レースもイベントも全てキャンセル、という状況で、自分でも意外なほどのびのびと毎日を過ごしていたのだけれど、
ZwiftでMTBレーサーが集うオンラインレースをやるというので、Aクラス(FTP4~5W/kg)にエントリー。
それにしても出場予定選手、FTP5倍超えてるやろ!
5/10 Rising Sun “STAY HOME” Adventure Race A Class
13位くらい?/91名(3周回)
Lynskey SuperCooper
Saris H3 smart trainer
レースは11時からなので、普段のレースと同じようなルーチンで準備。
10時半起床、朝ごはん代わりのジェル吸って、ボトルに水汲んで着替えて、10時50分から5分間のウォーミングアップ。ローラー台のバイクに跨ったままスタート5分前に招集エリアに向かう。
実際のレースと違い、移動時間を考えなくていいしコールアップも無いので、限界まで無駄を省ける。
ふと思い立って、スタート3分前からChildrenを聞いて緊張感と心拍を高めていく。
Zwiftは適当に走ってるだけでゲーム内通貨(Drop)が貯まるという夢のようなシステムなので、連日のズイカツで溜め込んだDropで実際のレース機材と同じEpic S-worksを購入してレースに臨んだ。
全行程がダートのジャングルサーキットはMTBが一番速いということを知ってか、参加者はみんなMTB。
スタートループは下り基調。ここで千切れると挽回できなくなるので、多少無理してでも先頭まで上がる。ダートでは砂埃が再現されるが、人数が多すぎて前が見えない。
本コースのコントロールラインをこえたら、周回コースを3周回。コースは登り、ペースも上がって集団が縦に伸びる。
さすがについていけず千切れて、数名のパックにまとまる。
第2、第3集団だろうけど、それでもコンスタントに4倍以上、上りでは5倍くらい踏んでおかないと遅れてしまう。
踏み込んでからゲーム内で速度が上がるまでラグがあるので、早め早めのペース作りをする。ドラフティングが強力なZwiftでは千切れると終わりなので、気が抜けない。
コースの半分を占める下りは平和だが、残り半分の上りではじわじわペースが上がり、脚のない選手をふるいにかける。
一方で、落ちてきた選手を吸収しつつ最終周回へ。
どこで仕掛けようかと思っていたが、みんな考えることはだいたい同じで、1kmを切ったくらいの平坦でアタック。
そのまま速度を乗せて、コントロールラインまでの上りをもがく。パック内4番手でフィニッシュ。
ゲーム内のオンラインレースながら、なかなか追い込めた。
一人で淡々と練習して、数値とにらめっこする日々が続いていたけど、良い刺激になった。
でも、MTBのレースの醍醐味はパワーだけじゃ勝敗が決まらないことだと思うので、
早く状況が良くなって、自転車の「オフライン」レースが再び開催されることを祈っています。