2024年1~12月に買った自転車関連グッズのうち、買ってよかったと思ったものをピックアップ。
今年はシクロクロスバイクの更新(2台)を予定していたが、いろいろとあって、合計5台もバイクを買ってしまった。
出費はともかく、部屋の受け入れ体制が整う前に納車されたりして、とにかく置き場所がなくて大変な思いをした。
2023年版はこちら
シクロクロス TREK Boone(2台)
4シーズン半乗ったRidley X-Nightから乗り換え。
SRAM Apex完成車のBoone 5を2台購入し、速攻全バラ。X-Nightで使っていた11sのGRX Di2を移植したが、この作業が大変だった。Di2標準装備の完成車を用意してほしい…
エントリーグレードのようなパーツ構成のくせに強気価格で、正直かなり割高感があるのだが、フレームの性能は文句なし。
IsoSpeed機構でリヤの衝撃吸収性が高く、荒れた路面でも安定してペダリングできるし、コーナリングスピードもハッキリと速くなった実感がある。
ただしリドレーに比べてBBが低く、よくペダルを引っ掛ける。そのうち転びそうな気がする。
整備性は微妙。まずT47BBは異音こそしないもののBBの選択肢が少ない。そのうち打ち替えるつもりで、中華BBを使用している。
また、ブレーキホースのセミ内装は見た目こそスッキリするが、組付けはそれなりに面倒だった。今シーズン後に訪れる、ヘッドベアリングのメンテナンスを考えると憂鬱になる。
グラベルバイク Cannondale Topstone Carbon 1 RLE / Lefty 1(各1台)
昨年、SuperSix EVOと入れ替わる形でCanyon Grail(初代)を手放し、しばらくグラベルバイクの無い生活をしていた。
ニセコグラベルは借り物バイクで参加していたものの、いい加減自分のグラベルバイクが必要だ…と思い、Cannondale Topstone Carbon 1 RLEを中古購入した。
Topstone Carbonシリーズでは最上位モデルで、コンポはワイヤレスのSRAM Force eTap AXS、カーボンホイールを標準装備するうえ、ライト・レーダー統合システムのSmartSenseまでついてくる(Synapse Carbonと同じもの)。
通勤からグラベルライド、もうやる事はない気がするけどキャンプツーリングまで、オールラウンドに活躍できるバイクだ。
しかしご存知の通り、PONグループの意向でキャノンデール・ジャパンの撤退が決まった。
PON傘下になってからの数年、キャノンデールのバイクは汎用規格を多用し、一般受けするバイクをリリースしていた。
BB30もAiオフセットも、理屈はともかく運用面ではロクでもない規格だったので、ユーザーにとってそれは歓迎すべきことだ。
だが…最後に1台、キャノンデールの魂が宿ったバイクが欲しい。魂とはすなわち、片持ちフォーク「Lefty」だ!
ということで、以前レビューしたTopstone Carbon Lefty 1…の2024モデルを追加で新車購入した。だって撤退セールしてたんだもん。
こちらもSRAM Force eTap AXS XPLRにカーボンホイール搭載。2024年秋のニセコグラベルはこいつで走った。
トップストーンのハイエンド2台体制は頭がおかしい、と関係者の間で噂されたという。
僕もどうかしてると思う。
ただこの2台、フレームは全く同じで、フォークが違うだけなのに乗り比べるとけっこう性格が違う。
そういう乗り味の差を確かめるのは楽しいし、2台買って良かったと思う。
なお、撤退セールに乗っかってトレイルMTBのHabit Carbonも買ったらしい。つまり、2024年はバイクを5台買った。
360度カメラ Insta360 X4
新しいのが出て、スペックが魅力的だったので購入。
以前所有していたInsta360 ONE X2から、2世代ぶりの更新となる。
基本的な機能は同じだが、解像度が合計8Kにアップして高画質化を果たした。
また、マイクの風切り音耐性アップ、レンズガード標準装備、操作感の改善など、かつて不満だったポイントがしっかりブラッシュアップされている。
本体が大型化し、200gを越えたのが難点か。自撮り棒をフルで伸ばすと結構たわむ。
YouTubeのバイクレビュー動画撮影時には手放せないカメラとなった。
ハンディカム SONY FDR-AX45A
シクロクロスのレース動画撮影用に購入。
4Kで高画質撮影が可能…というのはどうでもよくて、タイムコード埋め込みに対応しているという点のみが重要。
すなわち、GoProのオンボード動画と簡単に同期させられるので、毎週のレース動画編集にかかる労力と時間が激減する。
このカメラ導入後、レース動画を1日早く公開できるようになった。去年買っておけばよかった。
2025年の散財計画
自転車の機材は揃ったので、この趣味を楽しむインフラへの投資をしたい。
例えばバイクをいくらでも置ける広大なマイホームとか、長距離遠征も楽々こなせるクルマとか…