は終わったが、関西CXのシーズンはまだ前半戦。第5戦の会場は琵琶湖岸の砂浜を走るビワコマイアミランド。
ゼッケン1番でスタートしたレースは序盤から独走体制に。サンドセクションもロスなくこなし、2位パックとは10秒以上のタイム差を保ったまま優勝。今シーズン2勝目となった。

Photo 片桐 健

12/6 関西シクロクロス第5戦 マイアミ

コースコンディション:晴れ 砂 ドライ

リザルト:1位/56名(7周回 +0:00 順位1% フルラップ完走50名)

機材

Ridley X-Night Disc 2号車

  • 前輪: NEXTSTAGE CARBON TU / FMB SSC SPRINT2 GREEN / 1.8bar
  • 後輪: NEXTSTAGE CARBON TU / FMB SSC SPRINT2 GREEN / 1.8bar

サポート

ネクストステージ(FacebookYouTube)(メカニックサポート、ホイールセット貸与)
株式会社クレストヨンド(フレーム・パーツ類へのコーティング)
株式会社チャンピオンシステムジャパン(オーダーウエア)
オルタナティブバイシクルズウルフトゥースチェーンリング
36隊 松井夫妻ほか、知人友人の皆様(ピットサポート)

シクロクロスという競技のサポートについて

2020-21シクロクロスシーズンのサポート体制について

試走と準備

マイアミの当日試走は砂浜区間が渋滞してマトモに走れないので、反復練習をしたいなら前日試走は必須。
もちろん、前日、当日朝、当日昼、そしてレース本番と、コースコンディションは時々刻々と変わるが、走っておいて損はない。勝つためにできることはやっておく。

試走では、コース全体のリズムを掴みつつ、見るからに難しいセクション、パッと見では大したこと無いけどタイム差がつくセクション、あとはコースコンディションが変わりやすそうな場所をチェック。
晴れが続いたので路面は完全ドライ。タイヤはスリックで決定だろう。砂のときはタイヤの空気を抜くのがセオリーだが、意外とパンクしそうな場所があるのでいつもどおりの空気圧。

レース当日は快晴。12月なのに、インナーウエア無しで走れるくらいの暖かさ。風も弱く、波も穏やか。
昼試走は予想通りカオス。コースは掘り返され踏み荒らされ、マトモに乗車できない。午後のM1, C2/L1でラインができることを祈る。

M1レースを観戦してコースコンディションや走行ラインをチェック後、適当にアップ。
今回、ゼッケンナンバーは1番。スタート招集で最初にコールアップされるので、遅刻しないよう早めに招集場所へ。

レースレポート

時間通り、14時30分にスタート。スタートダッシュは上手く決まり、ホールショット取れたか?と思ったが、1コーナー手前で滉太が先頭に。
特に抜き返す意味もないので、後ろについて、息を整える。後ろには村田さんや山中さんが見える。

スタート後2分。松林の裏のコーナー出口で前に出た。このまま2人パックで後続を引き離したい。

ところが、松林を縫うような砂のコーナーセクションで背後を確認すると誰もいない。2~3秒の差をつけて、村田さん、滉太、そしてコッシーが続く。
うまく抜け出た形になったので、このまま独走を試みる。

コントロールライン手前まで続く長い砂浜区間は単独のほうがラインの自由度が高く走りやすい。ここで結構差をつけたようで、2周目の1コーナー通過時には、村田・滉太パックに10秒の差。
後は差を詰められないよう、集中して走り切るのみ。

Photo 渡辺 晃基

午後のレースでラインが出来て、C1レース序盤では走りやすくなっていた砂セクション。周回が進むと、今度はラインが深く掘れてきてコンディションが悪化し始めた。
メインの砂浜区間の最後が顕著で、レース前半は乗車できていたのが、後半は体力の消耗もあって何度かミス。

砂セクションを速く走るコツは、速く走ること。イージーな区間は脚を回復させ、そのぶん砂場で踏む。
崩れそうな集中力をなんとかキープしつつ、独走のまま最終周回へ。

Photo 片桐 健

大きなミスをしないよう抑えているせいもあって、ピット情報ではタイム差は8秒ほどに詰まったそうだが、最後の砂浜でまた差をつけ、最終的に2位の村田さんから14秒リードしてフィニッシュ。
2位パックは最終的にバラバラになってしまったようで、3位は粘りの山中さん、そして滉太が4位という結果だった。

Photo Shimamoto

レース動画

レースを振り返って

今季2回目の関西CX優勝。独走体制に持ち込んだ後も自分のペースを保ち、後続との差を保ったまま走りきれた。
また、体力が消耗するレース後半はイージーなセクションのペースを抑えてでも砂浜区間に集中することで、結果的にタイムロスを防げたと思う。

一方で、課題は終盤のスピードだろうか。レース中盤、最大23秒まで開いたタイム差は、最終周回の7周目に入るタイミングで9秒まで詰められている。レース周回数があと1周多かったら追いつかれていたかもしれない。

先週の全日本選手権では、満足行く結果が出せず少し弱気になっていた。
暖かいテントと完璧に整備されたバイク、万全のピット体制が提供され、その上で僕自身の調子も良かったはずなのに、リザルトは目標に遠く及ばなかった。

サポートに対して選手ができることは、「全力で走る」ことと「結果を持って帰ってくる」こと。
「あそこまで手厚いサポートをしてもらって、この程度か」とモヤモヤしていたのだけれど、今回の優勝で気が晴れたというか、いつもの調子を取り戻せた感がある。

応援・撮影・サポートありがとうございました。
次戦は関西CX第6戦 美山に出場予定です。